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「瀬戸内・松山」構想、対岸の広島県と連携

2012年1月1日
編集部

「瀬戸内・松山」キャンペーンのルート

 愛媛県松山市は、瀬戸内海を挟んだ対岸の広島県と連携した観光戦略「瀬戸内・松山」構想を進めている。

 広島の宮島や呉などと松山を結ぶ高速船を活用し、周遊ルートを設定。同ルートを“瀬戸内海道1号線”と命名し、多島美で知られる瀬戸内海の魅力を新たな切り口で国内外に発信する。

 同市と広島を結ぶ高速船に旅行会社向けの格安料金を設定。「瀬戸内はいくるーず」と名付け、販売手数料の確保や途中下船可能などを盛り込んだ。団体向けには広島・呉―松山のフェリーを使ったバスプランを設定。12メートル未満のバス1台あたり5万円の均一料金にした。通常料金は乗客大人40人の場合、広島―松山で16万1800円、呉―松山で12万3800円。

 4―6月にはJR西日本、JR四国との「瀬戸内・松山」キャンペーンの実施も決定。新幹線の岡山駅から瀬戸大橋線を経由し、松山に至り、そこから高速船で広島へ抜けるルートなどを想定する。キャンペーン期間中、関西、中・四国圏の各駅でポスターを掲示し情報発信するほか、旅行商品の開発も行う。

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