西日本最大級のアスレチック施設 滋賀・農業公園に3月登場

2019年2月18日(月)配信 

子供から大人まで楽しめる巨大アスレチック施設

酪農・ふれあい・体験をテーマに自然の中で遊びを通じて感性を育む「滋賀農業公園ブルーメの丘」(滋賀県蒲生郡)に、西日本最大級の巨大アスレチック施設「アルプスジム」が2019年3月1日(金)にグランドオープンする。

アルプスジムについて

アルプスジム

 アルプスジムは4層構造、高さ17㍍と西日本最大級のアスレチック施設。自然をモチーフにしたドイツ製のスタイリッシュなデザインで、木材を多く取り入れた72のアトラクションと展望台を有する。

 本格的なボルダリングから自転車で一本橋を渡るアトラクション、ユーモラスな休憩所でひと休みなど、子供から大人まで飽きさせない工夫があちこちに散りばめられている。決まったコースが存在しないため、利用者は自由にクライミングアトラクションを選択することができ、混み合うことなく効率よく楽しめる。

自転車で一本橋を渡るアトラクション

アルプスコース(2F・3F・4F)

一般(中学生以上)3,000円、小学生2,000円、学割2,500円

一般団体 1人あたり2,500円

学校団体(小、中、高) 1人あたり2,000円

※利用時間は60分(安全器具装着、安全講習時間含む)

※身長125㌢㍍、体重120㌔㌘未満の人が利用できる

※140㌢㍍未満は同伴者が必要

キッズコース(1F)

一周600円

※3歳以上、身長100㌢㍍以上140㌢㍍未満、体重40㌔㌘未満の人が利用できる

※未就学児については保護者が必要(無料)

展望台(定員50人)

一人300円 ※3歳から有料となる

滋賀農業公園ブルーメの丘について

 ブルーメの丘は、酪農・ふれあい・体験をテーマに、自然の中で遊びを通じて感性を育む公園。昨年春にカンガルーやカピバラ、エミューが新たに仲間入りした。動物とのふれあいを通じて、心と身体に安らぎを提供し、命の大切さと多様性を実感できる。加えて、広大な牧草地に牛や馬、羊、山羊を放牧している。

 体験コーナーでは、ピザやミルク食パン、ソーセージなどを作るグルメ体験やジェルキャンドル、ハーバリウムをはじめとするクラフト体験など、家族みんなで楽しむことができる。

施設概要

施設名:滋賀農業公園ブルーメの丘

所在地:〒529-1628 滋賀県蒲生郡日野町西大路843

営業時間:

 平日 午前10:00~午後5:00

 土日祝 午前9:30~午後6:00(季節により変動あり)

休園日:

シーズン中 毎週水曜日

 ※水曜日が祝日の場合は営業する

 ※春休み、GW、夏休みは営業する

冬期期間中 毎週水曜日・木曜日

 ※冬休みは営業する

 ※降雪などで臨時休園となる場合がある

URL以下のページリンクから

貴乃花光司さんの振る舞いちゃんこも! 「福魂祭」3月11日(月)福島で

 2019年2月18日(月)配信 

 

福島県最大の慰霊祭、感謝のセレモニー、そして、福島を想うアーティストライブを行うイベント『福魂祭(ふっこんさい)』が今年も3月11日(月)に開かれる。当日は先着1千杯限定で貴乃花光司さん(元貴乃花親方)が特製ちゃんこを振る舞う。

「福魂祭2019」について

 鎮魂、感謝、再生をテーマに、福島県最大の慰霊祭、感謝のセレモニー、そして、福島を想うアーティストライブを、東日本大震災当日3月11日(月)に開催する。

貴乃花光司さん(元貴乃花親方)の振る舞いちゃんこ
 先着1千杯限定の貴乃花部屋特製ちゃんこを貴乃花光司さんみずからが前日から仕込み、当日に無料で振る舞う。

アーティストライブ
 原発被害に負けず、未来に向かって進むためのアーティストによるライブ。小柳ゆき、花*花、hitomi、中村あゆみらが出演予定

出店ブース
 飲食・物販・展示:約7ブース以上(ケータリングカー含む)

