電子書籍「町田観光ガイドブック」発行 ペーパーバックで印刷も可能

2024年5月26日(日) 配信

町田観光ガイドブック

 町田市観光コンベンション協会(清水行雄会長、東京都町田市)はこのほど、2011年に発行し、増刷も重ねた人気のガイドブック「町田観光ガイドブック」を改版し、電子書籍として発行、さらにペーパーバック版の販売も始めた。

 同書は、町田市内を16のテーマとエリアに分けて、地図とおすすめスポット、コラムなどで紹介している。

 改版にあたっては、10年の間にオープンした町田薬師池公園四季彩の杜西園や、南町田グランベリーパークなど新たな観光スポットをはじめ、ショッピングや食事ができる施設の情報、文化やスポーツなど、既存本にはなかったコンテンツを追加した。

 「あえて散策ルートは入れず、スポットを巡る数や順番は自由。四季ごとに見える景色も変わるので、自分でコースを作って、何度でも巡って楽しんでいただける1冊」(同コンベンション協会)としている。

 カラー144㌻、amazon.co.jpで販売。電子書籍1800円、ペーパーバック版2200円(仕上がりA5判)。

六本木ヒルズで「花とゆめ」展を開催中 創刊50周年記念で作家74人の原画200点集結

2024年5月25日(土) 配信

アニバーサリーケーキタワー

 名作から連載中の作品のマンガ原画が一同に会する展覧会「創刊50周年記念 花とゆめ展」が5月24日(金)から、東京・六本木ヒルズの東京シティビューで開かれている。白泉社、産経新聞社の主催。

 同展は「パーティー」をテーマに総勢74人の作家による約200点のマンガの原画が展示されている。開催を前に行ったトークショーで「花とゆめ」元編集長で現編集部長の高田英之氏は見どころについて、「歴代の名作の原画が一堂に集うのは今回が初めてでは。編集部ですでに見たことのある原稿のはずなのに、額装されると改めて生の原稿の持つ力ってすごい、と思わされる」と語った。

 また、現編集長の長谷川貴広氏は「みなさん本当に魂を込めて描かれているものばかり」とし、「普遍的な名作ばかりなので、自分が知らない時代の作品も読んでもらえたら」とアピールした。

展覧会会場内のようす

 会場のエントランスには歴代名作バナーとともに、巨大なアニバーサリーケーキタワーが配置され、キャラクターの等身大パネルやコミックスの表紙に入り込めるフォトスポットも用意する。

 作家や作品の知られざるエピソードを編集部員がこっそり語る「編集部の小窓」や、漫画家・草凪みずほ氏、福山リョウコ氏のデスクを再現したコーナーも設ける。展示室の最後には黄金の「パタリロ」像が鎮座し、名言満載の「パタリロ!おみくじ」を引くことができる。

 会期は6月30日(日)まで。開館時間は午前10時~午後10時まで。入館料は日時指定券で、平日は一般が2200円、土・日・祝日は2400円。

28年に「温泉文化」をユネスコ無形文化遺産登録へ 全国推進協議会が初の総会開く

2024年5月24日(金) 配信

青柳正規会長

 昨年4月に設立した「『温泉文化』ユネスコ無形文化遺産全国推進協議会」(会長=青柳正規・元文化庁長官、110会員)は5月24日(金)、東京都内で初の総会を開いた。2026年の国内候補決定、28年にユネスコ無形文化遺産登録を目指す。

 また、全国的な機運を高めるために25年の年初までに100万筆の署名を集め、賛同者の輪を広げていくことを確認した。

 青柳会長は「火山の国である我が国は、温泉という素晴らしい恵みをもたらされている。世界的にも日本の温泉文化ほど洗練され、充実しているものはないと思っている」と述べた。この完成度が高い温泉文化がユネスコ無形文化遺産に登録されるには、「全国からの支援が大変に重要。100万筆を上回る賛同者を得て、それを力に登録を目指していきたい」と意気込んだ。

