【特集No.511】産学官連携で観光人材を育成 “マッチングシステム”の構築を

2019年1月11日(金) 配信

 魅力のある産業として、継続的に発展していくための重要な柱は、人材育成だ。とりわけ変化の早い観光業界においては、産学官の連携が不可欠。本紙の新春鼎談には観光庁で観光人材の育成政策を担当する田村寿浩参事官と、ジャルパックの江利川宗光社長、跡見学園女子大学の篠原靖准教授の3氏が登場。実践力を身に付けた学生の輩出や、働きやすい職場づくりなど、産学が取り組む最先端のノウハウが共有できる“マッチングシステム”構築の必要性なども語り合った。

【増田 剛】

 田村 観光庁は2017年7月、観光産業課の中に観光人材政策室を設置しました。それまでは観光人材の関係は数人の係で担当していたのですが「室」に格上げされ、私はこの室の担当参事官として就任しました。

 観光庁が行っている人材育成の政策は、①高いレベルの経営人材②地域の中核となる人材③これからの観光産業を担っていく実務人材――の大きく3つのアプローチで構成されています。

 経営人材や、中核人材が注目されがちですが、宿泊業や、旅行業を含め観光業がもっと魅力ある産業に変わっていくためには、実務人材、つまり若い世代の育成がとりわけ重要だと思っています。

 全国にある観光系大学の学部・学科の卒業生が、観光業に就職する比率は決して高くありません。また、せっかく就職しても長続きせずに転職してしまうといったデータもあります。

 観光庁としても以前から「産業界と観光系大学との間でミスマッチ、ギャップがあるのではないか」との問題意識から、篠原先生にもメンバーに入っていただき、17年度に「産学連携による実務人材育成ワーキンググループ」を実施し、産業界や大学からもさまざまな意見が出されました。

 篠原 観光庁が実施した実務人材育成WGの一員として、産業と大学が同じテーブルで、どのような観光人材の育成が必要かと議論してきました。

 観光系大学では、それぞれが特徴を生かしながら①グローバル②ローカル③経営④情報⑤計数感覚⑥ホスピタリティ――などの専門知識の習得を目指し、観光人材の育成を行っています。

 一方、産業界が求める人材像としては、「変化やニーズを分析できる人材」や「新しい価値を創造できる人材」、「地域の魅力を伝え、活用できる人材」を必要としていることが分かります。

 WGで1年間議論を深め、検討を進めてきた結果、大学での観光教育は産業界や、地域の方々と協力しながら、「俯瞰できる力」や、「問題提起力」、「課題解決力」を養っていく方向性が示されました。

 これを受けて早速、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部の篠原ゼミは、熊本地震で被災した南阿蘇村の地域の皆さんの協力を得ながら、学生が主体となって観光資源の発掘に取り組みました。

 防災ツーリズムや、インフラツーリズム、ジオツーリズムなど複合的な視点から、新しい魅力づくりに着手し、実学をベースに学生の「問題提起力」、「課題解決力」育成に取り組みました。これが南阿蘇村観光未来プロジェクトです。

 同プロジェクトでは、産業界からジャルパックさん、官からは国土交通省さんの支援をいただきながら、11月には東京発のモニターツアーを実施しました。学生が何度も現地を訪れ、掘り起こした観光資源が、いずれ着地型の旅行商品へと育っていければと願っています。

 江利川  篠原先生のお声掛けによって、産学連携の素晴らしいプロジェクトが実現したと思っています。これを恒常的に、常設的な仕組みの中で実現できないかと考えています。観光庁や日本旅行業協会(JATA)も枠組みに入り、地域活性化へ強い想いや最先端のノウハウを持つ旅行会社と大学、地域をマッチングするシステムを構築できないかと思っています。

 産学官が連携して人材を育成していくことは観光業界ではとても重要な課題です。そのなかで当社は、日本航空(JAL)グループの旅行会社として「提供できる価値は何か」を明確にし、立ち位置をしっかりと定めていかなければならないと認識しています。……

【全文は、本紙1741号または1月17日以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

ブッキング・ドットコム、「2019年に注目すべき旅行先10選」発表 おすすめ宿泊施設も

2019年1月11日(金) 配信 

ワディ・ラム(ヨルダン)/メモリーズ・アイシャ・ラグジュアリー・キャンプ(右)

ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表)はこのほど、今最も予約数の伸び率が高い目的地を調査し、「2019年に注目すべき旅行先10選」として発表した(*1)。 壮大な砂漠や赤茶色の渓谷が広がるワディ・ラム(ヨルダン)や、「千の丘の国」と呼ばれるルワンダ、インドネシアの秘島ヌサ・ペニダ島など、非日常を味わうことができる個性豊かなスポットが選ばれた。

