「MAGMA RESORT Shimobe」開業セレモニー開く 「下部ホテル」施設内に“アクティブリゾート”誕生
2025年4月24日(木) 配信
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MAGMA(福永祐大社長、東京都渋谷区)が運営する体験型リゾート「 MAGMA RESORT 」は、「下部ホテル」(矢崎道紀社長、山梨県・見延町)と業務提携し、4月1日(火)に「MAGMA RESORT Shimobe」を開業した。
1つの施設内に2つのブランドが共存する「革新的な宿泊モデル」で、体験型リゾートと温泉旅館が融合し、親子三世代で楽しめる“アクティブリゾート”が下部温泉に誕生した。
MAGMA RESORT Shimobeは、使用頻度が低下していた下部ホテルの別館客室「裕林亭」(全6室)や、レストラン「松林」、大宴会場「スターライト」などの遊休施設を専用エリアとして、子供から大人まで夢中になれる1日10種類以上の日替わりアクティビティ体験を提供。年間400~500の体験プログラムをそろえる計画だ。

下部ホテルのロビーやラウンジ、足湯、温泉は共用スペースとして利用する。
また、地域の企業や職人と連携し、甲州印伝や打上げ花火などの伝統工芸体験を取り入れた宿泊施設として、「地域ならではの文化」を発信していく。楽しくお仕事体験ができる「キッズアカデミー」では、報酬として独自の通貨「マグマニー」を授与し、館内のサービスと引き換えることが可能。保護者は美肌の湯「下部温泉」でリラックスし、家族全員が満足できる滞在を目指す。
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4月23日(水)には、オープニングセレモニーを実施。山梨中央銀行や身延町役場の代表者も出席し、地域創生の成功事例として期待感を示した。
MAGMAの福永社長は「デジタル化が進むなか、スマートフォンの中でしか良し悪しの判断ができない環境になりつつある。自然が残る地方の豊かな空間で子供たちや、自分たちの人生の在り方を考え、価値観をかたちづくっていくきっかけになれば」と力を込めた。
下部ホテルの矢崎社長は「当館にとっては、単なる空きスペースのレンタルというものではなく、旅館の可能性を拡げていく大きな挑戦となる。新しい価値を提供していきたい」と意気込みを語った。