「女将のこえ218」伴 千恵子さん、湯乃宿 清盛(栃木県湯西川温泉)

2019年1月27日(日) 配信 

湯乃宿 清盛 伴千恵子さん

 大人と犬限定の温泉宿

 
昨年11月1日。わんわんわんの日に、湯乃宿 清盛は犬と一緒に泊まれる宿としてリスタートした。

 
 千恵子さんと夫で板長の克也さん、次女夫妻の佳穂里さん、裕一さんの4人で家族会議を開き、満場一致で決定。両夫妻はそれぞれ大型犬のビリー、小型犬のベルと暮らしており、「ペットは家族」と考えているのだ。

 
 とはいえ、清盛はもともと大人限定の宿。これに加えて「大人とペットのみ」と、さらに対象を絞るのは勇気がいったという。

 
 「でも、いまテレビをつけるとペットと料理ばかりでしょう。需要があると思ったんです」と千恵子さんは語る。実際、12月末までの2カ月間で、30匹が泊まりにやって来たという。

 
 宿泊客が喜ぶのは、館内のどこでもペットと一緒にいられるということだ。「私たちも犬を連れて、そういう施設に泊まりに行きましたが、客室以外はペット不可のエリアが意外と多くて、私たちもビリーやベルも寂しい思いをしたんです」。

 
 そこで清盛では、大浴場の浴槽以外は、脱衣所も食事処もどこでも同伴可とした。それで問題が起きたかというと……。

 
 「起きません。私たちも驚いたのですが、想像以上にしつけが行き届いているんです。正直な話、昔、お子様も受け入れていた頃よりずっとマナーがいいんですよ(笑)」。

 
  しかも、犬を介して宿泊客同士の交流が自然に生まれるのも嬉しい効果だった。

 
 今市市でピアノの先生をしていた千恵子さんが、縁あって湯西川に嫁いで39年。当時は寿司居酒屋でまだ旅館ではなかったが、「先代には温泉を掘る勇気があった」と言う。

 
 湯西川といえば、平家落人が傷を癒したとされる歴史ある温泉地だが、近代になって自分たちで新たに温泉を掘る人はいなかった。湧出に成功してしばらくは、日中は日帰り温泉、夜は居酒屋を営んだ。この時期は、将来の旅館経営を考える時間にもなったようだ。

 
 居酒屋には、近隣の宿泊客や働く人が夜食を食べによく訪れ、彼らの本音を耳にする機会があった。

 
 「料理が冷めてちゃ駄目だよな」、「俺たちばかり働かせて」と。

 
 「それなら、私たちが率先して働こうと思い、家族4人だけの経営になりました。また料理は、厨房に食事処を併設し、出来立てをお出しできるようにしました」。

 
 宿としては後発だと、伴さん夫妻は口を揃えるが、新しい挑戦を続けてきたから今がある。「大きくなくていいから家族で楽しく働きたい」、それが千恵子さんの願いだ。

(ジャーナリスト 瀬戸川 礼子)

住所:栃木県日光市湯西川980▽電話:0288-98-0500▽客室数:5室(16人収容)、一人利用不可▽旅館創業:1998年▽料金:1泊2食付9500円~(税込)▽温泉:アルカリ性単純泉▽獣医の助言で犬の食事は提供なし。大人だけの宿泊可。犬用の浴衣がインスタ映えすると好評。伴さんは湯西川温泉女将会会長。

 

コラムニスト紹介

ジャーナリスト 瀬戸川 礼子 氏
ジャーナリスト・中小企業診断士。多様な業種の取材を通じ、「幸せのコツ」は同じと確信。働きがい、リーダーシップ、感動経営を軸に取材、講演、コンサルを行なう。著書『女将さんのこころ』、『いい会社のよきリーダーが大切にしている7つのこと」等。

「トラベルスクエア」5月の10連休に向けて

2019年1月26日(土) 配信 

 