 一方、同社は昨年、日本を含む世界27カ国2万人以上を対象にした旅行意識動向などの調査を行った。これによると、海外旅行者の45%が「19年の旅行は18年より冒険的な目的地を選びたい」と答えた。

調査の概要

 とくに18~34歳のミレニアル世代では58%にまで割合は増し、「19年は友人が訪れたことのない場所へ行きたい」と感じている人は半数(51%)を超えた。25~34歳をみると、「より旅行に有給休暇を充てる予定」が60%で、旅行に合わせて有給休暇を取得することが多いことが分かった。

 国内では19年から有給休暇取得が義務化となることや、「5月の大型連休は例年よりも長期となることから『プラチナウィーク』とも称されている」(同社)と、19年は例年に比べ旅行需要が高まるとみる。 

 以下、2019年注目すべき旅行先10選と、同社おすすめの宿泊施設も併記している。

 ワディ・ラム(ヨルダン)

 ヨルダンのワディ・ラムは多くの超大作映画の舞台にもなり、荒野と砂漠が広がる一帯。壮大な砂岩の山々に赤色の峡谷、見事な先史時代の岩々が織りなす風景は圧巻で、完全な自然のなかで過ごすことができるという。同社の旅行者によると、ワディ・ラムのおすすめポイントは、「素晴らしい日没と天体観測、そして砂漠」だという。

ワディ・ラム(ヨルダン)/メモリーズ・アイシャ・ラグジュアリー・キャンプ

おすすめの宿泊施設:メモリーズ・アイシャ・ラグジュアリー・キャンプ

 「究極の砂漠体験にぴったりの宿。洗練されたデザインの建物からは山の景色が一望でき、天体観測にも最適です。ほかでは見ることのできない景色だけでなく、美味しい料理を提供するレストランもあり、朝食はすべての食事制限に対応しています」(同社)。

サマルカンド(ウズベキスタン)

 ウズベキスタンのサマルカンドは古代シルクロードで最も栄えたとされ、中央アジアで継続的に人が居住していた最古の街の1つであり、数百年にわたり世界の文化の中心地となってきた。

 街は世界遺産に登録されている中世の建築物や記念碑であふれている。なかでも有名なのは、世界で最も美しい広場ランキングに入っているレギスタン広場。広場全体がモザイクで彩られ、金箔とカリグラフィーの装飾が施されている。同社の旅行者によると、サマルカンドのおすすめポイントは、「古代遺跡と建築物、そして歴史」だという。

サマルカンド(ウズベキスタン)/ジャハーンギール・ホテル(左)

おすすめの宿泊施設:ジャハーンギール・ホテル

「ホテルでは伝統的なウズベキスタン料理を楽しめるだけでなく、すべてのお部屋に伝統の織物『スザニ』が飾られています」(同社)。

バラカル(メキシコ)

 メキシコのバラカルはその美しい湖から「モルディブに次ぐ場所」と称され、七色の湖として有名な美しい自然に包まれた場所。澄み切った淡水と白い砂浜の湖は、ターコイズブルーの輝きを放ち、ダイビングやシュノーケリングに人気がある。

 湖岸には小さな漁師の家が点在し、そこで食べられるシーフードもバラカルの人気ポイントの1つ。同社の旅行者によると、バラカルのおすすめポイントは、「スイミングとリラクゼーション、そして静寂」だという。

バラカル(メキシコ)/ホテル・アイレス・バラカル(右)

おすすめの宿泊施設:七色の湖の側にあるホテル・アイレス・バラカル

 「すべてのお部屋からメキシコで2番目に大きいこの淡水湖を望むことができます。朝ごはんはビュッフェ形式で、伝統的なメキシコ料理のチラキレスも食べることができます」(同社)。

ワルザザート(モロッコ)

 サハラ砂漠への入り口として知られるワルザザート。モロッコの美しきアトラス山脈の南側に位置する街で、アイット・ベン・バドゥ(要塞村)で知られている。

 古代カサバへも近く、「この地域を探検するなら、四輪バイクで砂埃が舞う道を走るのがおすすめ」(同社)という。映画やテレビドラマの撮影地にも選ばれ、地元映画スタジオを見学することもできる。

ワルザザート(モロッコ)/リアド・ワルザザート(左)

おすすめの宿泊施設:リアド・ワルザザート

 「ワルザザート中心部に位置するカサバ式のリアドで、伝統的なモロッコ式装飾が施されたスタイリッシュな部屋には、郷土料理を楽しめる屋外テラスが付いています。夜には、ラウンジエリアでゆったりと過ごすこともできます。施設内にはツアーデスクもあり、地元の観光ツアーへの参加を計画することもできます」(同社)。

