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日光でサミット開く 日本在住外国人も参加(ネイチャーホスピタリティ協会)

2023年11月24日
営業部:後藤 文昭

2023年11月24日(金) 配信

将来の日光の観光について意見交換

 ネイチャーホスピタリティ協会(涌井史郎会長)は11月6日(月)、日光金谷ホテル(栃木県日光市市)でナショナルパーク・サミットを開いた。

 サミットではサステナブルやオーバーツーリズムをキーワードに、日光の観光の将来に対し意見を交換した。日本在住の外国人5人も参加。翌日視察会が行われ、日光の観光素材の魅力に触れた。

 基調講演には、金谷ホテル日本歴史コンシェルジュの小杉和雄氏が登壇し、日光の発展の歴史を紹介した。

 基調講演の後には、同協会の小川正人理事長がモデレーターとなり、パネルディスカッションを実施した。登壇者は、小杉氏に加え、同協会の見並陽一副会長、久保成人副会長、江苓華氏(Japan Farm-Stay)、ステファニー・コロイン氏(銭湯ジャーナリスト)。

 そのなかで小杉氏は「日光市は観光素材が豊富だからこそ、個々の活用の仕方、外国の方に発信する際の焦点をどこにするかが大切になる」と発言。これからの観光を考えるうえでは、宿泊需要をどう創出するかが課題とした。

 小杉氏と同じく観光素材の豊富さを日光の魅力に上げた久保副会長は、「観光客を分散させオーバーツーリズムを防ぐには、日光が誇る自然美、景観と一体となった宿泊の新しいカタチを示すことが必要。併せて、(人が集中する)日光エリアと市内の他のエリア、旧日光街道などとの連動も考える必要がある」との見解を示した。

 小杉氏が課題とした宿泊需要創出のカギに「食」を挙げる見並氏は、「その土地で作られたモノ、あうモノが宿泊施設、飲食店で楽しめるようになれば、第1次産業に従事する人など、観光に直接関与しない人も巻き込める。そうすることで、地域のための観光、サステナブルな観光地ができる」と持論を展開した。

 江氏は、「リピーターが多い台湾人には、テーマのある旅と、滞在型の旅(が需要がある)。小川さんが理事長を務めるONSEN・ガストロノミーツーリズムのコンセプト、『めぐる』『たべる』『つかる』はその点にマッチするので、是非インバウンド向けのイベントも作っていただきたい」と要請。ステファニー氏は「日光エリア以外は情報が少ないので、静かな自然が味わえる、日常生活を感じられる場所や機会などに関する情報を発信してもらえると嬉しい」と思いを語った。

日光の食の魅力も味わう
酒造りを学ぶ

 翌日の視察会では、小杉氏による日光金谷ホテル館内見学、日光東照宮の参拝、日光田母沢御用邸と造り酒屋渡邊佐平商店の見学が行われた。

 日光東照宮内の普段入室することができない「将軍着座の間」での特別祈祷や、日光田母沢御用邸内の12月15日―翌年1月31日にのみ公開される三階御展望室からの紅葉鑑賞など特別な体験もあり、色々な角度から日光の魅力を再発掘。視察会の最後には、日光金谷ホテルでカクテルパーティが行われ、同ホテル名物の百年ライスカレーやコロッケットなど、同ホテル伝統の味を楽しんだ。

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