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ガイド付きで巨大な壁画を鑑賞する「アートクルーズ」実施(天王洲キャナルフェスー秋冬ー)

2024年10月31日
編集部:増田 剛

2024年10月31日(木) 配信

「アートクルーズ」学生ガイドチーム(右端が篠原靖准教授)

 天王洲・キャナルサイド活性化協会(三宅康之代表理事、東京都品川区)は10月18(金)~20日(日)までの3日間、「TENNOZ CANAL FES2024-AUTUMN&WINTER-」を開いた。3日間に約2万5000人が訪れ、天王洲アイルの巨大な壁画などをガイド付きの船から鑑賞する「アートクルーズ」などを楽しんだ。

 アンケート調査によると、同フェスの来場者は近隣の港区と品川区を合わせて約4割を占めた。一方で、「船上ライブやワークショップ、お笑いライブなど、多種多様なコンテンツを充実させたことによって、およそ6割の人たちが遠方から天王洲エリアに訪れていただいた」(三宅代表理事)と分析している。

 なかでも「アートクルーズ」は、今回の目玉イベントの一つ。天王洲のアート作品を水上から観察したのち、東京湾のダイナミックな景色を堪能する約45分(料金2000円)のツアー。

 メインガイドは跡見学園女子大学の篠原ゼミ生が担当。さらに、アートや東京湾の解説は、パナソニックの先進技術を駆使したイベントアバターによるガイダンスを融合させた。同大学の篠原靖准教授は、「『付加価値の高い観光クルーズ商品』化へ、実証実験を重ねながら課題を解決してきた。さらに磨き上げていきたい」と語る。

 天王洲・キャナルサイド活性化協会の三宅代表理事は、「当協会は今年3月に観光地域づくり法人(地域DMO)に登録され、水辺とアートの景観を活用し、働く人・住む人・訪れる人に魅力的な都市観光地を目指している」と話す。今年は「天王洲観光都市元年」をテーマに、産官学連携や、観光DXの推進強化に取り組んでいる。「インバウンド客を見据えながら、アートクルーズを東京の良き思い出となる観光商品へと準備を進めていきたい」と意欲を見せる。

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