電動モビリティ「RODEM」で次世代の街巡りを 東京ミッドタウン八重洲

2023年6月14日(水) 配信

RODEMと人力車サービスを提供する「まちモビ」

 東京ミッドタウン八重洲(東京都中央区)はこのほど、新しいモビリティ体験を提供する「まちモビ」を開始した。まちモビは、電動モビリティ「RODEM(ロデム)」と人力車の2種類の移動手段を提供し、八重洲から日本橋エリアをナビゲーターの解説とともに周遊できるサービス。次世代の街巡りツアーが楽しめる。

 ロデムは、全幅69センチ、全長1メートルの小型の次世代モビリティ。イスからの移乗も簡単にできるように工夫するなど、どんな人でも移動が楽しめるユニバーサルデザインで、福祉国家デンマークで製品化された。ロデムを用いた街巡りツアーの実用化は全国初の試み。

 まちモビのロデムツアーは所用時間1時間半で、1台3800円(税込み)。実施時間は、午前10時と午後1時、3時の計3回。同時予約は2台まで。単独で乗車できるのは16歳以上だが、10~15歳は保護者同伴で単独乗車ができる。10歳未満は保護者と同乗可能。

7月16日に車両撮影ツアーを開催 JR西・吹田総合車両所

2023年6月13日(火) 配信

国鉄時代の車両を撮影できる

 西日本旅客鉄道(JR西日本)は7月16日(日)、吹田総合車両所(大阪府吹田市)で車両撮影ツアーを実施する。国鉄時代に活躍していた車両を中心に、車両の魅力を間近で体感しながら撮影が楽しめる。発売は6月15日(木)午前11時から、日本旅行「赤い風船 関西版」ホームページで開始する。

 ツアーは、103系(黄緑6号)の運転台撮影や国鉄型車両の撮影ができる。なお、撮影は屋外からのみ。社員による案内・解説のほか、普段入ることができない社員食堂でグッズ販売や行先表示幕の展示も行う。

 開催は7月16日の午前2回、午後2回の計4回で、募集人員は各回30人。所要時間は約2時間。代金は大人が1人1万2800円、子供(小学生)が1人1万1800円。子供のみの参加はできない。

桑名盛り上げる産業観光施設へ 6月27日に鋳物体験工房オープン

2023年6月13日(火) 配信

鋳造体験工房「Caster Home(キャスターホーム)」

 三重県桑名市の影山鉄工所グループ会社の大洋産業(影山彰久社長)は6月27日(火)、鋳造体験工房「Caster Home(キャスターホーム)」(三重県桑名市)をオープンする。鋳物の街、桑名を盛り上げる産業観光施設を目指す。

 初代桑名藩主である本多忠勝の鉄砲製造をルーツに、400年の歴史を持つ「くわな鋳物」だが、現在その生産の担い手が減少しているという。

 一方、太洋産業は60年以上桑名市で鋳物の水道資材を作り続けており、その文化を絶やしたくないという想いから、鋳造を気軽に体験できる施設を構想。体験工房や社内で次世代を担う若手社員を中心としたプロジェクトが組まれ、2年以上の歳月をかけて完成させた。「鋳物を学べる場所」「鋳物に関わる人がいるところ」「鋳物を身近に感じていただけるように」という理由から、Caster HomeCASTER=鋳造者、HOME=家)と名付けた。

 

 また、3Kと呼ばれることもある鋳物業界のイメージを払拭するため、「ヴィンテージ&ラグジュアリー」をテーマにしたおしゃれな空間に仕上げた。同社は「キャスターホームを通じて桑名に足を運んで鋳造を体験し『くわな鋳物』を知ってもらうことで、地域の文化を盛り上げるお手伝いをしたい」と意気込む。

 施設では、砂で鋳型を作り、そこに溶かしたスズを流し込んで作る本格的な鋳物製作が体験できる。所要時間は約2時間で、金額は3000円(税込み)から。

「ケアンズで旅育」サイトを公開 ケアンズ観光局、旅育プランを紹介

2023年6月13日(火) 配信

ケアンズの自然や文化を分かりやすく発信

 オーストラリア・ケアンズ観光局(マーク・オルセンCEO)は6月13日(火)、子供の「旅育」に役立つさまざまな情報を紹介するサイト「ケアンズで旅育」の日本語版を公開した。ケアンズの自然や文化などを分かりやすく発信するほか、夏休みの家族旅行向けにお得なサービスや、直行便情報も掲載する。

