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埼玉・寄居町で「鉢形城」散策とみかん狩りを楽しむ バスツアー販売

2023年10月24日
編集部:飯塚 小牧

2023年10月24日(火) 配信

左上から時計回りに、風布みかん狩り・雀宮公園・鉢形城公園(寄居町提供)、お福ひな膳(イメージ)

 埼玉県物産観光協会はこのほど、寄居町で名城「鉢形城」散策とみかん狩りを楽しむバスツアーを売り出した。同協会が運営する観光情報サイト「ちょこたび埼玉」に掲載している。ツアー実施は11月23日(木・祝)と12月2日(土)。

 鉢形城は、玉淀河原の対岸の断崖上に建っていた城で、ひと月あまりの籠城戦を繰り広げた歴史物語の舞台。小田原北条氏による北関東支配の拠点として堅牢な守りを誇る城は、上杉謙信や武田信玄の軍勢も攻め落とせず、豊臣秀吉による小田原征伐の際には前田利家、上杉景勝、真田昌幸、本多忠勝などの有名武将も攻め寄せたという。

 現在、鉢形城公園内には天守や御殿などの建物はないが、お堀や土塁が残っており、城を構成した空間が分かるほか、戦国時代の築城技術を伝える石積み土塁や四脚門、池などが復元されている。

 ツアーで鉢形城歴史館と鉢形城公園内のガイドを務めるのは、埼玉県熊谷市出身の歴史ナビゲーターで歴史作家の“れきしクン”こと長谷川ヨシテル氏。城の設備の役割や歴史的価値などを分かりやすく解説する。

 昼食は、1927(昭和2)年創業の日本料理店「喜楽」の旬の地元野菜を使った「お福ひな膳」。かつての鉢形城主・北条氏邦の妻の名にちなんだもので、通常は平日限定のミニ会席を特別に用意する。

 午後は食べ放題のみかん狩りを楽しむ。北条氏の本拠地・小田原から持ち込まれたことが起源ともいわれる、同地でのみかんの栽培。同町風布(ふうっぷ)地区は日本のみかん栽培の北限地域の1つとされている。昔ながらの甘酸っぱさが特徴のみかんで、園内での食べ放題のほか、お土産として1キロ持ち帰ることができる。

 旅行代金は大人、子供とも1万3000円(税込)。集合・解散は大宮。

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