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No.260 学観連×全旅連青年部 - 学生の視点でユニークなプラン

2010年10月1日
編集部

学観連×全旅連青年部
学生の視点でユニークなプラン

 日本学生観光連盟の学生と、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部の「宿の地位向上委員会」のメンバーは9月6、7日の2日間、群馬県四万温泉で、学生のユニークな視点から宿泊プラン作りに取り組む合同合宿を行った。プラン作りというツールを使い、観光を学ぶ若者と旅館の接点を探る。若者の旅館離れを解消するため、旅館の魅力を体感してもらいたい旅館側と、観光を学びフィールドワークの場を求める学生側の思いが、形になり動き出した。

【伊集院 悟】

 「若者と旅館の接点を探る、四万温泉でプラン作り」  

 「学生には、合宿でさまざまなことを感じ、知識を得、刺激を受けてほしい。プラン作りはもちろん、旅館経営者との交流のなかで、宿に泊まる魅力や宿で働く魅力を感じてもらいたい」。そう語るのは、「宿の地位向上委員会」委員長を務める鈴木治彦氏(名泉鍵湯 奥津荘)。

日本学生観光連盟の学生と全旅連青年部のメンバー
日本学生観光連盟の学生と全旅連青年部のメンバー

 きっかけは昨年にさかのぼる。旅行をする若者が減ったといわれる昨今、修学旅行などの教育旅行ではホテルに泊まることも増え、旅館に泊まったことがないという学生も多い。旅館を身近に感じてもらいたい、旅館の魅力に気づいてほしいとの思いから、学生と旅館の接点を見出すため、2009年12月に、全旅連青年部の「宿の地位向上委員会」のメンバー12人と、富士常葉大学総合経営学部の大久保あかね准教授のゼミ学生や日本大学の学生計21人が、宿泊プランを作成する合同合宿を長野県の鹿教湯温泉で行った。

 この合宿で、学生の自由な発想による斬新なプランが生まれたことはもとより、初めて旅館に泊まる学生は宿の魅力に触れ、経営者の話を聞き、身近に感じたという。

 前回の経験を生かし、今回の合同合宿では、日本学生観光連盟と連携し複数の大学の学生と合同合宿を行った。参加した学観連の学生は、富士常葉大、立教大、帝京大、高崎商科大、横浜商科大、川村学園女子大、玉川大の7大学34人。

 

 

※ 詳細は本紙1394号または日経テレコン21でお読みいただけます。

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