(左から)全旅連・亀岡勇紀専務理事、日本旅館協会・大西雅之会長、山本一太群馬県知事、青柳正規会長、全旅連・井上善博会長、全旅連・塚島英太青年部長

 署名活動は、全国の旅館で宿泊客をターゲットに展開している。100万筆の署名が達成すると、内閣総理大臣にも要望する予定。

 現在、登録を応援する知事の会(会長=平井伸治・鳥取県知事)には37道県が参画し、登録推進議員連盟(衛藤征士郎会長)には自民党91人、公明党36人の計127人が参画している。

「温泉文化大使」100人任命へ

 さらに今年度は、影響力の大きい温泉関係団体のリーダーなどを「温泉文化大使」として100人を目途に任命していき、あらゆる場面で温泉文化の価値や魅力をPRしてもらう考えだ。

ロケツーリズム協議会、今年度初会合開く 「聖地巡礼の仕組み生む」

2024年5月24日(金) 配信

22の地域と56人の制作者などが集まった

 ロケツーリズム協議会(藤崎慎一会長、東京都港区)は5月23日(木)、渋谷キューズ(東京都渋谷区)で今年度初の会合を開いた。

 藤崎会長は「国内外に向けた聖地を増やしながら、聖地巡礼の仕組みが生まれるよう取り組んでいく」と今年度の抱負を述べた。

藤崎慎一会長

 会合では、22の地域と56人の制作者によるマッチング大会が開かれた。ロケ地を探す制作者と、地域の魅力的なロケ地候補をPRしたい受入担当者が意見を交換。岐阜県飛騨市の都竹淳也市長や静岡県下田市の松木正一郎市長など7人の首長も先頭に立ち、ロケを誘致した。

都竹淳也市長(写真中央)もロケを誘致した

 マッチング大会を終えて、松木市長は「下田は海で有名だが、制作者に街もあることを知ってもらえた。交流をはかることで、将来的な(ロケ誘致の)可能性も生まれるだろう」と感想を述べた。

 都竹市長は「観光誘客は制作者との関係を築くなかで効果が表れる。マッチング大会で魅力的な作品制作ための関係構築が、地域の発展につながると考えている」と話した。

【人事】日本旅行の役員人事(6月26日付)

2024年5月24日(金) 配信 

日本旅行派6月26日付の役員人事を内定した

 日本旅行(小谷野悦光社長)は6月26日(水)付の役員人事を内定した。なお、臨時株主総会で正式に決定する予定だ。併せて、執行役員の選任、執行役員の業務分担などを決定した。

 【新任】取締役 澤田博之(東日本旅客鉄道マーケティング本部くらしづくり・地方創生部門観光流動創造ユニットリーダー)

取締役 渡邉実典(東海旅客鉄道東海鉄道事業本部運輸営業部担当部長)

取締役兼常務執行役員JR横断ソリューション本部長 倉重雅彦(西日本旅客鉄道鉄道本部CS戦略部CS推進室瑞風事業ユニット長)(6月19日付 日本旅行常務執行役員JR横断ソリューション本部長就任予定)

 【退任】現・取締役 小崎博子

現・取締役 安齋辰哉

現・取締役兼常務執行役員 JR横断ソリューション本部長 皆川真寛

屋内アスレチック施設「トンデミ枚方 枚方モール店」 9月上旬にオープン

2024年5月24日(金) 配信

「トンデミ枚方 枚方モール店」は9月上旬に開業する

 バンダイナムコアミューズメント(川﨑寛代表、東京都港区)は、屋内アスレチック施設「トンデミ枚方 枚方モール店」(大阪府枚方市)を、9月上旬に開業予定の京阪電車 枚方市駅直結「ステーションヒル枚方」の商業エリア「枚方モール」に出店する。現在、千葉県・東京都・神奈川県・愛媛県で運営しており、関西では初出店となる。

 「トンデミ」は、さまざまな遊び方ができるトランポリンエリア、大人から子供まで楽しめるクライミングウォールエリア、ロープウォークエリアなどのアクティビティを満喫できる屋内アスレチック施設。