スケジュール
午前11:30  ステージホール開場
午前11:30~ 屋台コーナー(午後8:00まで)
午後 0:15  開演 東日本大震災追悼式典
          黙祷 出演者・来場者全員での黙祷
          福島を想うアーティストライブ
午後 5:30頃 キャンドルナイト
午後 9:00  終演予定

開催概要

名称   : 福魂祭2019 ~Fukushima Soul 2019~
       今こそ絆 子供たちと共に未来を創ろう
日程   : 2019年3月11日(月)/雨天決行・荒天中止
時間   : 午前11時30分-午後9:00
料金   : 4,500円(税込) ※収益金の全ては寄付される
場所   : ビッグパレットふくしま 多目的展示ホールほか
       福島県郡山市南2丁目52番地(TEL:024-947-8010)
アクセス : JR東北新幹線・郡山駅下車
       タクシー:駅前より約15分
       バス  :駅西口「1番ポール」から乗車、「ビッグパレット」下車
            ※所要時間約15分(片道運賃:300円)
            ※(栄町)柴宮団地行き以外に乗車

 

 

「提言!これからの日本観光」 “新”観光列車考

2019年2月17日(日) 配信

京都丹後鉄道「あおまつ」

このほど京都市北部を走る叡山電鉄に新しい“観光列車”「ひえい」が登場した。沿線の比叡山と鞍馬山から発する「気」の循環を象徴する「円」にこだわったというユニークな内外装が特長だ。

 電車前面に大きく「円」のシンボルを掲げ、車窓もドア窓もすべてにおいて楕円にこだわったという奇抜なデザインが目を引く。車内の座席も観光を重視した特別仕様で一躍人気列車となった。特色は日常のダイヤに組み込まれ、特別な料金なしで定期客も自由に乗れることである。運行時刻は駅に掲示されているので、それを待つ人も多い。ただし、運行区間は出町柳駅、八瀬比叡山口駅間の約5㌔で所要時間はわずか15分、全国最短距離、最短運行時間の“観光列車”ではなかろうか。

 同じ京都府で京都丹後鉄道の観光列車に“丹後三兄弟”という新観光列車グループが登場した。「あかまつ」、「あおまつ」、「くろまつ」と命名された3両の気動車で高名なデザイナーによる内外装の“観光列車”である。車内も「松」にこだわり、木のぬくもりを感じさせる。この3両のうち、「あおまつ」は他の2両が車内での供食サービスなどを伴う特別料金、事前予約制の“観光列車”であるのに対し、定期運行ダイヤに入り、すべて自由席で誰でも乗車券、定期券のみの特別料金なしで利用できるのが珍しい。高校生などが豪華な車内で談笑したり、勉強したりしているのも微笑ましい。丹鉄“観光列車”の宣伝役も果たしており、乗車した地元の人が口コミで“観光列車”の話をしているのを聞いて、地元の人たちも有料の「あかまつ」、「くろまつ」も利用するようになったと聞く。

 次の例は、千葉県のいすみ鉄道だ。大原、上総中野間、26・8㌔を毎週末に運行する“キハ28・キハ52”観光列車である。キハとは旧国鉄の気動車の記号であり、それをそのまま列車名にも使っている。そして、「26・8㌔の間、あの頃に戻れます」をキャッチフレーズに、いわば懐古調のレトロ列車に仕立てた。したがって、内外装とも、昭和40年代製作当時の旧国鉄時代そのままのボックスシートで、キハ52は自由席で急行券を購入すれば、簡単に乗車できる。

