test

トラベルライティング、認知度向上目指し表彰(立教大学舛谷研究室)

舛谷鋭教授
舛谷鋭教授

 立教大学観光学部の舛谷研究室(舛谷鋭教授、交流文化学科)は、「トラベルライティング」の認知度向上を目指して表彰事業を行っている。

 トラベルライティングとは旅の体験を文章で表現するトラベルライターが執筆する旅エッセイ。舛谷教授は、「海外の書店に行くと、ガイドブックの隣にトラベルライティングのコーナーがあるくらい一般的であり、言葉としても英語では大きな存在。しかし、日本語ではまず聞かない単語で、この状況では日本で書いても評価されない」とトラベルライティングの重要性を訴えている。

 4月21日に同大学で開いた「トラベルライティングアワード」の表彰式では、ANA機内誌「翼の王国」2012年5月号で掲載された「ポルトガル・ナザレ 7枚のスカートと1001のバカリャウ物語」(文・吉田直子さん)が選ばれた。同アワードは、トラベルライティングの認知度の向上を目的に舛谷研究室の学生を中心に運営されており、作品の選定から表彰まで学生の手で行う。

 舛谷教授は「この表彰事業を通じてトラベルライティングの認知度が向上し、トラベルライターの活躍の場が広がることを願っている」と期待を述べた。同アワードは毎年開催しており、現在は航空機内誌を中心に選定しているが今後は雑誌や新聞など対象を広げていく予定。

いいね・フォローして最新記事をチェック

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。