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車体験を音から体感できる仕掛けも 渋谷エクセルホテル東急に東急8500系トレインルーム 

2022年11月2日
営業部:後藤 文昭

2022年11月2日(水) 配信

客室

 渋谷エクセルホテル東急(東京都渋谷区)は2023年8月31日(木)まで、東急8500系トレインルーム宿泊プランを販売する。銀色のオールステンレスの車体と赤い帯が懐かしい東急田園都市線の顔「東急8500系」で使用されていた車内扇風機、3、4人掛けロングシート、天井吊り広告、つり革、手摺などの鉄道部品を設えた2室限定のコンセプトルーム。1室には、マスコンと乗務員椅子も設置されている。

マスコンも設置

 これまで同ホテルで展開してきた他のコンセプトルームと一線を画す仕掛けとして、8500系の乗車体験を音から体感できる仕掛けも用意。クレプシードラの最先端空間音響技術「Re:SenseTM (リセンス)」を採用することで、8500系電車のモーター車両の音と東急電鉄の車掌のアナウンスを客室に設置されている音響デバイスからヘッドホンで聞くことができるようにしている。

 またプラン特典として、プラン限定特典として8500系電車の画像をデザインした客室カードキー、電車座椅子の生地を使用した「座席モケットキーホルダー」、東急グループ100周年トレインの車内広告に使用されている「TOKYU TRAIN HISTORY車内広告ポスター」もプレゼントする。

 今回のコンセプトルームは8500系が23年1月で退役することから、東急グループ100周年と掛け合わせ、企画された。

 担当者は「電車の近未来化により世代交代が進む中、50年近く活躍した車両は珍しく、しかもオールステンレスでできている古い電車で、多くのファンがいます。8500系大好きなファンの方だけでなく、小さなお子様にも東急電車を存分に味わっていただける客室となっています」とPRする。

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