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【愛知県稲沢市】「華麗(カレー)なるまち稲沢」 ”カレーでまちおこし”広告換算額1億円達成

2025年8月14日
編集部:増田 剛

2025年8月14日(木) 配信

広告換算額1億円達成

 「華麗(カレー)なるまち稲沢」をテーマに、カレーでまちおこしを進める愛知県稲沢市は、市内のご当地グルメ事業の広告換算額が2022年度から3年間で、約1億円に達したと発表した。

 「稲沢カレーフェスティバル」など話題性のあるイベントの開催や、飲食店・市民・農家の協力によるご当地カレーの開発などを積極的にPRした結果、テレビ・新聞・ラジオなどメディア露出は39回を数え、その広告換算額は9950万610円にのぼる。

 稲沢市は、日本初の本格的なカレールウの「即席カレー」を生み出した発祥地で、「黄金色に輝くイチョウ黄葉はカレーを連想させる」として、稲沢市観光協会が主体となって多くの参画店舗の協力もあり、カレーによるまちおこしがスタート。

 現在は市内の和食やイタリアン、ラーメン店、カフェ、パン屋、居酒屋まで幅広いジャンルの飲食店が個性的なカレー料理を考案し、稲沢の文化や食材を取り入れたユニークな一皿を提供している。

 同事業の調査に関わる文教大学国際学部国際観光学科専任講師で、博士(観光学)の青木洋高氏は、「ご当地グルメの継続的な取り組みとメディア露出が、市内飲食店やイベントの活性化につながっている。今後も稲沢市の“カレーの聖地”としての認知拡大が期待される」とコメントしている。

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