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NAA、東京オリ・パラに向けた基本方針と取り組みまとめる

2018年6月29日
営業部:後藤 文昭

2018年6月29日(金)  配信

定例会見で概要を説明する松本管理部門長

成田国際空港(NAA)はこのほど、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた基本方針と具体的な取り組みをとりまとめた。NAAは、同大会を成田国際空港のさらなる飛躍、発展のチャンスと捉え、将来を見据えた機能強化やさらなる利便性・快適性向上につなげる。

 基本方針は①安全・安定運用の徹底②選手・関係者の安全確保やスムーズな移動の実現③ユニバーサルデザインの更なる充実④おもてなしの心でのお迎えの――4点。安全・安定運用の徹底では、爆発物の自動検知機能を持ち、3D映像で全方向からモニタ確認が可能なCT(コンピュータ断層撮影)型のX線検査装置を19年度末までに7台導入する。

 選手・関係者の安全確保ではロンドンオリンピック・パラリンピックの成功事例に習い、各国選手団用の臨時専用ターミナルを整備。閉会式翌日に一斉に帰国する選手・関係者の安全確保や、既存ターミナルの混雑緩和をはかる。また、選手村で事前に預かった空港外チェックイン手荷物の保安検査・仕分け・一時保管を行う臨時手荷物集積所も整備する。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会や千葉県が実施主体の大会、都市ボランティアを活用し、空港誘導体制の構築も行う。

 同社はこのほかにも337億円の事業費を使い、ターミナル改装などを実施。組織委員会や空港関係者(航空会社など)との連携を緊密にし、取り組みを進めていく。

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