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26年1月7日銀座に開業の相撲レストラン「日楽座」を公開 阪神コンテンツ、大阪に続く2軒目

2025年12月24日
編集部:飯塚 小牧

2025年12月24日(水) 配信

オープンボックス田代社長(後方右から2人目)や阪神コンテンツ杉本部長(中央)、出演者ら

 阪神コンテンツリンク(清水奨社長、大阪府大阪市)は、2026年1月7日(水)に東京・銀座にインバウンド向け相撲エンターテインメントショーレストラン「THE SUMO LIVE RESTAURANT日楽座GINZA TOKYO(ザ スモウ ライブ レストラン ヒラクザ ギンザ トウキョウ)」を開業する。昨年5月に大阪・ミナミのなんばパークスにオープンした「THE SUMO HALL 日楽座 OSAKA」に続く2軒目。このほど、公演プログラムの内容を発表し、12月19日(金)には報道関係者らを招いて内覧会を行った。

 大阪の日楽座は開業から約1年半で、欧米客を中心に世界約120カ国・地域から5万人以上が来場した。大阪・関西万博終了後も集客は好調で、相撲は開催場所や時期が限られているなか、訪日客がいつでも日本の伝統文化に触れられる機会を提供していることが評価を受けている。ショーと接客はすべて英語のため、スタッフとのコミュニケーションも高評価という。

 同社の杉本豊インバウンド事業部長は日楽座の名前の由来について、「日本文化を楽しむ、人が集う場所」と説明。「1号店の大阪でのノウハウを蓄積し、さらなる日本文化、江戸の文化を凝縮した施設として、相撲や食事の“見る・味わう・感じる”すべてを楽しんでもらえる」とアピールした。他社の類似施設が浅草や両国にすでに店舗を構えるなか、「銀座の地で富裕層をターゲットにしたい」とし、年間集客目標は5万人と明かした。

元力士による迫力ある取組

 公演プログラムは、相撲文化を世界に発信するため、従来の相撲をショーに仕立て上げ、新たなエンターテインメントとして展開する。公演は相撲特化型芸能事務所「SUMO Agency(スモウ エージェンシー)」を運営する、オープンボックス(田代良徳社長、東京都港区)が担い、元大相撲力士たちが迫力の舞台を見せる。田代社長は「東京での相撲の会期は限られているなかで、銀座ではいつでも相撲文化体験ができるようになる」とし、日々出演者たちはトレーニングに励んでいることを紹介した。出演予定力士は元霧の若(きりのわか)の岡本将之さんや元彩(いろどり)の松本豊さんら。

抽選による観客参加型の「相撲チャレンジ」も

 ショーは「心・技・体」を軸とした2時間の没入体験で、食文化体験から、相撲の精神、技、迫力、参加型演出までを段階的に体感できる。初めて相撲に触れる訪日客にもわかりやすいよう、技やルール、禁じ手などを解説。土俵ステージを中心に音や映像の演出も加わり、ダイナミックな舞台が楽しめる。進行は落語家が全編英語で行い、施設内を盛り上げる。通常、相撲の観戦では大声をあげての応援はできないが、ここでは思い思いの声援を送ることができる。

日楽座会席

 また、銀座店の魅力は料理。江戸文化にこだわり、屋台風のオープンキッチンからちゃんこ鍋メインの和食会席を提供する。灘の名酒をそろえた日本酒バーを併設し、土産品の購入も可能だ。

 チケットは、公式サイトのほか複数のOTAと契約して販売を行い、集客は公式SNSなどデジタルマーケティング施策に注力して展開する。

 銀座店の座席表・料金はVIPリングサイド席が大人のみで2万7000円。プレミアムが大人2万1000円・子供1万2000円、スタンダードが大人1万7000円・子供9500円。

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