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能登地震で被災した子供たちへ遊びの機会提供 300万円目標に支援金募る(アソビュー、カタリバ)

2024年5月2日
編集部:馬場遥

2024年5月2日(木) 配信 

 

 アソビュー(山野智久代表)は、子供たちの学習支援や居場所づくりを行うカタリバ(今村久美代表理事、東京都杉並区)と共同で、能登半島地震で被災した子供たちに遊びの機会を提供するために、5月3日(金)から「アソビュー!」上で、支援金を受け付ける。目標金額は300万円。

 被災地に暮らす子供を持つ家庭に、アソビュー!で使えるポイントを1家庭1万円分、合計300世帯へ提供する。支援対象者は、石川県輪島市・珠洲市・七尾市・能登町(2次避難先:金沢市・加賀市)に在住する小学生から高校生までの子供がいる家庭とした。

 利用対象施設は、アソビュー!に掲載している全国約1万施設。提供時期は、7月15日(月)~12月31日(火)を予定している。

 また、アソビューは、「地震発生から4カ月以上経った今も、復興活動が続けられている。被害の大きかった地域の子供達も、間借りしている学校へ通う、仮設住宅に通うなど、心のケアの必要性が叫ばれている」との認識のもと、カタリバと合同で調査を行った。

 4月19(金)~22日(月)の期間で、カタリバの被災地支援を受けた家庭154人に対し、「遊びの機会」について調査を行った結果、8割以上の家庭が震災後に「外出・お出かけの機会が減った(なくなった)」と回答した。

 今年のGWの予定については、約8割が外出やお出掛けの予定がないと答え、「家の修理や片付けで休みが潰れる」「子どもの遊び場がない」とのコメントが寄せられた。

 震災の影響でお出掛けの機会が減ったと回答した人に理由をたずねると、7割以上が「経済的な理由」とした。

 この結果を受けてアソビューでは、「生活インフラの復旧と同様に、子供たちにとって遊びの機会を届けることも必要なことである」とし、支援金募集の取り組みを始めた。

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