パロミノ(コロンビア)

 ビーチ沿いにあるパロミノは、コロンビアに行くなら必ず立ち寄るべき町の一つ。旅行者は多くのアクティビティを楽しむことができる。カリブ海に面した綺麗なビーチでは、サーフィンや日光浴はもちろん、猿やオオハシなどの野生動物観察も楽しめるという。

 パロミノ川ではチューブに乗ってカリブ海までの川下りをする「チュービング」にも挑戦できる。

パロミノ(コロンビア)/カーサ・デル・パヴォ・リアル・ブティック・ホステル

おすすめの宿泊施設:カーサ・デル・パヴォ・リアル・ブティック・ホステル

 「モダン・ラグジュアリーな空間をバックパッカー価格で提供しています。ビーチからわずか徒歩5分の魅力的なホステルには、屋外プール、庭園、レストラン、テラスに共用ラウンジまでそろっています」(同社)。

メスティア(ジョージア)

 ジョージアの北西に位置するメスティアは、海抜1500㍍の高地に位置している。歴史好きの旅行者は、地元の歴史と文化に浸れるスヴァネティ歴史民俗博物館、アクティビティ好きの旅行者には、コーカサス山脈の傾斜地を登り、チャラーディ氷河を目指すハイキングコースや、ウシュバ山の麓にある湖の絶景を望みながら歩くコースがおすすめ。

 地元のスヴァン料理は、ミートパイ「クブダリ」やチーズ入りマッシュポテトの「タシュミジャビ」など、食通をうならせる料理も多いという。

メスティア(ジョージア)/カーサ・デル・パヴォ・リアル・ブティック・ホステル(右)

おすすめの宿泊施設:カーサ・デル・パヴォ・リアル・ブティック・ホステル

 「雪山への入り口として、スキー収納スペースも完備しています。お得に泊まれる設備も整ったアパートメントには、専用バスルームと居心地の良いリビングルームも用意されています」(同社)。

キガリ(ルワンダ)

 「千の丘の国」と呼ばれるルワンダは近年訪れやすくなり、世界中から旅行者が集まっている。とくに火山国立公園に生息するマウンテン・ゴリラ見物が人気。キガリはアフリカ全土でもっとも安全かつ魅力的な首都とされ、ここ10年の経済成長は目を見張るものがある。

 充実した食文化ににぎわう市場、楽しいナイトライフまでそろっている。同社の旅行者によると、キガリのおすすめポイントは、「親切な人々ときれいな通り、そして文化」だという。

キガリ(ルワンダ)/ピリ・ピリ・ブティック・ホテル(左)

おすすめの宿泊施設:ピリ・ピリ・ブティック・ホテル

 「スタイリッシュなアパートメントで、美しい景色と屋外プールのほか、郷土料理からインターナショナル料理まで提供する施設内レストランもあります。スーパーマーケットやイェゴ・アーツスタジオ、ニャルタラマ・テニスクラブからも近いです」(同社)。

レーワルデン(オランダ)

 レーワルデンは、オランダのゆったりした空気が流れ、博物館やショッピングエリア、グルメスポットも多い街。町は自転車で簡単に回ることができ、フリース博物館でフリースランド州の秘宝について学んだり、レーワルデンの斜塔を見学したり、ブームスマ博物館にある家族経営の蒸留所で地元のお酒を試飲など、さまざまな場所に気軽に遊びにいくことができる。

レーワルデン(オランダ)/シティ・センター・デ・ローゼンブーム(右)

おすすめの宿泊施設:シティ・センター・デ・ローゼンブーム

 「 17世紀の記念建造物内にあり、オルデホーフェ斜塔と陶器博物館を望むことができます。わずか100㍍圏内には、散歩にぴったりのプリンセス庭園やハーモニー劇場、数々のお店やレストラン、バーがあります」(同社)。

クサミル(アルバニア)

 南アルバニアにあるクサミルは、美しいビーチのある隠れた秘宝ともいえる町だという。湧き出る水によってできる泡が目のように見えることからブルーアイと呼ばれるシリカルタや、世界遺産に登録されている都市遺跡のブトリントがあり、観光に出かけるのもいい。

クサミル(アルバニア)/ホテル・ミラ・マーレ

おすすめの宿泊施設:ホテル・ミラ・マーレ

 「ビーチから徒歩1分のところにあり、海または山の景色が望めるテラス付きのお部屋を提供しています。自炊したい人はキッチン設備も利用できます。親切なスタッフもいるのでブトリント国立公園など、近場の観光地までの小旅行の計画もおすすめです」(同社)

ヌサ・ペニダ島(インドネシア)