 治安が良く時差も少ないオーストラリア ケアンズへの旅は、子供の初めての海外旅行におすすめという。海・熱帯雨林など大陸ならではのダイナミックな自然体験や珍しい固有動物・植物群との触れ合い、異国の文化体験、食べ物のほか、観光地で行っている自然保護やサスティナビリティツアーを理解するのにも最適なデスティネーションとなっている。

 サイトでは、グレートバリアリーフに住む海ガメ「ケアッピ」が、2つの世界遺産が集まるケアンズの地理や歴史、寄港、自然、動植物、文化などを分かりやすく紹介。小さな子供でも楽しく学べるよう工夫している。このほか、グレートバリアリーフの旅育プランや、動植物に直接触れ合える体験施設などを紹介し、ケアンズならではの旅の計画が立てられる。

東京でソウルを楽しもう! ソウル観光財団がイベント開催へ

2023年6月13日(火) 配信

最新情報発信でソウルへの旅行を喚起

 韓国・ソウル観光財団は6月24日(土)、25日(日)に東京ポートシティ竹芝(東京都港区)で観光プロモーションイベント「2023 Seoul Edition in Tokyo」を開く。“東京で「ソウル観光気分」を楽しもう!”をテーマに、最新のライフスタイル情報などを発信してソウルへの旅行を喚起する。

 イベントでは、ソウルライフスタイルショーケースとして、会場ロビーに設置されたソウル人気スポットの「聖水(ソンス) 」「弘大(ホンデ))」「乙支路(ウルチロ)」「江南(カンナム)」を再現したコンセプトブースで体験プログラムを用意。例えば、「聖水(ソンス) 」ブースでは、パーソナルカラー診断で自分に似合うリップグロスを作ることができる。体験参加者には全員にBTSポスターやショッピングバッグなどをプレゼントする。

 また、ステージではKアイドルのファッションショーやK-POPアーティスト「BTOB」「AB6IX」「クォン・ウンビ」「CLASS:y(クラッシー)」らのコンサートも実施する。イベント自体は誰でも無料で参加できるが、ステージは事前抽選で当選した1600人のみ観覧できる。応募は同財団ホームページで、6月16日(金)午後11:59まで受け付けている。

クラブツーリズム、北海道新幹線ツアー 車両基地や工事現場巡る

2023年6月13日(火) 配信

北海道新幹線の車両基地や鉄道トンネル工事現場を見学できる

 クラブツーリズム(酒井博社長、東京都新宿区)は6月12日(月)、東京・大宮発のツアー「大人の社会科見学!北海道新幹線・函館車両基地特別見学と北海道新幹線トンネル工事現場見学2日間」を売り出した。通常は見られない新幹線の裏側や鉄道トンネル工事現場の最前線を見学できる。

 同ツアーは、鉄旅オブザイヤー実行委員会が主催する「第12回鉄旅オブザイヤー」で、「鉄っちゃん部門賞」を受賞したツアー商品をリニューアルしたもの。北海道旅客鉄道(JR北海道)と、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT鉄道・運輸機構)の協力によって、同社貸切ツアーとして実現した。

 ツアー1日目は、北海道新幹線の函館車両基地に新幹線車両で入場。通常は入れない「函館新幹線総合車両所」と「函館新幹線工務所」を見学できる。入出庫する新幹線の間近での見学と、確認車への乗車体験に加え、新幹線関連設備の見学や説明などを予定する。

 2日目は、2030年度末の完成を目指し、JRTT鉄道・運輸機構により建設が進められている、北海道新幹線の札幌延伸に向けたトンネル工事現場を見学。重機見学のほか、掘り進めているトンネルの先端まで行けるという。

 出発日は8月6日(日)。宿泊は、函館駅直結の「JRイン函館」のトレインビュー客室宿泊プランと、「ホテルリソル函館」宿泊プランの2コースを用意する。旅行代金は8万9900~9万9900円。

【福島県】観光学科の指導職員募集 受験申込は6月29日(木)まで

2023年6月13日(火) 配信 

画像はイメージ

 福島県は、観光ふくしまの復興と創造を担う人材を育成するため、県立テクノアカデミー観光プロデュース学科において、学生指導を担当する福島県職員(職業訓練指導員[観光])を全国から募集している。受験申込は2023年6月29日(木)まで。

