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13年に7コース、9本、日本人をメインターゲット

2012年4月11日
編集部
プリンセス・クルーズのアランB.バクルー社長を囲んで
プリンセス・クルーズのアランB.バクルー社長を囲んで

 世界的クルーズ会社で世界最大の旅行関連企業であるカーニバル・コーポレーションの子会社プリンセス・クルーズ社は、3月27日に会見を開き、日本市場向けの新規商品の企画を発表した。2013年4―7月の間、横浜と神戸を母港に7コース、9航海を展開する予定だ。

 カーニバル・コーポレーションは、日本のクルーズ市場の成長に期待し、日本でプリンセス・クルーズやその他のカーニバル傘下のクルーズ商品販売のため、カーニバル・ジャパンを設立。拠点は東京に置き、代表にはプリンセス・クルーズ等の日本地区販売総代理店であるクルーズバケーションの木島榮子代表が就任した。

 会見で木島代表は「日本にはクルーズの潜在需要があると見込み、参入となった。日本人をメインターゲットに、外国客船ならではのクルーズを楽しんでもらい、日本人客にあったサービスを提供する」と同商品について語った。

 同商品は2013年4―7月に7コース、9航海を予定。初就航は4月27日に横浜を出発し、5月6日に横浜へ戻るゴールデンウイーク商品で、料金は9泊10日、16万9千円から。その他のコースも、9泊10日から12泊13日の日程で、料金は12万9千円からとなる。

 就航する客船「サン・プリンセス」は乗客定員2022人で総トン数は7万7千トン。全1011室を完備する。

 会見後の親睦会には、当時観光庁長官だった溝畑宏氏と、JATA(日本旅行業協会)の金井耿会長が登壇。溝畑氏は「効率の良い就航が実現できるよう政府、自治体、民間一体となる受入体制を強化したい」と語り、金井会長は「クルージングはツーリズムの中で重要なマーケットだが、日本ではまだまだ未開拓。プリンセス・クルーズの日本マーケット進出は、国内旅行だけでなくインバウンド、アウトバウンドにおいても大きな効果を生むのでは」と期待を語った。

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