5月の10連休に向けてサービス業は……

 
この正月の5日に横浜までコンサートを聴きに行き、その帰り道、僕の大学の卒業生が働いているホテルのレストランに立ち寄った。

 
 三が日は終わっていても、中華街は混み合っている。さぞかし、このホテルも忙しかったのだろうなと思いながら、テーブルに着いた。しかし、僕の席担当のサーバーさん、ぼんやりしていて、見るからにお疲れだ。

 
 卒業生が来てくれたのだが、彼女もやはりお疲れ気味。「大晦日から今まで休みなく働き詰めですから、みんな疲れ切っています。こんなことじゃ、いけないんですが」とけなげな弁明だ。

 
 ホテルやレストランの仕事は、人様が遊んでいるときに身を粉にしなければいけない宿命。でも、どんな繁忙期でも、きちんと休みを与えないと、油切れしてくるのは当たり前だろうに、そんなゆとりシフトも組めない現状なのだろう。

 
 こんなことでは5月の10連休が思いやられる。一般の人には福音かもしれないが、サービス業の人たちには、どうか。

 
 実際、ホテルや旅館の経営者と話をしていても、需要増はありがたいけれど、こちらの従業員体制の問題の方が深刻、と口をそろえて語ってくれる。お正月のラッシュでも精いっぱいのシフトで回しているのに、10連休ともなると、疲労で倒れる人が続出するのではないか、と心配ばかり膨らむし、これがきっかけで「やっぱり、接客の仕事は自分を壊しちゃう」とやめてしまう人が激増するのではないか、という危惧もある。

 
 政府はレジャー需要増だから文句あるか、ということかもしれないが、休みを増やす政策だけだと、ますます旅行需要の週末集中型が加速して、この業界がいちばん望んでいる平日と週末の繁閑格差の解消にならない。

 
 それに、そういうレジャー需要を支えるサービス業に従事する人たちの「幸せ」をどう捉えているのか。人様が楽しい時を過ごせるように、普通の人が休んでいるときに、働く方々の気持ちは貴重なものだ。何か報いる手立てはないものか。

 
 政府やお役所から、そういう大事な方々をねぎらう言葉の二つや三つ出てきてほしいと痛切に思う。だって、遊びたい人たちばかりじゃ、世の中、回っていかない。

 
 僕などは、そういう週末労働する方々には最低賃金を2割以上高くしていいと思っているほどだ。全業種に平等に値付けするのではなく、最低賃金だって、業界格差があっていいというのが暴論気味だが、僕の考え。そしてサービス業経営者には別途法人税の軽減を考えるとかする。

 
 そうでもしないと、人を遊ばせる仕事のステータスがいつまでたっても底辺労働であり続けてしまうのではないか。そこがいちばんの心配だ。

 

(跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授 松坂 健)

 

コラムニスト紹介

松坂健氏

跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授 松坂 健 氏
1949年東京・浅草生まれ。1971年、74年にそれぞれ慶應義塾大学の法学部・文学部を卒業。柴田書店入社、月刊食堂副編集長を経て、84年から93年まで月刊ホテル旅館編集長。01年~03年長崎国際大学、03年~15年西武文理大学教授。16年から跡見学園女子大学教授、現職。著書に『ホスピタリティ進化論』など。ミステリ評論も継続中。

観光ハンドブック「長崎の世界遺産めぐり」 1月26日(土)から全国の書店で発売

2019年1月25日(金) 配信

1月25日(金)、長崎県東京事務所の松尾剛次長(左)と長崎県観光振興課の北原智紀係長が本紙を訪れハンドブックを紹介した。

世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の観光ハンドブック『長崎の世界遺産めぐり「オトナ周楽(しゅうがく)旅行」ハンドブック』が、1月26日(土)から全国の書店で発売される。B6判、オールカラー100ページ。価格は800円(税別)。

 2018年7月に長崎県で2件目の世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシンタン関連遺産」は、離島を含め点在している長崎県と熊本県天草市の12の資産で構成されている。一度の旅行ですべての構成資産をめぐることは難しいが、その価値は禁教によるキリシタン潜伏のきっかけから潜伏の終わりを迎えるまでの独自の文化的・宗教的伝統であるため、「ぜひすべての構成資産を巡っていただきたい」(長崎県)という。

