オリコン、満足度が高い“格安航空券比較サイト”ランキング発表 トラベルコがダブル受賞に

2019年4月2日(火) 配信 

ランキング表

 

オリコン顧客満足度」を展開するoricon ME(小池恒社長、東京都港区)はこのほど、今回で2回目となる「格安航空券比較サイト」についての調査結果を発表した。

 首位は「トラベルコ(オープンドア)」だった。 3月に発表した「格安ホテル比較サイト」ランキングでも総合1位で、トラベルカテゴリでダブル受賞となった。

 同サービスは、評価項目別の「検索のしやすさ」、「検索結果」、「比較のしやすさ」の全4項目中3項目でも首位となったほか、年代別の「30代」、「50代以上」、目的別の「ビジネス利用」、デバイス別の「パソコン」、国内海外別の「国内旅行」の5部門でも1位。文句なしの栄冠を手にした。

 利用者からは、「自分で調べて比較するのは大変だが、条件を入力するだけで比較できるのは、旅行慣れしていないので、ありがたい(30代 女性)」「どの航空会社でどのクラスで行きたい、日程はこう、など細かな条件を指定して検索を出来、多くの物と比較をできるところが良い(40代 女性)」などのコメントがあった。

 2位にランクインしたのは、 1位と0・08点の僅差で「スカイスキャナー(Skyscanner Japan)」。「サイトの見やすさ」の評価項目では1位を獲得し、年代別「40代」、目的別「観光目的」、デバイス別「スマートフォン」、国内海外別「海外旅行」の4部門でも1位となった。3位は「LINEトラベルjp(ベンチャーリパブリック)」だった。

 調査は過去2年以内に、旅行情報比較サイトで航空券を検索・比較した実際のサービス利用者を対象にした。とくに、複数の旅行予約サイトの商品を横断的に検索・比較できる「旅行情報比較サイト」のうち、航空券を取り扱うサービスの満足度について、インターネット調査を行った。調査期間は2018/12/11~2018/12/27、 2017/12/25~2017/12/28で、回答者数は4999人、調査企業数は8社だった。

 調査は満足度における4つの評価項目「サイトの見やすさ」、「検索のしやすさ」、「検索結果」、「比較のしやすさ」を設定した。総合と評価項目別のほか、「年代別」、「目的別」、「デバイス別」、「国内海外別」ランキングも同時に公開している。

項目別

JTBグループが入社式を実施 538人に髙橋社長がメッセージを送る

2019年4月2日(火) 配信  

538人が入社した (写真は式のようす)

JTBグループは4月1日(月)、東京都内で入社式を実施した。グループ28社の新入社員は538人で、前年度比244人減。このうちJTB(髙橋広行社長)の新入社員は、317人で同222人減少した。前年4月、グループ15社を再統合し、地方の機能を集約したことによる。同式ではグループを代表して、JTBの髙橋社長が新入社員に期待を込めたメッセージを送った。また、スペシャルゲストとして、JTBグループイメージキャラクターの髙橋ひかるさんが登壇した。

 髙橋社長は「新元号『令和』が発表され、大きく時代が変わる1年になる。我われJTBグループも大きな変化を遂げる年にしたい。ラグビーワールドカップでは唯一の公式旅行会社として、G20では宿泊及び輸送の事業者としてグループの総力を挙げる。このチャンスをものにし、2020年以降も、輝くには2020年までの過ごし方にかかっている。変化に対応できた企業だけが、成功に導かれる。そのためには、皆さんのような若い人たちの力が必要。感性や発想に大いに期待している。新しいJTBを創ってほしい」と話した。

スペシャルゲストの「髙橋ひかる」さんが登場

登壇した髙橋さん 「高校3年がエールはおこがましい」と笑いを誘った

 式の最後にはJTBイメージキャラクターの髙橋ひかるさんが登壇。新入社員へのエールを求められると「今年高校3年生になる私が、皆さんにコメントするのはおこがましい」と会場を笑わせた。「JTBの魅力を伝えたい。皆さんに負けないくらい、フレッシュで明るく頑張ります」と語った。