 インドネシアといえば、ギリ島やバリ島をはじめとする人気スポットを訪れる旅行者が多いため、ヌサ・ペニダ島は未だあまり知られていない穴場スポット。ヌサ・ペニダ島はバリ島の南西に位置し、人の手がほとんどつけられていない景観が残っている。

 ダイビングに挑戦したり、ギリ・プトゥリ洞窟寺院やエンジェル・ビラボン(天使の水溜まり)といった自然が織りなす不思議な造形を楽しむことができる。

ヌサ・ペニダ島(インドネシア)/カベ・ジャティ・ガーデン・ヴィラ・アンド・レストラン

おすすめの宿泊施設:カベ・ジャティ・ガーデン・ヴィラ・アンド・レストラン

 「敷地内にアジア料理とアメリカ料理を提供するレストランがあり、居心地良く滞在することができます。山の上にあるので、島の景色が360度見渡せ、ビーチや地元の港までも車ですぐに行くことができます」(同社)。

* 調査はブッキング・ドットコムによって、 2016~2017年と2017年~2018年の9月から翌8月に行われた海外旅行予約数の比較(国内旅行者を除く)を対象に実施。選ばれた目的地は、前年比で最も伸び率の高かった場所で、過去1年間に少なくとも1万件の予約があった場所にかぎる

第30回「長崎物産展」 東武百貨店 船橋店で1月17日から

2019年1月11日(金) 配信

長崎枇杷フロマージュ

長崎県は、2019年1月17日(木)~1月23日(水)まで、東武百貨店 船橋店で県産のスイーツや海産物などの味覚がたん能できる「長崎物産展」を開催する。

 30回目を記念し、関東初出品となる「長崎枇杷(びわ)フロマージュ」や佐世保市の名物・レモンステーキを使った「30周年スペシャルバーガー」など、ここでしか味わうことのできない限定商品を販売する。東武百貨店限定の長崎県産天然赤足えび入り「長崎中華街蘇州林(ソシュウリン) 特製ちゃんぽん」や長崎カステラ、角煮まんじゅうの実演販売に加え、べっ甲、さんご、真珠などの長崎伝統工芸品も登場する。

 会場では30周年の感謝を込め、先着で「三喜屋(みきや)せんべい」のプレゼントや長崎県をたん能できる感謝袋の販売、県産品が当たる抽選会も行う。

第30回『長崎物産展』概要

30周年スペシャルバーガー

期間:2019 年1月17 日(木)~1月23日(水)

時間:午前10:00‐午後7:30 (最終日は午後4:00まで)

場所:東武百貨店 船橋店 6 階イベントプラザ
   (千葉県船橋市本町7-1-1)

主な販売商品:
 ◆30周年スペシャルバーガー(バーガーショップベルビーチ)※各日限定50点
 ◆長崎枇杷フロマージュ(九十九島せんぺい本舗)※関東初出品 各日限定20点
 ◆渋皮栗寄せの抹茶カステラ(松翁軒)※各日限定30点
 ◆長崎角煮まんじゅう(岩崎本舗)
 ◆ながさき鯨カツ(鯨専門店くらさき)
 ◆五島手延べうどん(ますだ製麺)
 ◆からすみ(高野屋)
 ◆カスドース(平戸蔦屋)

主なイベント:
1 月17 日(木)
 ◆おおむらフラワー大使「花菖蒲」首藤 絵里さん来場
  先着100人に三喜屋せんべいをプレゼント
 ◆第30 回記念・感謝袋2,001 円(限定50 点)

1 月19 日(土)
 ◆長崎がんばらんば隊 隊長『がんばくん』来場
  先着300人に九十九島せんぺいをプレゼント

抽選会:期間中、長崎物産展の購入レシート5,400 円ごとに1 回の抽選。

1月12日から新演出 大井競馬場で行う関東最大級の光の祭典

2019年1月10日(木) 配信 

バージョンアップする「MEGA TREE GARDEN」

大井競馬場(東京都品川区)を舞台に実施するイルミネーションイベント「TOKYO MEGA ILLUMINATION」が、2019年1月12日(土)にリニューアルする。関東最大級の規模を擁し、最先端の技術・演出を用いたイルミネーションと新演出が登場。3月末までの開催期間中、バージョンアップした“光の絶景”を連日楽しめる。