 今回発売する観光ハンドブックは、12の構成資産や関連資産の歴史をはじめ、周辺のグルメ情報や観光スポットが紹介されているほか、オリジナルグッズが当たるスタンプラリーも楽しめる。自由に使えるメモ欄に旅の思い出を記したり写真を貼ると、自分だけの旅の記録手帖にもなる。

観光ハンドブック「長崎の世界遺産めぐり」概要

 

仕様:B6判 オールカラー100ページ
価格:800円(税別)
発売日:2019年1月26日(土)から
発行:長崎県観光連盟
販売箇所:
 【東京】銀座蔦屋、代官山蔦屋、中目黒蔦屋、長崎県アンテナショップ「日本橋長崎館」
 【大阪】梅田蔦屋、枚方蔦屋
 【九州】各書店、長崎県内のコンビニエンスストア(※発売開始から1カ月間)
 インターネット販売サイト「Amazon(アマゾン)」
特徴:
◆「長崎と天草地方の潜伏キリシンタン関連遺産」の歴史解説
◆全12構成資産のポイントをピックアップ
◆構成資産ごとに周辺のおすすめグルメスポット紹介
◆構成資産ごとに周辺マップを掲載、おすすめの観光スポット紹介
 ※スマートフォンでマップ内QRコードを読み取ると、グーグルマップを表示する便利な機能付き
◆自由に使えるメモ欄を設け、旅の思い出としてイラストや写真の貼付など、自分だけの旅の記録を手帖として残すことができる
◆構成資産をめぐるスタンプラリーで集めたスタンプ数に応じた素敵なプレゼントを用意

横浜駅直通エンタメビル「アソビル」 3月15日に開業決定

2019年1月25日(金) 配信 

「遊べる駅近ビル」がオープン

アカツキライブエンターテインメント(香田哲朗代表取締役CEO、小林肇代表取締役CPO、東京都品川区)は2019年3月15日(金)、横浜駅直通の複合型エンターテインメントビル「アソビル」を開業する。

 体験コンテンツの第1弾として、2階の常設体験イベントフロア「ALE-BOX (エールボックス)」内に、リアル脱出ゲーム「Escape from The NINE ROOMS(略称:9rooms)」、「ハートの女王からの脱出」をオープン。そのほか、3階ものづくり体験マーケットフロアでは、月額会員権などをクラウドファンディングサイト「Makuake」にて特別価格で売り出す。

 さらに、屋上フロア「マルチスポーツコート」のバスケットボールイベントを、横浜がホームタウンのプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」が監修することも決まった。

 なお、一部のフロアと店舗のオープンは別日を予定。地下1階アミューズメントバー「PITCH CLUB」は4月5日(金)、4階屋内キッズパーク「PuChu!(プチュウ)」(仮称)は5月から営業開始を予定する。

アソビルについて

 「遊べる駅近ビル」をコンセプトにした、横浜駅みなみ東口通路直通予定の複合型体験エンターテインメントビル。横浜中央郵便局別館をリノベーションする屋上、地上4階~地下1階建てのビルに、フロアごとにテーマの異なるさまざまな体験を提供する。

ALE-BOX(エールボックス)

 2階「ALE-BOX」は、「厳選されたエンタメ体験のセレクトショップ」をコンセプトに、常時複数の体験イベントが開かれるフロア。コンテンツは定期的に入れ替わるため、来場のたびに新鮮な体験と驚きが味わえる。

 3月の開業時に導入される体験コンテンツの1つとして、SCRAPとアカツキライブエンターテインメントが共同開発したリアル脱出ゲームの最新作「9rooms」が登場。大掛かりな仕掛けや最新鋭のシステムが用意された「連続する9つの部屋」を舞台に、部屋ごとに出題される謎を解き明かす新感覚のリアル脱出ゲームだ。