「観光革命」地球規模の構造的変化(209)「スキー場とスノーリゾートの未来」

2019年4月2日(火) 配信 

スキー人口はピークから半減(画像はイメージ)

 今年の北海道の雪解けは例年よりも早いためにスキー客は残念がり、ゴルフ客は歓迎している。日本のスキー人口は1993年に1860万人でピークに達し、その後減少し続け、15年に480万人。90年代にスノーボードが台頭したが、愛好者は02年に540万人でピークに達し、その後の減少で15年に260万人へと半滅。

 国内スキー場は約500カ所といわれているが、リフトなどの設置基数は、93年の約3千基から14年には2351基へと減少。スキー場経営は長らく数多くの地域で基幹産業的役割を果してきた。雇用面で重要だったし、地域にさまざまな経済波及効果を及ぼした。しかしスキー人口の減少に伴って、施設の老朽化対応や安全管理投資の負担が大きくなり、スキー場の衰退に拍車がかかった。

 北海道歌志内市の「かもい岳スキー場」は61年に市が開設、アルペン競技が盛んに行われ、五輪出場選手を育てたスキー場だ。しかし利用者は08年度の63万人から昨年度は32万人に半滅。市は老朽化したリフトの更新費用を捻出し難いために本年度限りで休止を決定。近年は中小規模のスキー場の閉鎖が相次いでおり、市民に身近なゲレンデの閉鎖よるスキー文化の衰退が懸念されている。

 一方インバウンド激増による外国人スキー客の急増でスノーリゾートは大きな変貌を遂げつつある。北海道の倶知安町はいち早く外国人スキー客を招き寄せた町だ。同町の外国人宿泊延数(冬季)は、06年に約9万泊だったが、15年には約39万泊に増加。その内オーストラリア人は06年に約7万泊、15年に約15万泊であったが、アジア諸国からの延宿泊は06年の約1万7千泊から15年の17万3千泊へと激増。

 中国ではスキー市場が急成長中で、中国政府は25年のウィンタースポーツ人口3億人を目指している。世界屈指の良質な日本の天然雪はアジアのスキー客を魅了しはじめている。今後は多言語対応の改善、2次交通の充実、外国語対応インストラクターの増員、体験プログラムの充実、決済システムの改善、安全管理の徹底、事故・災害時の体制整備、近隣スキー場間の連携強化などが不可欠になる。天の恵み(雪質の良質さ)を活かして世界中から評価されるスノーリゾートへの発展が期待されている。

石森秀三氏

北海道博物館長 石森 秀三 氏

1945年生まれ。北海道大学観光学高等研究センター特別招聘教授、北海道博物館長、北洋銀行地域産業支援部顧問。観光文明学、文化人類学専攻。政府の観光立国懇談会委員、アイヌ政策推進会議委員などを歴任。編著書に『観光の二〇世紀』『エコツーリズムを学ぶ人のために』『観光創造学へのチャレンジ』など。

1日1組限定の「花火大会特別鑑賞プラン」 リゾナーレ熱海

2019年4月1日(月) 配信 

和食ダイニング×花火大会

熱海の絶景と温泉に浸るリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ熱海」は、2019年6月16日(日)~12月15日(日)の熱海海上花火大会開催日限定で、「花火大会特別鑑賞プラン」を売り出す。花火大会をイメージしたメインダイニング「和食ダイニング花火」の個室を貸切りにした、ディナーと花火鑑賞を楽しめる1日1組限定の特別プラン。

花火鑑賞前から鑑賞後まで「花火づくし」の特別プラン

POINT1 2人で花火柄の浴衣に身を包み、花火ディナーを堪能する

花火柄の浴衣レンタル

 同プラン利用者限定で、部屋に花火柄の浴衣を用意する。おそろいの装いで楽しむディナーの会場は、熱海海上花火大会をイメージしたメインダイニング「和食ダイニング 花火」の個室。食事中は2人のためだけに、ピアノやフルートなどの生演奏も行う(演奏内容は日によって異なる)。サザエや金目鯛などの魚介を中心に、旬の味覚を取り入れた会席料理をプライベートな空間で楽しめる。