バージョンアップする2つのエリア

「MEGA TREE GARDEN

MEGA TREE GARDEN

“高さ10㍍の巨大ツリー”、“両サイドに広がる3Dプロジェクションマッピング”、”2 万本超の光る薔薇” が織り成す、常識を覆す新たな光の大演出

 広場の中心に精巧に作られた高さ10㍍のメガツリー(光の大木)がシンボリックにそびえ立ち、観覧スタンドの壁面に3Dプロジェクションマッピングを展開している。

 今回のバージョンアップは、メガツリー両側のスタンド壁面に2つの3Dプロジェクションマッピングが同時に展開、さらに2万本を超える光の薔薇が咲き誇る、360度フォトジェニックな絶景スポットへ生まれ変わる。世界最高峰レベルの演出技術が結集し、大自然の力と大都市・東京のエネルギーが共存・共鳴し合う、希望に満ちた近未来の東京&地球をテーマにした壮大なストーリーを表現している。イルミネーションの常識を覆す新たな光の大演出で、そこにいるだけで元気が漲るような生命力に溢れた光世界を創造する。

「TWINKLE TUNNEL

TWINKLE TUNNEL

“未来のTOKYOへのタイムトンネル”

 大井競馬場の夜の象徴である「TWINKLE」をテーマに展開した光の回廊で、演出テーマは“未来のTOKYOへのタイムトンネル”。日常から非日常の世界へと気分を一気に切り替え、これから始まる幻想的な光の世界への期待感を盛り上げる。天井と壁面にはイルミネーションの煌めきが広がり、柱のサイネージビジョンでは宇宙空間にペガサスが羽ばたく幻想的な世界を演出する。

 今回のバージョンアップは、足元に3Dプロジェクションマッピングで投影された宇宙空間が新たに登場。360度に広がる“究極の宇宙空間”が来場者を包み込み、一歩足を踏み入れると宇宙空間の中をワープしているかのような不思議な感覚を味わえる。イベントのエントランスを華やかに彩る、日本最大級の“光の超体感型トンネル”となる。

「TOKYO MEGA ILLUMINATION」の見どころ

ダイアモンドターン アネックス

最新の技術と演出で、鑑賞型から体験型へと進化した次世代イルミネーション

 LED1球1球へのプログラムや3Dプロジェクションマッピングとの連動など、世界最高峰レベルの演出・技術により、日本初・世界初の演出を多数実現。鑑賞するのみならず、最新のインタラクティブ技術による来場者のアクションに連動した光の演出など体験を通じた新たなイルミネーションの楽しみ方を提案する。

過去から現在、そして未来のTOKYOをテーマとしたオリジナル作品

 まるでタイムスリップをするかのような光の回廊やトンネル、江戸~明治~大正~昭和の各時代におけるTOKYOの美しい過去を表現した演出など、現在、過去、未来を行き来しながら時空を超えていくような体験が味わえる。

飲食・物販も充実、イルミネーションの楽しみ方の多様化を提案

 大井競馬場オリジナルのクラフトビールと美味しい料理、今人気の台湾屋台をイメージした店など、新店舗を含む多彩なジャンルの店舗が軒を連ね、イルミネーションとともに楽しめるフード・グッズなどを提供する。4号スタンド4階「ダイアモンドターンアネックス」では、メガイルミを一望できるスペシャルシートで、これまでのソフトドリンク&スープ3種に加え、新たにブッフェ形式の食事も楽しめる。

「TOKYO MEGA ILLUMINATION」概要

所在地:東京都品川区勝島2-1-2(大井競馬場)※入場が北門側入場ゲートから

営業期間:2019年1月12日(土)~3月31日(日)

 ※競馬の開催日程の変更などに伴い、休業日を設定する場合あり

営業時間:平日は午後6:00~同10:00、土日祝日は午後5:00~同10:00

 (2月11日(月・祝)と3月21日(木・祝)は午後6:00オープン予定)

 ※競馬の開催日程や日没時間などにより変動する場合あり

入場料:

 18歳以上1,800円、小中高校生1千円(北門側入場ゲート前で販売)

 ※未就学児は無料、団体・障がい者などは割引設定あり

 ※チケットぴあ他にて、前売り券を発売中

総合プロデューサー:夜景評論家・丸々もとお氏

「TOKYO MEGA ILLUMINATION」公式Webサイト:

タイ国際航空、新春お年玉セール開始 7日間限定でバンコク往復27,000円から

2019年1月10日(木) 配信 

7日間限定セール

 タイ国際航空(TG)は1月10日(木)から、新春お年玉セールをウェブ限定で始めた。販売期間は16日までの7日間で、バンコク往復2万7千円から、プーケット/チェンマイ/クラビ往復は3万5千円からなどとなっている。なお、同運賃は、TGオンライン予約システム(Royal e-Booking)限定運賃。詳しくは下記から。

