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リロバケーションズが「Fry to Fly Project」に参画 SAFの原料になる廃食用油を提供へ

2025年5月1日
編集部:飯塚 小牧

2025年5月1日(木) 配信

航空機の燃料にSAFを使うプロジェクト「Fry to Fly Project」

 ホテル・旅館運営、再生事業などを手掛ける、リロバケーションズ(田村佳克社長、東京都新宿区)は4月30日(水)付けで、航空機の燃料に使用済みの食用油(廃食用油)を原料としたSAF(持続可能な航空燃料)を使用するプロジェクト「Fry to Fly Project」に参画した。同プロジェクトは日揮ホールディングスが事務局を務め、企業や自治体など多数の団体が参加している。

 リロバケーションズは全国で40施設以上のリゾートホテル・旅館を運営しており、9割以上の施設で食事を提供している。日々、厨房では一定量の廃食用油が発生し、これまでは産業廃棄物として処理していたが、同プロジェクトを通じて新たな資源として活用することが可能となった。同社の施設は朝食と夕食の提供が主で、調理油の使用料が安定的であることから、継続的で効率的な廃油回収ができるという。

 今後は、各施設ごとの保管体制や衛生管理の整備を進めたうえで、5月下旬から廃食用油の提供開始を予定する。

 同社は「一つひとつの“旅”の記憶が、未来の“旅”を支える力へとつながっていく――、このプロジェクトを通じて、当社は今後も脱炭素社会の実現と地球温暖化の抑止に取り組みながら、人々の豊かな余暇の創出に貢献していく」と意気込む。

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