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来秋、駒ケ根市に体験型施設「くらすわの森」開業 養命酒製造

2023年6月28日
営業部:古沢 克昌

2023年6月28日(水) 配信

オープン予定の「くらすわの森」

 養命酒製造(塩澤太朗社長、東京都渋谷区)は今年、会社創立100周年を迎えた。100周年を機に、養命酒駒ヶ根工場内(長野県駒ケ根市)にある「養命酒健康の森」をリニューアルし、新たに「くらすわの森」をオープンする。全施設のグランドオープンは2024年秋ごろを予定。また、グランドオープンに先駆け、カフェ、ショップ、ベーカリーとして「くらすわ駒ヶ根店」をリニューアルしている。

 会社創立100周年の日、23年6月20日(火)に「くらすわの森」のオープン記念式典を行った。年間30万人の来場を目標に据え、将来は100万人規模の来場者を目指している。「くらすわの森」は、レストランやハム・ソーセージ工房、マルシェ、菓子工房、ベーカリー&カフェ、ショップが集い、森のプレイパークや森のライブラリー(図書館)なども含めて、おいしい体験、たのしい体験、すこやかな体験を通して「すこやかさ」を提供する施設になるという。

 くらすわは、10年に長野県の諏訪湖畔に開業した「くらすわ本店」からスタート。開業当時は「地産地集」というコンセプトを掲げ、信州の良いものを同社の目利きで探し、アレンジして提供してきた。くらすわオープン10周年を機に、松本にあった店舗を「和ダイニングくらすわ」としてリニューアルオープンしたほか、ブランド露出を高めるため、県外初出店として東京都に「くらすわ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店」をオープンしている。

 「くらすわの森」の所在地は長野県駒ヶ根市赤穂16410。中央自動車道「駒ヶ岳スマートインター」から車で約5分、同「駒ヶ根インター」から約15分。敷地面積は13万8千平方メートル。

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