test

立見尚文陸軍大将の書簡発見 10月21日から桑名市博物館で特別公開

2017年10月13日
営業部:後藤 文昭

2017年10月13日(金)配信

立見陸軍大将の書簡。文中には蛤など、桑名の名産品も出てくる

日露戦争で活躍した立見尚文陸軍大将の書簡が新たに発見され、三重県・桑名市の桑名市博物館で10月21日(土)から開かれる「幕末維新と桑名藩―会桑の軌跡―」で公開される。

 今回の手紙は、立見が桑名の豪商諸戸清六氏に送った1904~5年の軍用郵便10通。日露戦争中に戦場から送られたもので、日露戦争の激戦「黒溝台会戦」の詳細を当事者の筆で知ることのできる貴重な史料。また諸戸が戦地の立見に、「白魚紅梅煮」や「時雨蛤」などの桑名の名産品を送っていたこともうかがえる。

立見尚文とは

  立見尚文は、桑名藩出身で幕府軍の一角として、戊辰戦争で活躍。明治維新後は、陸軍軍人として西南戦争、日清・日露戦争に従軍し、旧幕府側としては異例の陸軍大将に出世した。

 

諸戸清六とは

 現在の木曽岬町出身で、のちに桑名に転居。私財を投じて諸戸水道を敷設するなど、桑名の発展に尽力した。

 

大政奉還 150 年記念特別展「幕末維新と桑名藩 ― 一会桑の軌跡 ―」概要

主 催 :

桑名市博物館

助 成 :公益財団法人 岡田文化財団

会 期 : 10 月 21 日(土)~11 月 26 日(日)

会 場 :桑名市博物館 1・2 階企画展示室(三重県桑名市京町 37-1)

休 館 日 :月曜日(ただし祝日は開館、翌日休館)

開館時間:午前 9 :30 ~午後 5:00(入館は閉館の 30 分前)

入 館 料 :大人[高校生以上]500 円 ※20 人以上の団体は 1 人 100 円引き

桑名市博物館メールマガジン購読者は携帯画面を見せるか、プリントアウトしたものを見せれば 本人および同伴者合計 2 人まで 100 円引き

催 し :

特別展示解説

解説:

水谷憲二氏(三重県総合博物館)

日時: 10 月 22 日(日)午後 1 :30 から

※予約不要。入館料のみで参加可能。

 展示解説

担当学芸員による展示解説

日時:11月 5日(日)午後 1 :30 から

※予約不要。入館料のみで参加可能。

 関連講演会(桑名市商工観光文化課主催)

演題:「一会桑」勢力と『公議』

日時:11月12日(日)午後 1:30 から

場所:桑名市中央公民館

講師:奈良勝司氏(立命館大学文学部助教)

※10月10日(火)午前 9:00よりTEL0594-24-1361で予約開始。 

 

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。