運賃概要

ブッキング・ドットコム、「ゲスト・レビュー・アワード2018」発表 野沢温泉が受賞率国内最多に

2019年1月10日(木) 配信 

口コミが高評価の宿泊施設に贈られる

ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表)はこのほど、219の国・地域にある75万9845施設のなかから「ゲスト・レビュー・アワード 2018」を選出した。日本は8456軒の施設が受賞した。17年の6287軒から2千軒以上増え、1つ順位を上げて21位となった。

 2018年度の受賞施設数を国別に見ると、最多は10万6513軒のイタリアで、次いでスペイン(4万6646軒)、フランス(4万5286軒)とヨーロッパ勢が上位を占めた。

 全体の宿泊施設数に対し、受賞率が最も高かった国はオーストリア、次いでチェコ共和国、ポーランド(※1)で、地域別ではギョレメ(トルコ)、スルニ(クロアチア)、鵝鑾鼻(台湾)となった。日本からは野沢温泉(日本)が第8位に入った。(※2)

 日本国内では、「野沢温泉」で登録している施設数の77%もの施設が「ゲスト・レビュー・アワード2018」を獲得し、このほか湯布や高山、奈良と温泉街の受賞が目立つ結果となった。

ヨーロッパ地域が攻勢
野沢温泉がランクイン
野沢温泉では、8割弱が賞を獲得

アパートメントやユニークな宿泊施設が定番人気に

 最も受賞数が多かった世界の宿泊施設タイプは2年連続でアパートメントとなり、18年は全体の36%を占めた。全体の73%は一軒家やアパートメントをはじめ、船上ホテルやイグルー、ホームステイにカントリーハウスといったユニークな宿泊施設となっている。

 ふたを開けてみると、昨年に続いてトップ5に入った施設タイプ<アパートメント(26万9649軒)、ホテル(14万8913軒)、ゲストハウス(7万8574軒)、B&B( 6万6697軒)、別荘(5万6303軒)>とユニークな宿泊施設が多い。日本では引き続きホテルでの宿泊が人気で、次いで民宿、旅館とつづく。

 同社が世界29の市場で合計2万1500人を対象に行った調査によると、3分の1以上(35%)が「19年はホテルよりも別荘やアパートメントといったバケーションレンタルに宿泊したい」と応えた。

 さらに23%の人が「19年に自身が所有する部屋や別荘を宿泊先としてオンライン旅行サイトに掲載することを検討する」とし、43%の旅行者が「19年は今まで泊まったことのない宿泊施設タイプを予約してみたい」と答えた。ユニークな宿泊施設の人気はさらに高まりそうだ。

「人とのつながりや温かさに価値を」

 ホーム部門担当バイスプレジデントのオリヴィエ・クレリヨン氏は、「ユーザーの皆様は、施設タイプや大きさやロケーションよりも、細部までの気配り、個人に特化した独特なサービスなど、人とのつながりや温かさに価値を置くようです。ゲスト・レビュー・アワードを通して、宿泊施設のオーナーやスタッフの皆様が日々努力を積み重ね、誠意をもってゲストへ最高のおもてなしを提供していることを称えるとともに、弊社からの感謝の意を表したいと思います」と語った。

「ゲスト・レビュー・アワード 2018」について

 受賞対象となるには、2018年10月31日(中央ヨーロッパ時間)時点で、最低5件以上の口コミと、それらにもとづく平均口コミスコアで8.0以上が必要。同社のサイトに口コミを投稿できるのは、実際に宿泊施設に滞在したゲストのみ。

 ゲストにはチェックアウト後に、清潔さ、快適さ、ロケーション、施設・設備、スタッフ、お得感の6つのカテゴリーで宿泊施設を評価できる。同社のサイトに掲載される口コミについて、同社は「編集や調整を一切行わず、実際に滞在したゲストによる生の声をそのままお届けしています」という。

 ※1:国内における「ゲスト・レビュー・アワード 2018」の受賞率が高く、平均(4000軒以上の受賞施設)を上回る施設数が受賞している国を算出

 ※2:地域内(市内)における「ゲスト・レビュー・アワード 2018」の受賞率が高く、平均(60軒以上の受賞施設)を上回る施設数が受賞している地域・都市を世界の各エリアから算出

1月13・14日、東京都内で「とっとり・おかやまのジビエ」を開催! 