 以上の3例に共通しているのは、特別料金なし、予約不要で気軽に乗車できる点である。今、観光列車はJR各社を中心にまさに百花繚乱の盛況で、百種を超える。しかし、そのほとんどが豪華列車や食事付の高度な車内サービスを指向しており、乗車の際もツアー参加型、企画商品型等特別な申込み方法や運賃のほか、特別料金が求められている。有名“観光列車”のなかには乗車に数十万円の支払いが必要なものもあるが、それさえ、抽選制をとるほど好評である。その反面、上記のようないわば大衆観光列車があらわれたことに注目をしたい。“観光列車”も、もはや特別な列車ではなく、気軽に利用できる列車の一形態として定着したとの感慨を禁じ得ない。

須田 寛

日本商工会議所 観光専門委員会 委員

 
須田 寬 氏

 

「井川今日子のおもてなし接客術(35)」新入社員研修8つの心得

2019年2月16日(土) 配信 

研修会のようす(画像はイメージ)

新入社員を迎える4月が目前に迫り、新入社員研修をどうするか検討している宿も多いと思います。
 旅館のスタッフ研修を専門に行い、毎年新入社員研修も担当させていただく私から、各宿の新入社員研修で、是非取り組んでもらいたい8つの項目をお伝えします。
  1.宿の予約体験
 まず、実際のお客様と同じように、インターネット経由で自宿の予約を体験してもらいます。予約する時に、お客様がどのような情報を入力する必要があるかを理解するとともに、分かりづらい点があればそのことを報告してもらいます。
 
  2.宿の宿泊体験
 スタッフ研修をしていると、「自宿の会席料理を食べたことが無い、お風呂に入ったことが無い」という声をよく聞きます。これはあまりにも無責任で、スタッフ失格ですので早期に体験してもらいます。
 また、自宿に泊まったことのない人の視点は宿側にとっても貴重で改善につなげられることも多いので、気が付く点を報告してもらうと良いでしょう。
 
  3.旅館業界の動向
 旅館で働く以上、旅館業界の動向を把握しておくことが望ましいです。「全国に旅館が何軒あって、それが30年前と比較してどうなのか」や、「旅館が衰退していった原因は何なのか」など大まかなことは教えておくと良いでしょう。
 
  4.旅館の利益構造について
 利益について知ってもらい、会社の設備・備品を大切にする意識を持ってもらうとともに、会社が利益を上げることや、スタッフが給料をもらう大変さを理解してもらいます。
 
  5.宿の歴史、こだわり、コンセプト
 歴史のあるところは、前身や創業年、何代目かなどの沿革を伝えます。コンセプトなどは全スタッフで共有し、日常業務のなかでもその点を意識して行動してもらいます。
 
  6.地域の歴史・文化について
 地域の歴史文化について理解を深めてもらうことは、お客様をリピーターに結びつけたり、商品企画やサービスの幅を広げるうえでも役立ちます。
 
  7.基本接客・おもてなしについて
 旅館業は究極の接客業と言われるくらいですので、基本接客は早々に身に付けておく必要があります。また、おもてなしについての理解も深めてもらい、顧客満足が提供できるスタッフを目指してもらいます。
 
  8.各配属先の業務について
 いずれの部署でも、体系的にまとめたマニュアルをベースに業務の流れを把握してもらい、ロールプレイングや実践練習を繰り返します。
 研修も接客だけではなく、業界やマーケティング(販売方法)、数字についての教育も行い、バランスの取れた視点を養うことをお薦めします。外部講師を招いての研修をご希望の方は、お問い合わせ下さい。

(おもてなしコンサルタント 井川 今日子 )

コラムニスト紹介

井川 今日子 氏

おもてなしコンサルタント 井川 今日子 氏

大学で観光学を学んだ後、船井総合研究所を経て、10年に観光文化研究所入社。全国の旅館や観光協会を中心に、女性の感性を活かした集客・固定客化支援で活躍中。商品戦略や販売促進、現場接客サービスなど多岐にわたり提案。