 受験資格は、1977(昭和52)年4月2日以降に生まれた人で、「観光関連業務の実務経験を10年以上有する」など。第1次試験は福島県庁で、23年7月21日(金)に実施する。採用は2人程度で、採用予定日は24年4月1日(月)。

 詳しくは、福島県人事課のホームページから受験案内を確認するか、福島県商工労働部商工総務課(電話024-521-7269)へ。

ヘリコプターで花火鑑賞 Airxが「花火フライト2023」発売

2023年6月13日(火) 配信

打ち上げ花火を上空から楽しむ

 プライベートジェットや次世代モビリティ事業などを手掛けるAirX(手塚究社長、東京都千代田区)はこのほど、東京都内で開催予定の花火大会をヘリコプターから鑑賞する「花火フライト2023」を売り出した。上空から打ち上げ花火が楽しめる特別な企画。

 昨年、神宮外苑花火大会に合わせて実施したヘリコプター遊覧は「上空から見る花火は格別だった」「2人だけの時間を楽しめた」など好評だったという。

 現在は「足立の花火大会」「葛飾納涼花火大会」「江戸川区花火大会」の予約を受け付けている。フライトは一部を除き、40分間で料金は1機34万4000円(税込み)。定員は3人で、離着陸場は船橋ヘリポート(千葉県船橋市)。なお、墨田川花火大会フライトは先行予約で完売した。予約や詳細は同社ホームページから。

日本バス協会、清水会長が再任へ 菅前首相が懇親会で登壇

2023年6月12日(月)配信

定時総会のようす

 日本バス協会(清水一郎会長、2333会員)は6月9日(金)、東京・経団連会館で2023年度定時総会を開き、任期満了に伴う役員改選で、清水会長(伊予鉄グループ社長)が再選した。新たに12人の理事が選任され、このうち日本バス協会の山本昇平氏を常務理事に選任した。

清水一郎会長

 清水会長は「バス業界は本当に厳しい状況に追い込まれた。(コロナ禍による)3年間のマイナスを取り戻すには一体何年かかるのか」と危機感を示した。さらに「人手不足の問題は本当に深刻」と訴え、運賃改定によるバス運転者の賃上げをはかる循環が不可欠と会員らに呼び掛けた。加えて、一層深刻化が想定される運転者不足の対策として、外国人運転者の活用を見据えた制度の見直しを求める方針だ。

 乗合バスの赤字問題については、要因となる地域ブロック平均単価の実勢単価への変更など、支援の抜本的拡充を今夏の概算要求に盛り込むよう強く求めたいと述べた。

 このほか、貸切バスの運賃改定や、悪質事業者の退出に向けた運行管理の義務付けの強化、EVバスの補助金拡充、本格的なキャッシュレス化などの実現に向けた要望に注力する構えだ。

 最後に清水会長は「9月20日のバスの日をもって、日本のバスが始まって120年を迎える。今年は夢のある発信をしていきたいと思っている。色んな広報活動を通じてバスで働きたい、あるいはバスに乗りたいとなるよう発信していきたい」と力を込めた。

菅義偉前首相

 総会後に懇親会が開かれ、菅義偉前首相をはじめ、会員や国会議員らが多く参加した。菅前首相は「バス事業120年を記念する年のお祝いと、公共交通として路線維持に大変な努力をして、地域の足を確保する皆さんを応援したい思いで駆けつけた」と説明。コロナの収束により国内旅行、インバウンドともに回復基調にあると語り、今後のバス業界に向けて応援の言葉を贈った。

小児通常運賃が最大で40%割引 ソラシドエア、夏の家族旅行応援

2023年6月12日(月) 配信

家族で夏休みに旅行へ

 ソラシドエア(髙橋宏輔社長、宮崎県宮崎市)は6月14日(水)から、期間限定で「家族を応援!夏休み小児運賃セール」を実施する。全路線対象で、小児通常運賃が最大で約40%割引になる。

 夏休み期間の7~8月が対象搭乗期間で、家族で夏の旅行を楽しんでもらうのが狙い。12歳以上にはバーゲンセールも用意し、家族で運賃を組み合わせて利用すると通常よりもお得に利用できるという。

 機内では子供向けソラシドエアオリジナルグッズを用意するほか、ポケモンの特別塗装機「ナッシージェット宮崎」に乗れるチャンスも。同ジェットの運航スケジュールは同社のサイトから確認できる。