 アカツキライブエンターテインメントは、これまでのイベントクリエーションや、アカツキグループのモバイルゲーム制作で培ったノウハウを元に、デジタル機器やシステムの企画から開発までを担当している。デジタルとリアルの融合により、「五感」を駆使した謎解きが可能となった。

 同時に、「横浜ヒミツキチオブスクラップ」もオープンし、初回には2013年に名古屋で1週間限定で開催されたのみの幻の公演「ハートの女王からの脱出」がバージョンアップして復活する。

横浜ヒミツキチオブスクラップ公式サイト:

(1)Escape from The NINE ROOMS (略称:9rooms)

タブレットを操作し、9つの部屋の謎を解き明かす

 「9rooms」は文字通り、「連続する9つの部屋」から脱出を目指すまったく新しい体験型ゲーム。1~4人1組でタブレットを手に持ちながら、部屋ごとに出題される謎を「五感」を駆使して次々に解き明かし、制限時間50分以内に脱出を目指す。これまでに無かった大掛かりな仕掛けや、最新鋭のシステムが参加者を非日常空間へと誘う。

イベント公式サイト:

(2)ハートの女王からの脱出

不思議な国のアリスの世界を楽しめる

 ファンから根強い人気を誇る、2013年に名古屋にて1週間限定で開催された幻の公演が、2019年バージョンとして装いも新たに生まれ変わる。遊びたいタイミングで即ゲームをスタートすることができる新システムを導入し、1~4人の好きな人数で行うスタンディングタイプのリアル脱出ゲーム。ポップでキュートな”不思議の国のアリス”の世界を楽しめる。

イベント公式サイト:

「ハートの女王からの脱出」 | 横浜ヒミツキチオブスクラップ
http://realdgame.jp/ajito/yokohama_himitsu/2019/01/fromheartqueen.html

ものづくり体験マーケット「MONOTORY」先行特別価格で会員募集中

 3階「MONOTORY(モノトリー)」は、陶芸やアクセサリー、革小物、キャンドル作りなどのものづくりワークショップが毎日行われる国内最大級のものづくり体験マーケット。「アトリエ・ワークショップ」「ショップエリア」「ラウンジスペース」の3つを軸に、初心者から本格派まで、ものづくりを気軽に楽しめる空間を提供する。

 「アトリエ・ワークショップ」では、ハンドメイドの人気作家やカリスマ講師が、MONOTORYオフィシャルアーティストとして、毎日さまざまなワークショップを開催する。ワークショップは20ジャンル200種類以上の展開を予定。陶芸専用の大型電気釜や溶接機、デジタルファブリケーション機材(レーザーカッターやUVプリンター)など、各ジャンルのものづくりに必要な専門機材をそろえている。

MONOTORY公式WEB:

施設概要

所在地:神奈川県横浜市西区高島2丁目14-9 アソビル

交通:横浜駅みなみ東口通路直通、横浜駅東口から徒歩2分

主要用途:体験型エンターテインメント施設、飲食店、事務所 など

施設面積:約11,900平方㍍(約3,600坪)

階数:地上4階、地下1階、屋上

施設運営者:株式会社アカツキライブエンターテインメント

WEBサイト:以下のページリンクから

JTB 長谷寺の貸し切りなどを設定した「夢の休日 国内春号」を発売

2019年1月25日(金) 配信 

「夢の休日 国内春号」イメージ

JTB(髙橋広行社長、東京都品川区)は1月25日(金)から、「夢の休日 国内春号」を売り出した。同号は3~7月出発の新商品。桜名所をめぐるコースや、季節の花々、祭りがテーマだ。

 同商品のコースは「平等院(京都府)」や「長谷寺(奈良県)」、「大曲の花火 春の章(秋田県)」など日本各地に設定。「長谷寺」は申し込みの人限定で閉門後に貸し切り、見ごろを向かえた色鮮やかな牡丹を観賞したあと、国宝の本堂で僧侶の声明が聴ける。