「津田令子のにっぽん風土記(46)」格闘技を通じた出会いを大切に~埼玉県川口市編 ~

2019年2月16日(土) 配信

プロレスに出会った4人の女性たちの物語「ラリアットな女たち」
作家 こにし えみさん

 
こにしえみさんの小説「ラリアットな女たち」は、プロレスに出会った4人の女性たちの物語だ。テレビでプロレスラーに興味を持った女子高生、キャバクラからプロレス選手に転向した女性、プロレスを習いながら子供を育てる女性、憧れの男子を追いかけてプロレスを習う少女などが登場し、彼女たちの成長が描かれる。

 
 こにしさんは5年前、埼玉県川口市にある自宅近くの総合格闘技ジムに「フィットネス感覚」で通い始めた。仕事がうまくいっていない時期だったが、そこでの出会いが「自分にとって大きかった」と話す。

 
 周りの人が頑張る姿を見て、2年前からは試合出場を想定した、より厳しいトレーニングを始めた。「自分でやってみることで、リングに立つ人の気持ちが分かってきました。その面白さをもっと知ってもらいたい」と、今回の小説を書いたきっかけを語る。格闘技に詳しい人からは読後に「マニアックすぎないか」と心配されたが、詳しくない人からは「格闘技に興味を持った」「見方が変わった」と反響があった。ジムに通う人から「試合に出てみたくなった」と言われたこともうれしかったという。

 
 小説の冒頭は、出身地の京都府・与謝野町をイメージして書いた。「私自身も学生のころ、バラエティ番組がきっかけで格闘技に興味を持ったので、そのころのことを書きたいと地元を舞台にしました」。1時間に1本しか電車がなく、定刻が来ても走ってきた学生を待って発車する場面は、自身の体験にもとづく。大阪にも住んでいたこにしさんには「関西の面白さを書きたい」という思いもあった。女子高生たちの会話は、ツッコミを交じえながらテンポよく進む。

 
 現在は小説を書きながらジムの運営を手伝い、和菓子店などでも働く。ジムは地域に根付くことを目指しており、地元のまつりに出展することもある。また、ジムの会長は以前から「一般社団法人とだわらび青年会議所」に参加しており、地元で理解されることでジムの活動も広がってきた。

 
 青年会議所への参加には年齢制限があるため、昨年末にこにしさんが後任となった。「青年会議所での活動を通じて地域に貢献すると同時に、お世話になっているジムや会長のためにもなればと思っています」。

 
 もちろん、小説の執筆も続ける。ジムの会長も応援してくれているそうだ。「格闘技にまつわる、書きたいことがいくつもあるのです」と語る。

 

コラムニスト紹介

津田 令子 氏

 

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

 

 

 

マリアナ政府観光局 「#レジデントインスタグラマー in Saipan」の4人を発表 公式サイトもオープン

2019年2月15日(金) 配信 #サイパン #インスタグラム #マリアナ政府観光局

#レジデントインタグラマー in saipanを公開した

マリアナ政府観光局は2月14日(木)に、島の魅力を発信する「#レジデントインスタグラマー in Saipan」の4人を発表し、公式サイトを公開した。

 同企画はサイパンに約2カ月滞在して島の魅力をインスタグラムで発信したり、大型台風被害の復興をしているマリアナをアートで応援する、インフルエンサー公募。約300人の応募からやる気、センス、サイパンの思いに溢れる4人を選んだ。

 募集開始当初は2人選出する予定だったが、予想をはるかに上回る応募数と、才能ある応募者が多かったことから、急遽募集枠を拡大。最終的にアクティビティ部門2人とアート部門2人に決定した。

 また、同日に公開した「#レジデントインスタグラマー in Saipan」の公式サイトでは4人を正式発表し、島の魅力を発信する4人のようすや、大型台風の復興過程、島生活の動画を随時更新する。

#レジデントインスタグラマーの4人

アクティビティ部門●島の魅力を世界に発信

特技を生かしてサイパンの魅力を日々発信しつづけるのはこの2人。例えば、マリンスポーツ、トライアスロン、ヨガ、BBQ、グルメ、清掃活動など、南の島には感動のアクティビティがいっぱい。リアルなアイランドライフを窺える。

saoriさん

Saori  
@sao_0324
~自然や海が大好き~

ジョージさん

ジョージ
@idakajoji
~得意の写真で伝えたい~

アート部門 ● サイパンをアートで応援!
街をアートで生まれ変わらせるのはこの2人。島のパブリックスペースをセンス溢れるアートで大変身させる。見た人を元気にさせるアート活動がいよいよ始まる。