2019年1月10日(木) 配信

ジビエ料理や革製品等のPRを行うイベント「とっとり・おかやまのジビエ」が1月13日(日)、14日(祝)に、東京都内のとっとり・おかやま新橋館で開かれる。

 首都圏での県産ジビエの消費拡大や認知度向上を目指して、鳥取県と岡山県が合同で開催する。2019年の亥年にあわせて、鳥取県の倉吉農業高校が新たに開発したイノシシレトルトカレー等の販売、亥年にちなんだノベルティ等が当たる抽選会の開催、レストラン「ももてなし家」で鳥取県産猪肉を使った料理の提供等を行い、「2019亥年とっとりジビエ おいし猪(いいとしとっとりジビエ おいしいの)」をPRする。

開催概要

日時:2019年1月13日(日)~14日(祝) 午前10:00-午後5:00

場所:とっとり・おかやま新橋館1階
   東京都港区新橋一丁目11番7号新橋センタープレイス
   TEL:03-3571-0092

内容:

(1)両県のジビエ料理の試食
 【鳥取県】ほうきイノシシのテリーヌ、骨付き鹿スモーク
 【岡山県】猪肉のぎょうざ、鹿肉のグリーンカレー

(2)両県のジビエ及び加工品の販売
 【鳥取県】
  精肉:日本猪牧場(倉吉市)の猪肉(ミンチなど)、わかさにく工房(若桜町)の鹿肉(モモ・ロース・ミンチ)
  加工品:イノシシレトルトカレー、イノシシウインナーソーセージ、イノシシジャーキー(倉吉農業高校が開発。レトルトカレーは新商品で、首都圏で初販売)鹿スモーク、缶詰(鹿肉のポルぺッティ、鹿肉のブラッサート)、鹿すき焼き丼等
  雑貨:SISI CREAM(猪脂の革製品用クリーム)、クリーニングクロス

(3)抽選会
  試食した人の中から、抽選で亥年にちなんだノベルティ(猪の皮革を使ったお守り入れ、鳥取県内こども園児による猪の絵柄のカレンダー)や、ジビエ加工品などが当たる。

(4)「ももてなし家」でのジビエフェアについて
 場所 とっとり・おかやま新橋館1階レストラン「ももてなし家」
 料理
  【鳥取県】自家製イノシシのベーコン(1,180円)、イノシシの辛味噌煮込み(1,180円)
  【岡山県】鹿肉のロースト(1,380円)、鹿肉のキーマカレー(1,280円)

 期間 1月13日(日)~2月28日(木)(午後5:00-同10:00のみの提供)

飛騨の良縁成就を願う冬祭り 「三寺まいり」が1月15日開催

2019年1月10日(木) 配信 

三寺まいり「千本ろうそく」

岐阜県飛騨市では、毎年1月15日に冬祭り「三寺(さんてら)まいり」が行われる。会場となる飛騨古川の市街地を、たくさんの和ろうそくなどの光で町中を照らし、幻想的な雰囲気のなか恋のご利益を願う多くの人でにぎわう。

“良縁成就のお参り”として知られる「三寺まいり」

 「三寺まいり」は、飛騨市に200年以上も受け継がれてきた伝統行事。宗祖・親鸞聖人(しんらんしょうにん)のご遺徳を偲び、命日の前夜1月15日に界隈の円光寺や真宗寺、本光寺の3つの寺を巡拝し、独経・説法を受けたことが始まりとされている。

 明治・大正時代には、野麦峠を越えて信州の糸引き工場に出稼ぎに行った娘らが正月の帰省時に晴れ着姿で瀬戸川べりを巡拝し、男女の出会いの場となったことから、いつしか「恋愛成就のお参り」として知られるようになった。

 新春年明けの15日には、お参りに訪れる人でにぎわい、和服姿の女性らの華やぎと和ろうそくの幻想的な灯りが町を包み込む。

「三寺まいり」を美しく灯す、老舗の手作りろうそく

三嶋和ろうそく店

 「三寺まいり」は、飛騨古川の市街地各所に設置される高さ2㍍もの「大雪像ろうそく」や、瀬戸川沿いに女性らにより灯され恋愛成就を祈る「千本ろうそく」が町中に灯り、幻想的な雰囲気を醸し出す、飛騨の冬の風物詩。とくに3つの寺に奉納された重さ13㌔の和ろうそくは、市内の老舗「三嶋和ろうそく店」の製作で、日本全国でも10店あまりとなった和ろうそく店の中でも、すべて手作りなのはここだけと言われている。

飛騨グルメや晴れ着貸出のほか、楽しみも盛り沢山

 三寺まいりのもう1つの醍醐味、食と特産品の屋台がならぶ「門前市」も毎年大にぎわい。岩魚の塩焼きや鶏ちゃんから揚げ、飛騨牛串焼きなど地元食材を使った郷土色満載のグルメが目白押しだ。

 今回は地元フレンチの名店「ビストロ・シェ・ボア」が飛騨牛カレー、生産から販売まで6次産業化を進める「蔵樹LABO」からは「野菜スープ」で初出展。加えて昨年に引き続き、米・食味分析鑑定コンクール国際大会で金賞を受賞したお米の試食ブースを設ける。

