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「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(6月号)」

2025年7月2日
編集部

2025年7月2日(水)配信

https://zoomjapon.info

特集&主な内容

 本誌6月号では、2010年6月に創刊した本誌の15年間を振り返りました。2010年当時、多くのフランス国民にとって日本は、まだ遠い国でしたが、現在では旅行先としてフランス人が行きたい国の1つになっています。特集ページでは、長年ご協力いただいている在日のジャーナリスト、ジャンニ・シモーネさんにこれまでの取材を振り返ってもらいました。2人のカメラマンさんたちからは、これまでの取材から印象的なポートレート写真や日本の風景を選んでいただきました。グルメページでも長年記事を書いていただいているフードジャーナリストさんに、フランスの日本食ブームの変遷についてまとめてもらいました。旅行ページでは、かつて京都に住んでいた作家のミュリエル・バルベリさんから、京都愛・日本愛を伺いました。

〈フランスの様子〉フランスでは夜行列車が再流行

「フランスでは2024年、100万以上の乗客:夜行列車にヨーロッパ規模の夜明け」(6月2日)。地方紙La Depeche紙のウェブサイトより

 フランスでも夜行列車は衰退の傾向で、2021年7月にマクロン大統領が夜行列車の再活性化を表明したときも仏国内の夜行列車は2路線だけだった。これが2030年には10路線になる。◆この夏の話題は、夏限定で再開する週末1往復限定のローマとマルセイユ間の寝台列車。◆フランスでは昨年の夜行列車の利用者は100万人を超えたが、寝台車両数は129で、供給不足。スタートアップ企業の参入などもあるが、爆発的な需要には追いついていない。◆フランス交通省も2035年までに600車両を稼働させ、利用者は560万人近くと試算。仏環境省も国民に鉄道移動を推奨している。◆ヨーロッパ規模でも、夜行列車も含めた鉄道網の活性化が進んでおり、既に再開しているパリ・ベルリンの路線のほか、東欧でも新世代の寝台列車の投入が始まっている。◆この傾向は、社会・経済・環境的、さらには政治的な昨今の状況を踏まえた、ヨーロッパの現在のツーリズムの1つの象徴だが、ヨーロッパの中心にあるフランスではとくに夜行列車の人気が強いという。

ズーム・ジャポン日本窓口 
樫尾 岳-氏

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旅行新聞 編集部〉

 

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