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NAA、国際線が20年2月以来100万人超え 個人旅行解禁など措置緩和で

2022年11月24日
編集部:木下 裕斗

2022年11月24日(木) 配信

田村明比古社長

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)が11月24日(木)に発表した2022年10月の航空発着回数は、前年同月比26%増の1万5030回、旅客数は同209%増の165万7978人だった。国際線旅客数は同517%増の103万9116人と、20年2月以来、100万人を超えた。

 1日当たりの入国者数の上限撤廃や、訪日外国人観光客の個人旅行解禁、3回以上のワクチン接種証明書で出発前72時間以内の陰性証明の提示不要など日本入国時の水際対策が緩和されたことが主な要因。

 国際線旅客のうち、日本人旅客数は同591%増の29万8828人。外国人は同632%増の43万3768人。19年同月比では日本人旅客数が75%減と同年9月比の79%減から復した。さらに、外国人も19年10月比71%減と同年9月比83%減から増えた。

 国内線は全国旅行支援の開始など旅行マインドの変化で、発着回数が前年同月比64%増の4559回、旅客数は同68%増の61万8862人と過去最高となった。

 田村社長は航空会社へのヒアリングの結果として、「訪日需要は年末年始を中心に増加しているが、日本人は円安のため観光需要は想定以上に回復していない」と話した。

国内コロナ前超え 国際前年比612%増

 11月1日(火)~19日(土)までの国内線発着回数は前年同期比42%増の2650回。19年同期比では、同1%増とコロナ禍前を超えた。国際線は、旅客数が前年同期比612%増の27万8000人。19年同期比68%だった。   

 田村社長は「国内線をはじめ、国際線も回復基調は続くだろう」と語った。

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