 また、女性には晴れ着のレンタルを利用し、着物でのお参りも楽しめる。

200年以上続く伝統行事「三寺まいり」概要

催事名:「三寺まいり」(さんてらまいり)

期日:2019年1月15日(火)

会場:岐阜県飛騨市古川町市街地

スケジュール:※天候などにより、多少変更が出る場合もあり

正午00:00~午後9:00 門前市(まつり広場)

 昼から開催。岩魚の塩焼きや五平餅、飛騨牛の串焼きやカレーなど、飛騨ならではの味を堪能できる。

午後1:00~同8:00 飛騨古川着物ウォーク(着物レンタル)

 着物姿で三寺まいりを楽しんでみては。15日限定で着物レンタルを実施。料金は1人3千円(税込)。

午後4:00 点灯式(まつり広場)

 まつり広場にある大きな雪像ろうそくに火が灯され、三寺まいりの開始を告げる。幻想的な一夜の始まり。

午後4:00~同9:00 雪像ろうそくの点灯(古川市街地)

 高さ2㍍の迫力ある雪のろうそくが、目抜き通りに立ち並ぶ。雪と炎が彩る古い町並みは、この日だけの特別な装いになる。

午後4:00~同9:00 千本ろうそく(瀬戸川沿い)

 白いろうそくは願いを込めて、赤いろうそくは願いが成就したお礼参りとして火を灯す。千の想いが炎となって、雪の瀬戸川をやさしく照らす。

午後4:00~同9:00 祈願とうろう流し(瀬戸川沿い)

 祈願成就を願い、瀬戸川を静かにとうろうが流れる。川面をゆらめくとうろうの灯りが幻想的な世界を作り出す。

問い合わせ:(一社)飛騨市観光協会 tel:0577-74-1192

 または、岐阜県飛騨市観光課 tel:0577-73-2211

公式ホームページ:

KAYAK、2019年「春休み穴場スポット」ランキングを発表

2019年1月9日(水) 配信 

インドネシア・バリのイメージ

旅行検索エンジンのKAYAKはこのほど、2019年2月1日から3月31日における「春休み穴場スポット」ランキングを発表した。卒業旅行に人気な2月から3月の時期に混雑が予想されるなか、前年同期と比べ検索数に落ち着きがあった国・地域をランキング化した。

 18年に比べ混雑回避が可能と予想される第1位は、根強い人気で例年注目を集めるインドネシア・バリだった。バリは18年の検索上昇率ランキングで前年と比べて212%増となり、7位にランクイン。18年は混雑していた旅行先の1つであることから、 今春は混雑を回避することができとくにおすすめの「春休み穴場スポット」であるという。

【2019年「春休み穴場スポット」ランキング(前年比検索減少率ランキング)】

 一方で、18年と比較し検索数が上昇した「春休み人気旅行先」ランキングでは大阪が堂々の2位、沖縄が3位、福岡が8位 にランクインした。今年の春休みは国内旅行がとくに人気を博していることが分かった。

 2月から3月は卒業旅行シーズンとしてもにぎわい、ヨーロッパの人気都市やビーチリゾートへの人気も集まるが、今春の人気旅行地では、国内外のリゾート地へバランス良く注目度が分散していることが分かった。

【2019年春休み 検索率が上昇した人気旅行先ランキング】

 ※2018年1月1日から2018年12月5日までの期間にKAYAK.co.jpにて検索された、旅行期間が2019年2月1日から2019年3月31日までのデータを抽出したもの、および前年同時期の同データに基づく。

「お風呂でのエチケット」を10言語併記で説明するポスター販売 日本温泉協会

2019年1月9日(水) 配信 

10言語で説明する「お風呂でのエチケット」ポスター

訪日外国人旅行者が急増するなか、日本温泉協会(笹本森雄会長)は、10言語で「お風呂でのエチケット」を啓発するポスターを作製し、販売を始めた。 

 「入浴時は下着や水着を脱いで入ってください」や、「体を洗ってから浴槽に入りましょう」、「タオルを浴槽に入れないでください。浴槽の清潔を保つためです」など、基本的なマナー12項目を絵入りで説明している。 

  日本語のほか、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、ロシア語で併記している。

 同協会によると、「会員の温泉旅館・ホテルからも入浴方法を分かりやすく説明するポスターの作製を望む声があった」という。

 ポスターはB1判(タテ103㌢×ヨコ72・8㌢)で、表面がPR加工されており、耐水性・耐湿性に優れている。

 販売価格は1枚2160円(税込み、梱包発送費は別)。

  問い合わせ=日本温泉協会 tel03(6261)2180。