星野リゾート・星野代表、「国内旅行への予算割り当て増を」 訪日重視の概算要求に提言
2026念10月22日(木) 配信

星野リゾート(星野佳路代表、長野県・軽井沢町)の星野佳路代表は10月21日(水)の定例会見で、旅客税を財源とする予算で訪日客対策は十分に賄えるとして、「使途の制限がない一般財源をすべて国内旅行の振興に使うべきだ」と提言した。
旅客税は7月1日、1000円から3000円に引き上げられ、旅客税を財源とする2027年度の観光庁予算は前年度比約1.4倍の1800億円となる見通し。これに、一般財源の100億円を加えた約1900億円が同庁の予算として要求されている。
星野代表は、旅客税による財源が法でインバウンド関連への使途に制限されていることを紹介。そのうえで、「一般財源の100億円の大半も訪日旅行に使われる予定になっている」と指摘した。
このため、「日本で旅行消費額の約7割を占める日本人による国内旅行に、より多くの予算を充てるべきだ」と訴えた。
□福井県に初進出 27年にリゾナーレ開業
同日には、今後の開業2027年9月10日にリゾナーレ福井(福井県勝山市)をオープンすると発表した。星野リゾートが福井県に進出するのは初めて。リゾナーレブランドとしては、北陸初展開となる。
リゾナーレ福井は恐竜博物館の隣に位置。施設のコンセプトを「恐竜の森のデザイナーズホテル」として、地層や大地をテーマにした建築空間を提供し、太古の歴史に想いを馳せる上質な滞在を提供する。
施設の最上階には、視界を遮るものがない高台から、勝山の山々と九頭竜川の景色を見渡すことができる「パノラマプール」を設ける。
星野代表は「日本国内で最も大きなマーケットである子連れファミリーを取り込める施設に仕上げていく。恐竜博物館とのコラボレーションをはじめ、恐竜に依存しないスキーによる集客もはかっていく」と意気込みを述べた。







