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大阪観光大学 受験料を無償化へ 観光人材育成事業も

2021年10月15日
関西支社:塩野 俊誉

2021年10月15日(金)配信

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 大阪観光大学(伊藤鉄也学長、大阪府・熊取町)は、コロナ禍の長期化により困窮している受験生・在学生に向けた応援プロジェクトを行う。

 受験生には、2022年度の入学者選抜のすべての試験区分において、入学検定料(3万6千円)を全額補助し、無償化することを決定。経済的負担を少しでも軽減することで、受験生に進学の機会を確保する。

 在学生に向けては、アルバイト収入や実家からの仕送りが減っている現状を踏まえ、学生アンケートの結果で希望が多かった食料品の詰め合わせとおこめ券をセットにして配布した。食の支援は、今後も実施する。

 また、コロナ禍で退職を余儀なくされ、再就職を目指す元観光業従事者などに産学連携による「ニューノーマルな観光人材育成プログラム」も始める。

 文部科学省の「就職・転職のための大学リカレント教育推進事業」に採択された事業で、2つのプログラムを用意する。

 このうち、「リゾート再生プロデュース人材育成プログラム」は、コロナ禍で大きく変化したマーケットとリゾート再生を担うプレイングマネージャーを育成し、企業とマッチングさせる。10月24―29日まで、第1回合宿を実施する。

 「ローカルツーリズムプロデューサー人材育成プログラム」は、ニューノーマルな観光地域づくりに必要な知識とスキルを習得し、地域づくりができる人材を養成して、地域DMOなどへの再就職を推進するもの。第1回受講は南紀白浜を会場に、11月25―26日の日程で行う。

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