 同日発売の「ラグジュアリーバスで巡る夢の休日」は前年比で2倍のコースを設定。新コースも多く含まれている。また「ロイヤルロード・プレミアム」は設定コースを3倍に増加。「ファーストクラスの乗り心地」を利用しやすくなった。

 「夢の休日 国内」は高品質旅行専門店ロイヤルロード銀座が実施・企画するもの。日本の美しい四季の風景や伝統行事、希少価値の高い旬の食材や厳選された郷土料理などを一流のレストランで楽しめる。さらに添乗員同行で安心でゆとりある商品だ。

商品概要

夢の休日 国内春号 一例

奈良大和四寺巡礼と「花の御寺」長谷寺夜間特別拝観3日間

出発日:2019年5月2日(木)

旅行代金:2人1室 26万3千円(大人1人・東京駅発着)

宿泊先:1泊目オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井(客室タイプ:ツイン30平方㍍)2泊目奈良ホテル

ラグジュアリーバス花色紀行 ゆっくり東京10時30分出発 桜が彩る日本列島周遊7日間~日本が最も美しく色づく季節に桜の名所をゆったり巡る旅

出発日:2019年4月1日(月)

旅行代金:2人1室 81万円(大人1人・東京駅発着)

主な宿泊先:1泊目ABBA RESORTS IZU-坐漁荘 2泊目ホテル九重 6泊目花紫など

伊勢志摩国立公園に佇むプライベート温泉とモダンな日本家屋 アマンリゾート「アマネム」でゆったり連泊3日間

出発日:2019年5月17日(金)

旅行代金:2人1室 35万8千円(大人1人・大阪駅発、新大阪駅着)

宿泊先:1・2泊目 アマネム(客室タイプ:ソラスイートルーム)

大井川鐵道 パワースポットをめぐる特別企画ツアーを実施

2019年1月25日(金) 配信  

接岨峡温泉と八橋小道

大井川鐵道(静岡県島田市)は2019年2月24日(日)に、奥大井湖上駅から接岨峡温泉をめぐる特別企画ツアー「あったか郷土鍋と接岨峡温泉、秘境ウォーキング」を実施する。

 同ツアーは恋愛と結婚、子宝にまつわるエンゼルパワースポットの奥大井湖上駅と接岨峡温泉、八橋小道を歩き、昼食は同温泉に古くから伝わるイノシシ鍋を堪能する。帰路はSLに乗車。日帰り旅行で旅行代金は大人1人6500円、子供1人4500円となる。 

 同社は「奥大井の澄み切った空気のなか、奥大井・南アルプスの山々を望めるコースは新しい魅力発信につながる」とコメントした。

ツアー概要

ツアー名:あったか郷土鍋と接岨峡温泉、秘境ウォーキング

旅行日:2019年2月24日(日)  <日帰り・予約制、雨天決行、荒天中止>

定員:40人(最少催行人員20人、受付人員がこれに満たない場合は催行中止)

旅行代金:大人1人(中学生以上) 6500円 子供1人(小学生) 4500円 幼児1人(3歳   以上) 500円 ※幼児以外に含まれるもの 金谷方面からの往復交通費、昼食、保険代

集合場所・時間:JRで集合の人 大井川鐵道金谷駅 7時30分
マイカーで集合の人 大井川鐵道新金谷駅 7時30分

内容:金谷方面から秘境駅やエンゼルパワースポットとして知られる「奥大井湖上駅」まで大鉄線で移動。奥大井湖上駅からウォーキング、八橋小道経由で接岨峡温泉へ 。接岨峡温泉では同地伝統の鍋料理を堪能する。帰路、千頭駅よりSL列車に乗車する。

あったか郷土鍋と接岨峡温泉、秘境ウォーキング | 大井川鐵道【公式】
http://oigawa-railway.co.jp/archives/event/attakanabe_walking