アミさん

アミ 
@ami_otsuka
~海の景色を描き続ける~

 

タイキさん

タイキ
@777_777_777n
~ポップアートで街を楽しく!~

 

 

 

 

「小型電動車イス」と「自動搬送機(AIロボット)」が目玉 国際観光施設協会、ホテレスにブース出展

2019年2月15日(金) 配信

小型電動車イス

国際観光施設協会(鈴木裕会長)は2月19(火)~22日(金)、東京ビッグサイトで行われる「国際ホテル・レストランショー」にブースを出展する。総合テーマに「日本のこころ」を掲げ、協会の1年間の活動成果を発表。ホテル&リゾート分科会が試作した「小型電動車イス」と「自動搬送機(AIロボット)」のデモンストレーションも行われる。

 「小型電動車イス」は、同分科会が探求する「ユニバーサル客室の研究」のなかから生まれた。回転直径を狭める技術を活用し、狭い場所でも回転できることが特徴で、「障害者が、宿泊施設すべての客室で快適滞在できるように」との思いを込めた。

 自動搬送機(AIロボット)は、中小規模の旅館の人手不足を解消させるために研究が進められている。厨房から食堂への料理の運搬などを支援する。普及しやすいよう安価な価格での実用化を目指す。

自動搬送機(試作機)

 同分科会はこのほかに、日本の木材活用による循環再生社会を目指す「木づかい運動」を通じて考案した、「Ki―saku」の展示も行う。

 また協会は期間中、ホスピタリティデザインセミナーも開き、注目ホテル・旅館の最新事例を通し、開発とデザインの最新潮流にせまる。

トラベルコがバスサガスと連携 夜行・高速バスで300路線以上増加

2019年2月15日(金) 配信 

検索ページの一例

「トラベルコ」を運営するオープンドア(関根大介社長、東京都港区)は2月13日(火)に、エボラブルアジア(吉村英毅社長、東京都港区)が運営する夜行・高速バス比較サービスの「バスサガス」と連携した。

 トラベルコでは、複数の予約サイトが取り扱う全国450社以上の夜行・高速バス商品を一括で検索・比較できる。一方、エボラブルアジアは、すでにトラベルコの国内航空券、国内ツアー、海外ホテル比較サービスで連携している。今回、夜行・高速バス比較サービスでも連携することで、バスサガスの取り扱う夜行・高速バス商品をトラベルコ内で検索・比較可能になった。東京や大阪、名古屋、仙台、福岡などの主要路線を中心に300路線以上で商品を増加した。

バスサガスとは

 2009年に開設した夜行・高速バスの予約サイト。2017年9月からエボラブルアジアが運営している。79社・約8100便の夜行・高速バス商品を掲載している。

海外個人旅行者「新しい日本」像に関心、体験意欲高く 澤の屋旅館が調査

2019年2月15日(金) 配信 

澤の屋旅館の館主・澤功さん

東京都台東区谷中の「澤の屋旅館」(館主・澤功氏)はこのほど、日本交通公社(末永安生会長)と協力し、FIT(海外個人旅行者)の動向と志向に関する調査をまとめた。これによると、宿泊客の9割は欧米豪が占め、日本での平均滞在日数は17・3日。東京を除く旅行先では、京都が60・9%と高い人気を示した。ディープな飲み屋街の「新宿ゴールデン街」や、メイド喫茶、フクロウカフェなど「新時代の日本」像への関心と、体験意欲の高さも伺える。

