富士本栖湖リゾートで「富士芝桜まつり」開催 5月25日(日)まで 広がる芝桜と富士山の雄姿に感動
2025年5月7日(水) 配信

山梨県・富士河口湖町の「富士本栖湖リゾート」で、2025年5月25日(日)まで「富士芝桜まつり」が開幕されている。3・8メートルの高さの展望広場からは、正面に富士山の雄姿とその手前に一面濃いピンクの芝桜が広がり、そのスケールの大きさに感動する。
「スカーレットフレーム」や「オータムローズ」など、濃いピンク色の芝桜が咲きそろい、その雄大な景色が人気を呼んでいる。 今シーズンは、芝桜の中に「Mt.FUJIオブジェ」や富士山をバックにハート型の大きなオブジェの中に座って記念撮影ができる「恋するハートのベンチ」の2つのフォトスポットが新たに誕生。会場2カ所に芝桜とピーターラビットのキャラクターたちのかわいい写真が撮れる「ARフォト」も登場した。園内の西側には昨年、「ドッグラン」もでき、平日はここで愛犬と一緒に過ごすことができる。
「イングリッシュガーデン」ではイギリス人のガーデンデザイナーのマーク・チャップマン氏が手掛けた約300種類の草花が咲きそろい、「ピーターラビット™ストーリートレイル」ではピ-ターラビットの絵本に登場するフレーズやシーンが再現され、芝桜と一緒に写真を撮ることができ、芝桜と富士山が堪能できる。
□河口湖遊覧船「天晴」も人気

河口湖では、2020(令和2)年から運航を始めた遊覧船「天晴(アッパレ)」が人気を呼んでいる。船は戦国時代の甲斐武田軍に属していた水軍の「安宅船(あたけぶね)」をモチーフにつくられた純和風の船で、武田氏の家紋「武田菱」を大きくあしらった「御幕(おろしまく)」がはためき、船の横側は武田軍の代名詞でもある赤色の「赤備え(あかぞなえ)」で彩られている。
船は河口湖の船津から出航し、河口湖大橋の下をくぐったあと、湖の中央付近まで行き、富士山の雄大な景色を眺め、1周20分で再び船津に戻ってくる。午前9時から午後4時30分まで、30分間隔で運航され、約180人が乗船できる。
【旅行ライター&エティター 三堀 裕雄】