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春秋航空日本 ブランドを「SPRING」に変更 「親しみやすさ」が狙い

2019年4月11日
編集部:木下 裕斗

2019年4月11日(木) 配信 

左から樫原社長、王会長、荒川武取締役

春秋航空日本(樫原利幸社長、千葉県成田市)は4月10日(水)に、会見を開き、新ブランド「SPRING」を展開すると発表した。利用客に分かりやすく、親しんでもらうのが狙い。既存の経営理念で掲げる3S「Safety・安全」と「Sincerity・誠意」、「Smile・笑顔」に加えて、「Swing・踊る」と「Spring・飛躍」を込めている。親会社の春秋航空は非中国語圏で「SPRING AIRLINES」のブランドを使用中だ。王煒会長は「日本でも浸透すると考えている」と説明した。

 同社は2016年と17年に、オリコン顧客満足度調査のLCC国内線部門で1位を獲得した。王会長は「顧客満足度を高め、企業としてより発展するために次の事業計画を議論してきた」と説明。中期事業計画では経営の3Sに加えて、「心躍る新たな旅の価値づくりのSwing」と「さらなる飛躍Spring」を掲げ、さらなる顧客満足度の向上を目指す。

 同計画終了年度の21年度には黒字化を達成したい考え。樫原社長は「18年度は安全対策のために路線を縮小した。19年度は赤字の削減を目指し、20年度はプラスマイナスゼロ、21年度は黒字化を目指す。新路線開設で実現できる」と自信をのぞかせた。

新しいロゴの使用

新ロゴを使用した空港カウンター(イメージ)

 新しいロゴは空港のカウンターや航空機、機内誌などで順次、使用を開始する。既にHPは変更済みだ。機体は整備計画に合わせて変更し、機内誌は4月25日(木)から搭載する。これまでの「春秋航空日本」のロゴは使用を終了する。

成田―寧波線を新規開設

 同社は同日の会見で同4月25日(木)に就航する、成田―寧波線の発表をした。成田国際空港(夏目誠社長、NAA)が実施中の着陸料が3年間無料または半額になる「朝発ボーナス」を活用したもので、国際線の第1号だ。出発便が少ない時間を有効活用しようと、企画したもの。同路線では3年間で1億5千万円削減する。早朝から夜まで1日を通した航空機の運用で、増便が可能になったという。今後の新路線は国際線と国内線両方で検討するという。NAAの荒川武取締役は「春秋航空日本には便数増加で相乗効果を期待している」と話した。

新規路線就航記念セール

 就航を記念して4月15日(月)まで片道3999円~(諸税・燃油サーチャージ別)のセールを実施する。搭乗期間は4月25日(木)~10月26日(日)までで、ゴールデンウイークも対象にしている。

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