調査は3回目

 調査は2017年7月~18年6月30日に行われた。有効回答数は727件。08年、13~14年にも同様の調査を実施しており、今回が3回目となる。

 宿泊客の構成では、フランスが19・8%で最も多く、次いで米国15・5%、オーストラリア13・6%と上位3カ国の順位は前回、前々回と変わらなかった。4位以下は英国、ドイツ、カナダ、オランダ、イタリア、スペイン、スウェーデンと続く。

 エリア別では、欧州54・3%、北米20・6%、オセアニア15・3%と欧米豪で90・2%を占める。一方、アジア圏では、中国が2・1%と最も多く、韓国1・4%、香港1・4%、台湾1・2%と、全体でも7・4%で1割にも満たない。過去の調査と比較すると、欧州増加、北米減少、アジア微減という傾向にある。

 年齢層は50代以上が32・0%、次いで30代が28・2%。職業は多彩だが、「学者・教員」(18・0%)、「技術者」(13・5%)、「会社員」(12・7%)が上位を占めた。

日本での滞在日数は平均17・3日

 今回の総旅行日数は平均20・4泊。このうち日本での滞在日数は平均17・3日。澤の屋旅館の滞在日数は平均3・6日だった。日本以外に訪問した国・地域は、中国、台湾、タイ、韓国、香港と続く。

 国内訪問先(複数回答)は、東京を除き、京都が60・9%と最も多かった。以下、大阪(21・6%)、広島(14・3%)、金沢(10・2%)の順。

「日本食に興味があるから」が急上昇

 日本を訪れた理由(複数回答)では、「歴史・文化・芸術に興味があるから」が63・4%とトップ。次いで「日本が好きだから」が47・3%。3位の「日本食に興味があるから」(42・3%)と、前回から16・3㌽の上昇となった。

 旅行計画時期については、「6―9カ月前」が25・2%で最も多く、「3―6カ月前」が24・8%。「2―3カ月前」(15・5%)、「9カ月より前」(10・7%)と、6割超が半年前には旅行を計画。過去の調査と比べても、旅行準備期間は長期化している。

メイド喫茶、フクロウカフェなども体験

 滞在中の訪問先では、原爆ドームや京都祇園、松本城など日本観光の定番に加え、キッザニアや、京都鉄道博物館、メイド喫茶、フクロウカフェなど、新しい日本の魅力を旺盛に発見し、体験している姿が見えてくる。

 澤の屋旅館の澤氏は「この調査を通じて、欧米豪の旅のスタイルや志向が少しでも解明できればうれしい」と話している。

女性向けのパーティープラン、伊豆マリオットホテル修善寺が3月1日から

2019年2月15日(金) 配信

露天付き客室の一例

伊豆マリオットホテル修善寺(静岡県伊豆市)は2019年 3月1日(金)から 5月 31日(金 )の期間 、温泉露天風呂付の部屋でプライベートパーティーが楽しめる女性向けの宿泊プラン「Girls Night ~Spring Delights(スプリング ディライツ )~」を売り出す。

パーティーメニューイメージ

 同プランは、 伊豆産レモン風味のソースと天城山葵で味わう静岡県牛ロースグリルなど、地元食材が食材が味わ える パーティーメニューを、春の訪れ感じさせる華やかなロゼスパークリングワインともに部屋に届けてくれる。また、伊豆のいちご尽くしデザートも魅力の1つ。女友達との“おしゃべりナイト”に花を添えてくれそうだ。

宿泊プラン概要

期間:2019年 3月1日(金)~5月 31 日(金)泊
※4/27 (土)~ 5/5 (日)泊を除く

内容: ・ロゼスパークリングワインとパーティーメニューを部屋で提供
*2人の場合 1本、3~4人の場合2本用意。 ノンアルコールスパークリングワインの用意もある。
・温泉露天風呂付プレミアルーム( 49.4平方㍍定員4人)での宿泊
・ナチュラルスキンケアブド「 ナチュラルスキンケアブランド「 THAN」のアメニティセット 提供 (1人につき1セット)
・ホテルレストランでブッフェタイプの朝食
料金: 1人 29,106 円~(4人1室利用時)