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ステイケーション需要が拡大、エクスペディア「2021年旅行トレンドレポート」

2020年12月1日
編集部:長谷川 貴人

2020年12月1日(火)配信

日本での「ステイケーション」の認知度調査結果(エクスペディア調べ)

 エクスペディアは11月26日(木)、「2021年旅行トレンドレポート」を発表した。同社サイトのデータを基にしたランキングの結果、今年は「ステイケーション」への関心が高まった年だと分析した。

 「ステイケーション」は、滞在を意味する「ステイ」と休暇を意味する「バケーション」を掛け合わせた造語。遠くに旅行をする代わりに、家の近くで宿泊して楽しむ旅行スタイルを指す。日本での言葉の認知度について、同社調査によると前年3月のインターネット調査では8%だったが、今年8月の調査では25%まで上昇した。

2020年国内宿泊予約数ランキング(エクスペディア調べ)

 エクスペディアの日本サイトは、20年の宿泊需要を基にした旅行先ランキングを算出。国内宿泊予約数で最も多かったエリアは「東京」で、次が「沖縄本島」だった。続いて「大阪」「福岡」「名古屋」と、各地方の都市が上位を占めた。

2020年国内宿泊予約数急上昇ランキング(エクスペディア調べ)

 19年に比べて、20年に予約数が急上昇した国内宿泊エリアのランキングでは、「箱根」が1位となった。続いて「滋賀」「栃木」などが上位となり、大都市から比較的近い場所にあるエリアが選ばれる結果となった。

 21年の宿泊先の検索数で最も多かったのは、ハワイの「オアフ島」。沖縄本島やバリ、グアム、モルディブなどのビーチリゾートがランクインし、海外が多数を占める結果となった。

 また、エクスペディアの20年の宿泊施設の予約データによると、国内外ともに1年で最も安く予約できるのは「2月」。曜日は、国内旅行の場合が月曜日、海外旅行の場合は金曜日だと紹介した。曜日によって4千円近い差もでるという。

 さらに、宿泊施設のランクによっても、お得に予約できる時期が異なる結果となった。3つ星ランクは「5月」が最もお得に予約できる一方で、4つ星は「10月」、5つ星は「2月」が最もお得に予約できる。

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