台湾の”食”の魅力を発信 「FOODEX 」の台湾ブースは過去最大に
2025年3月11日(火) 配信

アジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN2025」が3月11日(火)~14日(金)まで、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる。今年で50回目を迎える歴史ある展示会で、世界60カ国以上・約3000社が出展する。台湾は、経済部国際貿易署と台湾貿易センター(TAITRA、黃志芳・こうしほう董事長)が共同で台湾パビリオンを設け、過去最大の193社が出展して196ブースを展開する。これに伴い、3月10日にパレスホテル東京で、経済部が推進する台湾食品ブランド「TAIWAN SELECT」を紹介する会見を開催。全国各地でも「台湾グルメフェス」が開催されるなど、日本でも人気を集める台湾の“食”の魅力を発信した。
オープニングは台湾の農産物を代表し、枝豆やマンゴーなどを模した着ぐるみキャラクターやダンサーらがダンスパフォーマンスを披露して歓迎した。また、イベントの成功を記念し、日本の伝統文化である「鏡開き」を台湾ビールで実施。日本との友好とさらなる連携を示した。
黃董事長は「今回の出展は過去最大規模になる。日本のバイヤーに台湾の高品質な食を届けたい」とし、日本は台湾からの食品輸出において重要な市場であることを強調した。「観光でも、お互いに人気の高い観光地であり、インバウン客も多くの割合を占めている。食でも日本人に“宝島”台湾の魅力を感じてもらえれば嬉しい」とあいさつした。
会には台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表や台湾農業部の黄昭欽政務次長のほか、出展する14の県市政府から、嘉義県や台南市の首長らが登壇し、「TAIWAN SELECT」の商品や地域の魅力を熱心にPRした。