 新鮮なお造りと、季節の味を楽しむ八寸を盛りつけた「宝楽盛」。木彫りで波の模様が入ったお盆の上に、錫(すず)でできた船と帆をあしらい、熱海の風を受けて相模湾を軽やかに疾走する船をイメージしたデザインの器が特徴的だ。

POINT2 スパークリング日本酒を片手に、熱海の夜景と花火を楽しむ

花火観賞とともに楽しむドリンク

 和食ダイニング 花火では、高台から望む夜景とともに、非日常なロケーションで花火大会を楽しめる。個室席に付帯するテラスにはハイチェアを用意し、鑑賞中に楽しめるドリンクとして、スパークリング日本酒「HANABI」を提供する。口の中で弾ける炭酸が夜空に弾ける花火を思わせる酒。

POINT3 プロカメラマンによる記念撮影で、特別な花火鑑賞の思い出を残す

花火観賞のようすを記念撮影(写真はイメージ)

 同プランでは、プロカメラマンが2人の花火鑑賞中のようすを写真に収めてくれる。大切な思い出を何度も見返すことができるよう、写真は後日データでプレゼントする。

「花火大会特別鑑賞プラン」概要

対象日:2019年6月16日(日)~12月15日(日)の熱海海上花火大会開催日

宿泊料金:

 大人1人7万2,211円~(1泊2食付/2人1室利用時/税・サービス料込み)

定員:2人

対象:大人限定

プラン内容:花火柄浴衣レンタル・和食ダイニング花火 個室貸切り

 夕食時サービス

  1)生演奏

  2)プロカメラマンによる記念撮影サービス

  3)スパークリング日本酒「HANABI」720ミリボトル1本

星野リゾート リゾナーレ熱海

 2011年12月に開業した熱海の山上の地に佇む全室オーシャンビューのリゾートホテル。スタイリッシュな空間デザインに加え、相模湾と熱海の街並みを一望する絶景が魅力。熱海の花火や夜景を存分に楽しめる環境が整う。

客室数:77室(部屋タイプ:8タイプ) 

チェックイン:午後3:00/チェックアウト:正午     

住所:静岡県熱海市水口町2-13-1 

TEL:0570-073-055(リゾナーレ予約センター)

アクセス:

 【車】東名高速道路厚木I.C.より車で約70分 

 【電車】JR東海道線熱海駅から送迎バスで約20分

料金:大人1人 2万1千円~(1泊2食付き/2人1室利用時/税・サービス料込)

URL:以下のページリンクから

中部国際空港 第2ターミナルビルが9月20日に開業決定

2019年4月1日(月) 配信 

滑走路をイメージした広い通路、視覚的に分かりやすい導線を設けたチェックインロビー

中部国際空港(友添雅直社長、愛知県常滑市)は2019年3月28日(木)、現在空港島南側で整備を進めるLCC(格安航空会社)向けの新しいターミナルビルを9月20日(金)に開業すると発表した。開業にあわせて、名称は「第2ターミナル(T2)」とし、現ターミナルビルを「第1ターミナル(T1)」に変更される。

 第2ターミナルは、​「利便性と機能性の追求」「拡張性の確保」「新たな賑わいの創出」をコンセプトに、急速に拡大するLCCのビジネスモデルに沿った新たなターミナルビルとして整備を進めている。建物自体は機能性を追求した簡素な構造とする一方、ファストトラベルやスマートセキュリティを実現する最新機器を導入し、高い利便性を確保するとしている。

和のテイストを織り交ぜ、日本に到着した安堵感や、おもてなし感を醸成した到着ロビー

 具体的には、チェックインカウンターや保安検査場、搭乗ゲートといった主要な導線は、混雑ピークに合わせて国際線にも国内線にも利用できる構造を採用し、効率的な施設運用をはかる。

 さらに、チェックインカウンターにはLCC向けターミナルとして国内で初めてとなる「自動手荷物預入機(セルフ・バッグ・ドロップ)」を導入。保安検査にて最新設備(スマートレーン、高性能X線検査機器、インラインスクリーニング検査機器など)を導入することで、乗客の手続き時間を短縮し、負担を軽減するとしている。 