 国内5店舗目の出店となるトンデミ枚方では、枚方モール店の特徴である高い吹き抜けを生かしたアクティビティを設置する。

日本観光振興協会関東支部が11人を表彰 観光振興事業功労者「関東支部長表彰」

2024年5月24日(金) 配信

5月21日の総会内で表彰式を実施した

 日本観光振興協会関東支部(小川治彦支部長)は5月21日(火)に東京都内で開いた2024年度の通常総会の会場内で、観光振興事業功労者関東支部長表彰を行った。今年度は11人が受賞した。受賞は次の各氏。

                  ◇

 【茨城県鈴木勝家(筑西市観光協会会長、茨城県観光物産協会理事) 30年以上の長期にわたり、観光・物産事業の発展のため、下館祇園まつりをはじめ伝統文化の活用など地域資源を生かした観光地づくりに強いリーダーシップを発揮した。

 【栃木県福田治雄(宇都宮観光コンベンション協会副会長、栃木県観光物産協会副会長)宇都宮観光コンベンション協会の副会長として20年以上観光振興に取り組み、駅東口地区の再開発や大谷地区の振興など、新たな観光施策を実施して県都宇都宮市の観光客の掘り起こしなどに尽力した。

 【群馬県小林信彦(大蔵坊こばやし社長、群馬県観光物産国際協会理事)観光施設・土産品販売の家業を経営するかたわら、群馬県観光施設協会会長および榛名観光協会榛名湖支部支部長として強いリーダーシップを発揮している。

 【埼玉県斉之平伸一(春日部市観光協会会長、埼玉県物産観光協会副会長)自社(三州製菓)の経営では人を生かす経営で黒字を継続したほか、多くの経営者に指導することで地域経済の発展に貢献。その功績が評価され、「渋沢栄一賞」や「男女共同参画社会づくり功労者」を受賞している。

 【千葉県三枝紀生(京成電鉄相談役、千葉県観光物産協会副会長)長年、千葉県内の運輸発展に励み、安心・安全な公共交通機関の発展に取り組むとともに、東京都内と成田国際空港を結ぶ新ルート「成田スカイアクセス」の開業に携わった。

 【東京都小澤徳郎(青梅市観光協会会長)青梅市観光協会の会長として、地域の観光振興に尽力し、とくに2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた「おうめ観光戦略」の策定に貢献した。近隣との広域連携を推進し、観光型MaaSの実証実験など新たな取り組みにも積極的に参加し、多岐にわたる活動を展開した。

 【神奈川県湯浅裕一(湯浅紀伊国屋本店社長、神奈川県観光協会理事・副会長)藤沢市観光協会会長などとして、江の島の魅力を高める「江の島流鏑馬・武者行列」をはじめとする産官学連携を基軸とした新たな観光コンテンツの創出などを通じ、藤沢市の観光振興と地域活性化に貢献した。

 【新潟県青柳安彦(十日町市商工会議所きもの部会長、十日町市観光協会前会長)織物事業の経験をもとに、「きものの街十日町」の認知を高め、市内外からの
来訪機会を創出した。また、十日町市観光協会長として、国内外に十日町市の魅力を広めるとともに、観光産業の振興に多大な貢献をした。

 【長野県唐木一直(南箕輪村観光協会元会長、南箕輪村元村長)大芝高原の整備などを推進し、「道の駅大芝高原」を開駅、観光イベントの開催により大芝高原の魅力の創出と利用促進に努めた。また、トレイルランニング大会も開催し、経ヶ岳の観光地としての利活用を高めるなど村の観光振興に貢献した。

 【山梨県笹本健次(常盤ホテル社長、湯村温泉旅館協同組合理事長、やまなし観光推進機構理事)やまなし観光推進機構の理事や県旅館ホテル生活衛生協同組合理事長を務め、山梨県観光振興に長年尽力している。また、湯村温泉旅館協同組合理事長として甲府観光開発の設立に尽力し、湯村温泉の名称を「信玄の湯 湯村温泉」に変更し、武田家ゆかりの潜在価値を前面に出し、知名度の向上をはかった。

