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壱岐市がふるさと納税の「旅先納税®」を導入 「壱岐たびPay」を発行へ

2025年10月20日
編集部:飯塚 小牧

2025年10月20日(月) 配信

 長崎県壱岐市(篠原一生市長)はこのほど、ギフティ(太田睦・鈴木達哉社長、東京都品川区)が提供するデジタルプラットフォーム「e街プラットフォーム®」を採用。ふるさと納税の一種である「旅先納税®」を長崎県内で初めて導入し、10月20日(月)から、返礼品として地域電子商品券「壱岐たびPay」の発行を開始した。全国では115自治体目となる。

 同市はウニやサザエ、マグロなどの海の幸やコメ、イチゴなどの農産物が豊富で第一次産業が盛んな地域。麦焼酎の発祥の地としても知られている。食のほか、市の中心である壱岐島は遺跡や歴史資産が多く点在する「歴史の島」で、2010年にオープンした壱岐市立一支国博物館・長崎県埋蔵文化財センターを核に観光誘客に力を入れている。

 今回の旅先納税の導入を機に、さらなる地域活性化や地域ファンの拡大を目指す。寄附額は5000円~100万円までの設定で、これに応じて1500円~30万円までの全7券種の「壱岐たびPay」を返礼品として贈る。寄附をすると即時に発行され、寄附日から365日間利用可能。10月20日時点で、飲食店や宿泊施設、土産店、交通機関など市内の67店舗で利用できる。

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