3月のスキー商品が早期予約でお得に JATA、キャンペーンで需要の平準化と市場活性化を
2026年10月8日(木) 配信

日本旅行業協会(JATA)の国内旅行推進部スキーツアー部会(部会長=長崎敬・T-LIFEホールディングス取締役企画仕入本部長)はこのほど、3月出発スキーツアーを対象とした、「春スキー・スノボは先取りがお得!3月出発キャンペーン」を開始した。お得感を打ち出すことで、計画的な早期予約や需要の平準化、市場の活性化をはかるのが目的。共通ロゴを掲げ、会員9社が参画する。
JATA国内旅行推進部の野浪健一部長によると、日本人のスキー(スノーボード)人口は1990年代の約1800万人をピークに、近年は約400万人となるなど、減少している。一方、インバウンドのスキー人口は年々増加し、今や150~200万人ともいわれており、日本のゲレンデを楽しむ外国人旅行者が増えている。
インバウンド客の予約は早期であることに加え、長期滞在が多く、需要の平準化もされている。これはスノーリゾートや地域には朗報である反面、直前予約傾向にある日本人客にとっては、早期で予約が埋まり、需要が高ければ価格も上がるため、スキー旅行へ行きにくい環境となってきている。すでにこの時期で、1~2月のトップシーズンは予約が厳しい日程や地域も見受けられるという。
こうしたことを懸念し、JATAは24年にスキーツアー部会を立ち上げ、課題を議論してきた。野浪部長は「徐々に減少しているスキーツアーをどうにかしなればならない。数年前から各社とも販売時期を早めるなど工夫はしている」と述べ、「今回のキャンペーンを第1歩とし、これをフックに日本人の旅行の動き方を変えていきたい」と狙いを語った。
キャンペーンに参加しているのはANA Xとオリオンツアー、クラブツーリズム、JTBガイアレック、ジェイトリップ、ジャルパック、T-LIFEホールディングス、東武トップツアーズ、ビッグホリデーの9社。27年3月1~31日までの出発商品を対象に、各社が独自の割引などを用意している。申込期間は航空機ツアーが26年10月31日まで、JR・新幹線ツアー、バスツアー、宿泊のみ商品が12月31日まで。詳細はキャンペーンサイトへ。







