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四国の観光戦略展望、四国官民会議

2013年11月21日
編集部

PR策や外国人観光客の増加策など議論

官民のトップら25人が参加

四国の観光戦略を考える官民会議が11月6日、香川県・こんぴら温泉郷の「湯元こんぴら温泉華の湯紅梅亭」で行われ、観光素材のPR策や外国人観光客の増加策などについて話し合われた。

会議は、全国各地の観光素材を発掘し、国内観光の活性化を目指す日本旅館協会の近兼孝休会長(紅梅亭会長)が音頭を取り、国土交通省四国運輸局が主催した。観光庁の久保成人長官など国内主要観光組織のトップら25人が参加した。

冒頭、あいさつに立った久保長官は「観光産業は国の成長戦略の柱に位置付けられている。外国人観光客1千万人達成に向け、日本の伝統や文化を発信していきたい」と述べ、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは東京をゲートウェイに日本各地を回ってもらう取り組みを進める」と強調した。

会議では、四国運輸局の丸山研一局長が、四国の宿泊者数が昨今年間900万人泊で推移し、全国比率がわずか2・5%と指摘したうえで、「北関東3県は四国とほぼ同じ面積だが、宿泊者数は倍の1800万人。四国の観光素材は豊富だが磨き切れていないのが現状。とくに文化的資産をどう活用していくかが課題だ」と話した。

日本旅館協会の近兼会長は、「和食」がユネスコの世界無形文化遺産に登録される見通しに関連して、旅館の和食文化を広げるアドバイス役として道場六三郎さんと大田忠道さんを顧問に委嘱し、指南役6人を任命したことを報告した。

四国が持つ観光資源の魅力について、観光庁・観光戦略課の清水一郎課長は「私はエーゲ海に行ったことがあるが、瀬戸内海の方が素晴らしい。瀬戸内ブランドを強く発信していきたい」と強調し、日本政府観光局(JNTO)の松山良一理事長は「四国の魅力を絞り込み、PRすることも必要。外国人観光客はWi―Fiへのニーズが高く、環境整備が求められる」と話した。

日本旅館協会の桑野和泉女性経営者委員会委員長(由布院・玉の湯社長)は「九州では、ななつ星の運行が始まり3泊4日の旅が始まった。1泊ではなく3泊できる魅力づくりが必要。お接待文化が根付く四国はお客様を迎えるおもてなしの心がある」と話した。

会議後、日本旅館協会の近兼会長は「日本旅館協会が先頭に立って、今回の会議を皮切りに官民会議を全国各地で開催していきたい」と抱負を述べた。

 官民会議の主な参加者は次の各氏。

【観光庁】久保成人長官▽清水一郎観光戦略課長▽石原大観光産業課長【文化庁】大和智文化財鑑査官▽榎本剛記念物課長【JNTO】松山良一理事長【日本観光振興協会】見並陽一理事長【日本旅館協会】近兼孝休会長【日本航空】上川裕秀取締役専務執行役員【四国ツーリズム創造機構】平尾政彦事業推進本部長【日本旅行業協会中四国支部】青木尚二支部長【四国運輸局】丸山研一局長

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