成田空港のさらなる機能強化へ 夏目社長本格的な事業着手への決意語る

2019年1月25日(金) 配信 

夏目誠社長

成田国際空港(NAA)は1月23日(水)、東京都内でNAA記者会との意見交換会を行った。夏目誠社長は「今年はラグビーワールドカップやG20サミットなど、国家行事やイベントが多く控えている。2020年に開催される東京オリンピック、パラリンピックの準備も大詰めを迎える。全社員の力を結集して、万全の体制でお客様を迎え、来年につなげたい」と語った。

 昨年3月に国土交通省とNAA、千葉県、空港周辺9市町からなる4者協議会で合意した「成田国際空港のさらなる機能強化」にも触れ、「迅速に手続きを進め、本格的な事業着手に入りたい」と決意を語った。また、甚大化する自然災害に対し、「今までの常識が通用しない状況になりつつある」と語り、NAAの災害対策も説明した。

琉球の誇り首里城“奥”の世界「御内原エリア」が2/1(金)開園!

2019年1月25日(金) 配信

新規開園エリア

首里城公園で、2019年2月1日(金)から新たに「御内原(おうちばら)エリア」など首里城「奥」の世界が開園する。1月28日(月)~31日(木)までの4日間は、新規開園エリアの有料区域を無料開放。イベントなども開く予定だ。

首里城公園 御内原エリア開園プレオープン

淑順門

日時 :2019年1月28日(月)~1月31日(木)
入場口:淑順門(しゅくじゅんもん)より無料開放
※正殿等は通常どおり有料。

琉球を司る3つの空間

 琉球王国の政治、外交、文化の中心として威容を誇った首里城は、その役割から、3つの空間がある。

(1)正殿・御庭などを中心とした「行政空間」
(2)聖地として崇められた京の内を中心とした「祭祀空間」
(3)国王とその家族、女官達が生活した御内原(おうちばら)と呼ばれる「生活・儀礼空間」

 1992年から正殿をはじめ順次公開エリアを拡大してきたが、今回(3)の「御内原」エリアが開園する。 

御内原とは

 正殿の東側一帯は「御内原」と呼ばれ、国王とその家族、そこに仕える多くの女性が暮らす男子禁制の場だった。正殿を境に、西側が政治や外交を中心とした世界であったのに対し、ここは女性がすべて取り仕切るいわば「奥」の世界。このエリアには、城郭の東側に築かれた場内で最も高い物見台「東(あがり)のアザナ」があり、首里や那覇の街のみならず東シナ海を望むことができる。天気が良い日には東は久高島、西は慶良間諸島を見渡すことができる美しい風景がたん能できる。

KNT-CTホールディングス 「空飛ぶタクシー」市場参入へ AirXと業務提携

2019年1月25日(金) 配信

「空飛ぶタクシー」イメージ

KNT-CTホールディングス(丸山隆司社長、東京都新宿区社長)はこのほど、「空飛ぶタクシー」市場への参入を目指し、AirX(手塚究代表、東京都渋谷区)と業務提携した。AirXは、日本で唯一オンデマンドでのヘリコプター手配(チャーター)とライドシェア(チャーターの相席便)のプラットフォームサービスを展開している。

 空飛ぶタクシーとは、ヘリコプターを中心とした、航空機の「電動化」「静音化」「自律飛行」の商用化による次世代モビリティシステム。KNT-CTホールディングスは、AirX 社が展開する「ヘリコプター座席のシェアリングサービス」を生かし、ヘリコプターをより身近に、低価格で利用できる環境づくりを支援。将来的には、次世代モビリティ「空飛ぶタクシー」の実用化による、交通空白地帯のある観光地や、交通過密化が進む首都圏の移動時間・空間的ストレスの緩和を期待する。また、旅行会社ならではのネットワークを生かし、地域自治体とも連携し、地域における誘客促進(ヘリ観光ツアーや2 次交通利用)など、多角的な展開も視野に入れる。

 両社は取り組みの第1弾として、KNT-CTホールディンググループのクラブツーリズムから、大阪発着の「ラグジュアリー東京・横浜3日間」ツアーを売り出した。ヘリコプタークルージングによるファン増加をはかる。参加者が非日常を存分に味わえるよう、移動手段や宿泊、食事にこだわった内容で、2 日目の午後ヘリコプターで東京空中遊覧が楽しめる。ツアーは、AirX 社のチャーターヘリコプターを利用する。