第2ターミナル 施設概要

年間旅客取扱数:450万人(国際線300万人、国内線150万人)

延床面積:約4万5千平方㍍

構造:2階建て2棟構成(本館・サテライト)

スポット/ゲート数:合計10スポット/14ゲート

国際線 旅客施設使用料(出発時・税込):

 大人1,280円、子供640円(小児用割引航空券の方)

※旅客施設使用料は、旅客ターミナルビルの共用施設(出国後のエリア、搭乗ゲートなど)の整備や維持・管理の費用の⼀部を航空機利用客からいただく料金。

※国内線 旅客施設使用料は、別途同社から案内される。

※消費税率が10%へ変更となった場合、使用料は別途同社から案内される。

2020年夏、熱海に「プリンス スマート イン」開業へ

2019年4月1日(月) 配信 

プリンス スマート イン 熱海 外観イメージ

プリンスホテルは2020年夏に、熱海駅から徒歩約3分の伊豆箱根バス熱海営業所跡地で、「プリンス スマート イン 熱海」をオープンすると発表した。客室数は125室(ダブルルーム62室、ツインルーム63室)で、標準客室面積は18平方㍍となる。個人旅行化や若年化の進む熱海で、ICT・AIを活用した最先端のサービスを提供し、快適で機能的な空間を提供していく。

 「プリンス スマート イン」は、同社が新たに展開する次世代型宿泊特化ホテルブランドだ。コンセプトは、“イノベーションを追求する宿泊特化型ホテル”。中長期な目標として、国内100店舗の展開を予定している。

ロゴマーク

 近年熱海は、再び人気の観光地として注目を集めている。全盛期から一時は半数にまで落ち込んだが、2017年度には年間宿泊客数が300万人を超え、5年連続で増えている。とくに若年層の宿泊者が増加傾向にある。

 さらに現在7人以上の団体は全体の宿泊者のうち約8%にとどまり、夫婦やカップル、家族旅行が6割以上を占め、女性グループも約2割を占めるなど、FIT(個人旅行)化が進んでいる。

アテンダーとトラベラーつなぐ新たなCtoCマッチングサービス開始

2019年4月1日(月) 配信 

新サービスを展開

FromTo(宮城浩代表、東京都新宿区)は4月から、開発中の観光プランシェアサービス「アテンダー」を始めると発表した。

 アテンダーは観光する人(トラベラー)と、独自の観光ガイドブック&現地でのアテンドを提供する人(アテンダー)をつなげるCtoCのマッチングサービスとなる。

 「自分の大好きな土地や魅力あるものを、多くの人に知ってほしい」という想いを抱くアテンダーが、「市販のガイドブクやインターネットだけではわからない新しい観光をしたい」というトラベラーに、ガイドブックを提供したりアテンドするというもの。

 アテンダーは自身が考案したガイドブックやツアーとともにサービスへ登録し、トラベラーの申し込み・支払いをもってマッチング成立する。観光が終了したのちに、トラベラーへ報酬が支払われるというシステムとなる。

 同サービスは、渋谷を拠点とした未来をつくる実験区「100BANCH(ヒャクバンチ)」のGarage Programに採択され、4月から100BANCHを拠点に展開していく。

 100BANCHは、パナソニックが創業100年を迎えることを機に構想がスタートした。そのあと、パナソニックとロフトワーク、カフェ・カンパニーの3社が手を組み、 2017年7月7日に渋谷に誕生した。

 「100年先を豊かにする未来」を創造することをテーマに、野心的な若者に対して実験の場を提供。年間約200のイベントを開き、19年1月に累計100プロジェクトの採択を達成している。

アテンダー 100BANCH Garage Programページ(※現在テスト版を準備中のため、テスト版利用希望者は下記から事前登録が必要)

