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【特集No.500】ピンクリボンのお宿ネットワーク 第7回総会 活動への理解深まる

2018年8月17日
編集部:井坂 和香

2018年8月17日(金) 配信

  

ピンクリボンのお宿ネットワーク(会長=畠ひで子・匠のこころ吉川屋女将、事務局=旅行新聞新社)は7月25日、浜松町東京會舘(東京都港区)で2018年度通常総会を開いた。12年7月に発足した同ネットワークは今年7年目を迎え、会員数は136会員まで拡大。役員改選では畠会長が再任し、会員企業や旅行会社など幅広い連携と、Web発信、セミナー事業などを強化していく。総会後には、自身も乳がん経験者である長野県・渋温泉「湯本旅館」の湯本英里女将が講演した。

【井坂 和香】

旅を諦めず、心ゆくまで温泉を

畠ひで子会長があいさつ

 畠ひで子会長は総会の冒頭、「当会が発足した2012年当時、日本人女性が生涯に乳がんを患う人数は18人に1人だったが、現在は11人に1人」と、増加傾向にある状況を紹介した。「8割以上が治療で回復できると報告されているが、乳がんの手術を受けて回復の道を歩みながらも、術後の傷痕を気にして旅を諦めてしまう女性が多い。『心ゆくまで温泉を楽しんでほしい』との想いで設立した」と振り返った。

 「当初は、旅館やホテルはどのように受入環境を整えるか、とても悩んだ。医療従事者や乳がん経験者の助言で、大浴場洗い場の間仕切りや入浴着の使用など、宿ごとに対応していくことができた。会員数も、当時から2倍以上に増えた」と感謝した。

 来賓には、日本温泉協会の関豊専務理事、日本政府観光局(JNTO)の総務・広報グループの中川裕美子氏、全国旅行業協会の若井茂事務局長が出席した。

 関氏は、身近な体験を通じて会の活動に共感を示しながら、「乳がん患者・経験者を含め、高齢の方や障害のある方などあらゆる人への配慮と努力に心からの敬意を表する。日本温泉協会にも、さまざまな利用者から入浴着を使用できる施設の問い合わせがある。今後も会員宿を紹介して、活動に寄与していきたい」とエールを送った。

 任期満了に伴う役員改選では、畠会長の再任を決めた。「7年目に入り、入会の申し込みも増え、活動理解も深まってきた。旅行会社など、多方面のさまざまな力を借りながら役員一同、新たな気持ちで頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 会の活動としては、今年1月にピンクリボンのお宿ポスターを400部作成し、会員旅館や企業、団体で掲示している。「イラスト入りで分かりやすい」と好評だという。

 5月には年に1回のシンポジウムを佐賀県・嬉野温泉で開いた。会員宿の女将が一堂に会し、講演会や情報交換を通して活動への理解を深めた。

 また、毎年ピンクリボン月間の10月には、会員宿の温泉情報やクーポンを記載した冊子を10万部発行。全国約800カ所の病院や行政機関、メディアの協力のもと、患者や家族に無料で配布している。……
 

【全文は、本紙1722号または8月22日以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

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