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芦之湯温泉と竹田温泉群、国民保養温泉地に指定(環境省)

(前方)北村副大臣を挟んで、左が山口箱根町長、右が首藤竹田市長
(前方)北村副大臣を挟んで、左が山口箱根町長、
右が首藤竹田市長

 環境省は5月1日、新たに芦之湯温泉(神奈川県足柄下郡箱根町)を国民保養温泉地に指定したほか、すでに指定されていた大分県竹田市の長湯温泉は、同温泉に、久住高原温泉郷、竹田・荻温泉を加えた「竹田温泉群」に拡大して指定された。これによって、全国の国民保養温泉地は92カ所となった。5月21日に開いた指定式では、北村茂男副大臣から箱根町の山口昇士町長と、竹田市の首藤勝次市長に指定状が渡された。

 国民保養温泉地は、温泉法に基づき温泉の公共的利用増進のため、温泉利用の効果が充分に期待され、健全な保養地として活用される温泉地を環境大臣が指定するもの。

 新たに指定された芦之湯温泉は、江戸時代に「箱根七湯」と称された温泉の一つ。文献では、鎌倉時代から湯治場として機能していたことが記載されており、自然や歴史遺産に囲まれた温泉地となっている。主な泉質は単純硫黄泉であり、効用としてはアトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などがある。

 一方、竹田温泉群は日本有数の炭酸泉である長湯温泉、泉質や効能が豊富で広大なロケーションを誇る久住高原温泉郷、旧岡藩城下町や農村地域に温泉を有する竹田・荻温泉の竹田市にある3つの温泉地で形成される。主な泉質は、炭酸水素塩泉・二酸化炭素泉で、効用はきりきず、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症などがある。

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