千葉・いすみ市の魅力を多言語で  Webサイト開設

2019年4月1日(月) 配信

ウェブサイトトップ画面

いすみ市農泊・インバウンド推進協議会は、千葉県いすみ市の魅力を欧米やアジアの外国人向けに発信する多言語のWebサイトを開設した。

開設の背景

<農泊をテーマに、地域全体で観光のまちづくりを進めているいすみ市>

 東京ディズニーリゾートに近く、都心から車で1時間半の立地ながら、里山・里海の素朴な田舎体験ができるいすみ市も、隣接町である一宮市が東京オリンピックのサーフィン競技会場に決定したこともあり、訪日外国人が多く訪れる可能性を鑑み、2018年4月に「いすみ市農泊・インバウンド推進協議会」を設立した。

 いすみ市では、地域ぐるみで農家民泊をテーマに外国人観光客の誘致によるまちづくりに取り組んでいる。農家民泊は、農家のふだんの暮らしがベースになるため、新たなハコやモノに頼らなくても地域経済に好循環をもたらすことができると言われている。農家民泊が広がることで、観光や宿泊のための施設が少ないという地域の弱みもカバーできるメリットもある。

<欧米の若者たちの心に届く、地元の人間が暮らすように旅する楽しさを!>

インバウンドモニターツアーのようす

 いすみ市農泊・インバウンド推進協議会は、2019年3月、オーストラリア、スペイン、アメリカ合衆国の青年男女5人をメンバーに、いすみ市の自然、歴史・文化、食、スポーツなどの様々なコンテンツを実際に体験する「インバウンドモニターツアー」を実施した。

 その結果、いすみ市の里山・里海の様々な体験は、「本格的な日本の田舎を体験できた」「これまで見たことのない日本の姿が見られた」「アウトドアが堪能できた」と期待以上の好印象を獲得し、欧米、アジアの旅行客をファンにする大きな可能性があることがわかった。

Webサイトコンテンツ紹介

<いすみ市の、ほんものの日本の田舎暮らしを体験するコンテンツを他言語で>

 Webサイトは、以下のプログラムで構成されていて、サイト内で、いすみ市の今と楽しみの情報を網羅している。検索だけでなく、すべてガイドがついている。施設やサービスの予約も受け付ける予定。

(1) 新着プログラム:
 いすみ市ならではのアウトドア、料理、文化の多彩な体験をメニュー化して紹介

(2) いすみ鉄道:
 鉄道ファンには見逃せない電車と沿線をガイド

(3) Special Movie「Beauty & Active Trip in “ISUMI”」:
 外国美女2人の女子旅動画

(4) Tourism Program:
 グルメ、宿泊体験をわかりやすく紹介

(5) Access:
 東京都心からのアクセスルートをわかりやすい地図でガイド

広島・呉発展の歴史に触れる旅①「旧海軍鎮守府」の歴史物語を辿る

2019年4月1日(月) 配信

護衛艦と夕景

広島県呉市は、「旧海軍鎮守府」と「朝鮮通信使」、「北前船」の3つの歴史物語を核に、1泊2日の滞在型観光地づくりを進めている。JR呉駅を中心に点在する旧海軍関連の史跡と、とびしま海道が結ぶ「下蒲刈島」と「御手洗」(大崎下島)を巡り、呉の発展の歴史に触れる。また、ここでしか見られない景色、グルメを歴史と絡め楽しむことで、呉の魅力を堪能してもらいたい考え。情報発信の強化に加え、朝や夜の観光コンテンツの造成も進めている。Webでは、2回に分け、魅力を発信。今回は、「旧海軍鎮守府」の歴史とグルメを紹介する。

東洋一の軍港都市「呉」

 1889(明治22)年、旧日本海軍の拠点「呉鎮守府」が開庁し、のどかな農漁村だった呉は、東洋一の軍港都市に姿を変えた。

 旧海軍は、入船山に司令長官官舎を置いた。初代官舎は1905(明治38)年に発生した芸予地震で倒壊。同年2代目官舎が建てられた。現在公開されている官舎は、この当時の資料に基づき復元。建物は和館と洋館で構成され、公的な空間である洋館部の壁や天井には全国的にも珍しい金唐紙が張られている。

 呉では、世界最大級の戦艦「大和」など133の艦艇と、特殊兵器が建造された。「大和ミュージアム」では、呉で建造された艦船の資料などを用い、造船・製鋼を始めとした各種「科学技術」を紹介。併せて、呉の発展の歴史も発信する。

