滋賀県旅行業協会 北川宏会長が再任 ㈱滋旅協新社長に矢野氏
2025年7月2日(水)配信

滋賀県旅行業協会(加納義之会長、67会員)は5月28日、草津市内のホテルで2025年度定時総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、北川宏氏が会長に再任した。
北川会長はあいさつで「昨年7月と今年2月に会員同士が話し合う座談会を開催した。どういった仕入れをするのか、どのように利益を出すのかなどざっくばらんに話すことができた。この座談会は今年度も続けていく」と会員のコミュニケーション強化をはかる考えを示した。
そのうえで、「㈱滋賀県旅行業協会と表裏一体となり、さまざまな事業を進めていきたい」と強調した。
議事では新年度事業計画や収支予算案などすべて決定した。
新年度は、今秋に同県で開かれる「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」の共同企業体として、JTBとの連携強化をはかり、昨年度からの取り組みを引き続き実施する。
他方、㈱滋賀県旅行業協会(北川宏社長)の第14期定時株主総会も同日行われ、役員改選で新社長に矢野充氏を選出した。

矢野新社長は「北川前社長がパワフルな方だったので、その部分を見習いながら取り組んでいきたい。事務的な面ではKTT保険を廃止し、今後KTT滋賀クーポンも廃止する。時代の流れのなかで、滋賀単独でやっていくのは難しい時代だ。㈱全旅に協力しつつ、皆様と一緒に頑張っていきたい」と話した。
両総会の終了後には、旅館や観光施設の受け入れ協定会との合同懇親会が行われ、交流を深めた。