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NTT ArtTechnology、北斎の冨嶽三十六景を成田空港に 描かれた地や所蔵する博物館への来訪促す

2025年5月9日(金) 配信

投影のようす

 NTT ArtTechnology(国枝学社長、東京都新宿区)は5月1日(木)から、成田国際空港(NAA、田村明比古社長)の委託をうけ、成⽥空港第2ターミナルにおいて浮世絵師・葛飾北斎の冨嶽三十六景のデジタルデータをプロジェクターで投影している。訪日客に冨嶽三十六景の魅力を感じてもらうことで、作品に描かれた地域や所蔵する山梨県立博物館(山梨県笛吹市)への来訪を促す。

 NTT ArtTechnologyは、ICTを活⽤して、さまざまな⼈々が⾝近な環境で⽂化芸術を楽しむことができる分散型デジタルミュージアム構想の実現を目指している。岩松院(長野県・小布施町)の本堂天井に描かれた「鳳凰図」や、北斎館(同)所蔵の肉筆画などをデジタルデータ化し、展覧会を開催してきた。

 冨嶽三⼗六景は季節や場所、時間によって姿を変える富士山を描いた作品。新千円札や新パスポートの元として使用されている。会場では、全47図を映す。

デジタルデータ化した冨嶽三十六景の神奈川沖浪裏

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