 メインは10分の1サイズに復元した戦艦「大和」と、関係資料で大和に搭載されていた予備の探照灯などを展示する。
併せて、「大和」最後の出撃となった「沖縄作戦」時の乗組員の遺書などを展示し、平和の尊さも訴える。

10分の1に復原した戦艦「大和」

 大和ミュージアムを出ると、巨大な潜水艦が目に飛び込んでくる。日本で唯一実物の潜水艦を見学できる「海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)」だ。同施設は、潜水艦の発展と現況や、掃海の歴史に関する展示資料を通して、海上自衛隊の歴史を紹介する。

 注目は、2004年まで海自が実際に運用していた潜水艦「あきしお」
で、機密情報に関わる設備以外をすべて公開する。艦長室や士官室などが見学できる。

潜水艦あきしお

 大和ミュージアムの隣、「呉中央桟橋ターミナル」からは、海自OBがガイド役を務め、停泊中の護衛艦や潜水艦の特徴を解説する「呉艦船巡り」の船が出ている。

 おすすめは、日の入り15分前に出港する「夕呉クルーズ」。夕景のなか、海自の艦船自衛艦旗がラッパ譜「君が代」の演奏とともに降ろされる景色は、呉ならではという。

注目は「屋台グルメ」

「赤ちょうちん通り」のラーメン

 歴史のまち呉は、グルメのまちでもある。とくに2015年に誕生した「呉海自カレー」は、呉来訪のきっかけとしての役割も果たしており、首都圏から足を運ぶファンも多いという。

 一方で、旧海軍ゆかりのグルメも味わえる。「三宅本店」の酒は、全国の海軍基地に納められた。酒蔵の売店では、海軍御用達の酒として、艦隊に納品されていた頃の味を忠実に再現した日本酒を販売する。

 夜グルメでは、地元の人が集う「赤ちょうちん通り」が外せない。電気と上下水道が整備されている全国でも珍しい屋台通りで、ラーメンやお好み焼き、おでんなどが楽しめる。

 「焼鳥屋」に足を運ぶのもおススメだ。市内の焼き鳥屋には、大きな生簀が置かれ、瀬戸内の新鮮な魚介類が味わえる

クラブツーリズムが行商人専用列車「近鉄『鮮魚列車』貸切の旅」を売り出す

2019年4月1日(月) 配信

クラブツーリズムはこのほど、「近鉄鮮魚列車貸切 日帰りの旅」を売り出した。通常、行商人専用で一般旅客が乗車できない列車をツアーで貸し切り、オリジナルルートで走行する約8時間の旅だ。

 今回、このコースを企画した大塚雅士社員は、貨物線の旅で「鉄旅オブザイヤー2017」グランプリなどの受賞歴があり、鉄道を利用したコースを多く売り出している。自身も大の鉄道好きで、ツアー当日も同行予定だという。

 名鉄名古屋駅発着で、新幹線を利用すれば東京や広島からも日帰りで参加できる時間設定となっている。

 鮮魚列車は近畿日本鉄道が所有する列車で、三重県の漁港で早朝に水揚げされた魚を都市部に運搬するのを目的に1963年9月から運行を開始。伊勢志摩魚行商組合連合会の会員だけが乗車できる行商人専用で、一般旅客が乗車することはない。三重の宇治山田駅を出発後、途中12駅に停車し、終点の大阪上本町駅まで日曜・祝日を除く毎朝運行している。下りは松坂まで。

行程

 近鉄名古屋駅(午前9時35分発)→湯の山温泉駅(下車・列車撮影)→明星駅(下車・列車撮影)→近鉄名古屋駅(午後5時23分着)
 ※やむを得ない事由により時刻が変更になる場合がある

 ◆「鮮魚」サボ(行先標)、硬券付き

 ◆昼食はチラシ寿司

 ◆当日のイベントあり

概要

 ■近鉄鮮魚列車貸切 日帰りの旅 (コース番号:78640-988)

 出 発 日 : 6月2日(日)
 料金: 8800円
 募集人員: 130人