 【静岡県稲葉明久(陽気館専務取締役、伊東観光協会会長、静岡県観光協会理事)伊東の観光振興に携わり、官民協力連携をはかり、伊豆地域のリーダー的な存在として観光客誘致に大きく貢献した。また、台北市のアジア太平洋温泉発展協会
のメンバーとして、静岡県の魅力を発信し、台湾との友好親善とインバウンド誘
客を積極的に取り組んだ。

周辺地域の小・中学生に伊丹へ親しみを 滑走路のウォーキングなど楽しむ

2024年5月24日(金) 配信

7月6日にランウェイウォーク開催

 関西エアポートは7月6日(土)に大阪国際(伊丹)空港で「ITAMIランウェイウォーク」を開く。周辺地域に住む小学生・中学生に空港の仕事内容や安全管理に興味を持ってもらい、伊丹空港へ親しみを感じてもらうのが目的。滑走路でのウォーキングや記念撮影が楽しめる。

 参加者の対象は周辺地域の大阪府池田市、吹田市、豊中市、箕面市、兵庫県芦屋市、尼崎市、伊丹市、川西市、宝塚市、西宮市の10市内に住む小・中学生とその保護者。高校生と未就学児は参加できない。1グループは保護者含め4人まで。

 募集は5月31日(金)~6月4日(火)まで、ホームページ内で受け付けている。人数は85人。当日のイベントは午前4:50~7:10。

東京都「観光事業者のための災害時対応力向上セミナー」 6月25日(火)、オンラインで開催

2024年5月24日(金) 配信

東京都は6月25日(火)、「観光事業者のために災害時対応力向上セミナー」を開く

 東京都は6月25日(火)、東京都内の観光事業者や観光関連団体に向け、「観光事業者のための災害時対応力向上セミナー」をオンラインで開く。

 東京では、首都直下地震や風水害、火山噴火など、いつ起きてもおかしくない災害への徹底していくことが重要とし、とくに旅行者が訪れる観光施設では、災害が発生した場合、日本人だけではなく外国人に対しても、避難誘導や多言語での情報提供が必要となる。

 同セミナーでは、災害時における旅行者への適切な対応に役立つ知識やノウハウなどを紹介する。

 基調講演はやまとごころの村山慶輔代表が、「インバウンドの最新動向と観光事業者の災害時対応」について話す。

 また、日本旅行業協会の野浪健一国内旅行推進部長が、観光産業における災害時の情報プラットフォームについて紹介する。

 アールシーソリューション事業推進室の大本凜氏は、訪日外国人向け災害情報提供アプリ「Safety tips」の紹介や利用状況について話す。

 セミナーは、6月25日(火)の午後2時~午後4時。定員は先着順で50人。参加費は無料。申し込みは6月24日(月)まで。

ゴリ&INI松田迅、王道とトレンドを紹介(るるぶ沖縄ベスト’25)

2024年5月24日(金) 配信

「るるぶ沖縄ベスト’25」表紙

 JTBパブリッシング(盛崎宏行社長、東京都江東区)は5月29日(水)、「るるぶ沖縄ベスト’25」を売り出す。沖縄出身の“王道島人”としてお笑いコンビ・ガレッジセールのゴリさん、“トレンド島人”にグローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)の松田迅さんが誌面に登場。2人が選んだ沖縄のオススメスポットを紹介している。

 沖縄ツウの2人が、読者にオススメの「ベストオブ沖縄」を選び、知る人ぞ知るディープな飲食街や仕事で喜ばれた沖縄土産、INIのメンバーを連れて行きたいスポットなど、島人ならではのオススメを紹介する。2人がそれぞれの視点で沖縄を語った特別インタビューも掲載している。

 このほか、話題の沖縄そば店から、大注目の夜スイーツまでまわれる「王道プラン」「トレンドプラン」の2コースを掲載。グルメ、カフェ、ビーチ、おみやげ、リゾートホテルなどの各テーマで「王道」と「トレンド」を切り口に、マストスポットを約40ページにわたって特集する。

 定価は1188円(税込)、AB判。全国の書店、ネット書店で販売する。