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京都の景観と京会席コースを楽しめる「レストランバス」、初の通年運行を開始

2018年7月6日
編集部:平綿 裕一

2018年7月6日(金) 配信 

レストランバスで京都を

WILLER(村瀨茂高代表、大阪府大阪市)は8月3日(金)から京都で、レストランバスの通年運行を始める。

 レストランバスは2階建てのオープントップバス。開放感ある2階席からは普段と異なる視点で街並みを眺め、1階で調理される料理を車内でゆったりと堪能できる。これまでは期間限定だったが、今回は京都の四季を感じてもらえるよう、初めて通年運行を実現した。メニューも一新し、風光明媚な景色のなか、京会席コースを楽しめる。立ち寄りスポットも設定し、嵐山などの観光地も見て回れる。

 今回は新たに「lunchコース」と「dinnerコース」2種類を用意。季節でお品書きが変わる。京料理・泉仙の総料理長を務めた峪氏が監修し、京都の四季を味わえる会席料理を提供する。

 各コースには観光ガイドが同行する。各種観光スポット案内のほか、立ち寄りポイントで、昼の嵐山やライトアップされた清水寺(※1)などの散策時間も盛り込んだ。「京都ならではの趣のある景色と、京野菜などを使用した和食料理で、京都だから感じることができる『おもてなし』」をテーマにする。

レストランバス車内のようす

 レストランバスには京都の景観に合わせて和テイストな外装をあしらった。入口は老舗料亭をモチーフにした石造り風で、各席には行燈を置いた。和をふんだんに取り入れた内装・外装は好評を博したという。

 座席はテーブルをはさんで対面式。テーブルはコップやボトル類の固定でき、運転中でも食事を取れるようにした。雨天や日差しの強い時は、開閉式ルーフで遮ることができる。乗客は25人。2人席が11脚、 1人席が3脚、テーブルが7卓となる。

 レストランバスのコンセプトは「絶景を楽しみながら地方の旬な食材を味わう」。各地域の魅力を伝えるため、新潟や北海道、沖縄などの観光地を期間限定で巡ってきた。

 京都では、同市が掲げる「『京の食文化』を楽しむ観光の推進」に貢献できると、18年1月から期間限定で試験的に走らせてきた。観光客が増えてバスが混み合い乗車できないといった問題を、解消する移動手段としての役割も担っている。

(※1)清水寺のライトアップは、時期によっては行っていない場合もある

コース詳細

 京都レストランバスlunchコースは、京都駅八条口正午出発で、所要約2時間30分ほど。料金(税込)は大人6800~8200円。料理は四季に合わせた先付、八寸、酢の物、御飯、汁物、香の物、水物の7品。予約時に飲み放題プランや、ボトルワインを申し込める。

 行程は、京都駅⇒川端通り⇒今出川通り⇒京都御苑⇒北野天満宮⇒嵐山(約30分自由散策)⇒ふしはら堤⇒四条通り⇒堀川通り⇒東本願寺⇒京都タワー⇒京都駅。

 京都レストランバスdinnerコースは、京都駅八条口午後6時出発で、所要2時間30分ほど。料金(税込)は、大人8600~1万500円。料理・ドリンクは四季に合わせた先付、八寸、煮物、椀物、酢の物、ご飯、汁物、香の物、水物の9品。予約時に飲み放題プランや、ボトルワインの申し込みできる。

 行程は、京都駅⇒東寺⇒西本願寺⇒堀川通り⇒二条城⇒白峯神宮⇒京都御苑⇒京都大学⇒平安神宮⇒大鳥居⇒知恩院⇒⇒八坂神社⇒三十三間堂⇒清水寺(約30分自由散策)⇒川端通り⇒京都市役所⇒東本願寺⇒京都タワー⇒京都駅

 運行日は、8月3日(金)。水金土日祝の週4日催行

※座席ごとに価格が異なる。予約時に座席表を見ながら座席指定可能

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