「ラグジュアリー東京・横浜3 日間」 ツアー概要

出発日:

2019年 4月11日(木)、14日(日)、18日(木)、24(水)、5月12日(日)、15日(水)、23日(木)

行程

1 日目:

新大阪・京都発、新幹線のぞみ号で新横浜へ。みなとみらい、山下公園散策
横浜マリーンルージュでサンセットクルーズ&船上ディナー (横浜ロイヤルパークホテル 泊)

2日目:

柴又・川千家にてうなぎの昼食。リムジンでレインボーブリッジドライブ。ヘリコプター搭乗体験、浅草・今半本店にてすき焼きの夕食 (帝国ホテル東京 泊)

3日目:

鳩山会館見学、銀座久兵衛にて寿司の昼食後、新幹線のぞみ号で帰途へ。京都、新大阪着

旅行代金:1人、13万円

添乗員:同行

企画:クラブツーリズム 関西国内旅行センター

快適な眠りをサポート ピローコーディネーター養成講座(西川産業)

2019年1月25日(金) 配信

プレスシェイパーを使った実技指導

 寝装寝具(ふとん・まくら・マットレスなど)を総合的に手掛ける製造卸売業の「西川産業(東京西川)」(東京都中央区日本橋)は、ホテル・旅館の従業員向けの資格講座「ピローコーディネーター養成講座」を開いている。

 同養成講座は、まくらの豊富な商品知識と睡眠に関する知識を備え、宿泊客に適切なまくら選びのコンサルティングができる人材を育成することが目的。資格を取得したホテル・旅館のスタッフは眠りの悩みに対し、豊富な知識で快適な眠りをサポートすることができるようになる。

 昨年10月に開催した第2回「ピローコーディネーター養成講座」は「講義+実技指導」の2部制で、西川産業の本社会議室で実施した。

 講座の充実と実践知識の習得を目的とするため、少人数(定員先着20人)での開催で、参加費用は1人1千円(認定書発行代)。受講条件は、同社の選べるまくら製品(ファインスムーズ、タッチヌーボー)が展開されているホテル・旅館で、実際にまくらのコンサルティング接客をする従業員が対象となる。

 まず講義では、一人ひとりに合った枕を選ぶ際にチェックしたい「良い枕の条件」など、ぐっすりと眠れるまくらの基本的な考え方などを学ぶ。続いて実技指導で後頭部から首までの頸椎ラインを計測器、プレスシェイパーを使って仰向け寝時の理想的な枕高を計測。好みの素材(硬さ)を選ぶことでより最適なまくらをコーディネートするなど、座学で覚えたことを数人のグループに分かれて実践した。

講義のようす

 受講後はレポート提出が義務付けられている。実際に自分の施設でのオペレーションを踏まえた上で自身の接客マニュアルとなるようにレポートを作成してもらうという。

 講座を修了した人には認定証を発行する。認定証は証書タイプと接客時に着用できるカードタイプの2種類からいずれかを選択できる。認定証には施設名と名前、顔写真、資格取得年月日、認定番号が記載される。証書タイプには日本睡眠科学研究所の捺印も入る。

認定証(見本)カードタイプ

 第2回「ピローコーディネーター養成講座」を受講した北海道の「ルスツリゾートホテル&コンベンション」料飲部アンチエイジンググループの作井弥生チームリーダーに話を聞くと、「実際にお客様一人ひとりに最適のまくらを提案することは難しいのですが、最低限、計測器を使ってお客様に合ったまくらをお薦めする努力はしていきたいと思います。他館との差別化にもなりますので、将来的には『ピローコーディネイトプラン』などの宿泊プランも検討してみたいです」と感想を話した。

 問い合わせ=西川産業営業統括本部(教育・社内情報共有担当=大木・岡部) 電話:03(3664)3726。