人気の富士山方面や地域商品を強化 19年の訪日向け「JTBサンライズツアー」

2018年9月7日(金) 配信

JTBは9月5日(水)、「サンライズツアー」の2019年商品の発表会を東京都内のVR体験施設で行った

JTBはこのほど、訪日外国人向け「サンライズツアー」の2019年1~12月版を発売した。前年比5割増となる全1286プランで展開する。新商品は「地域商品の増強」、「富士山方面の拡充」、「ハネムーナー向けプラン」、「VR体験」など、昨今の新たなニーズに対応した品ぞろえとなった。

 東京・大阪以外の地域商品は、訪日外国人のリピーターの増加傾向に伴い、前年比187%増の440プランに増強。地域分散とシーズンの標準化をはかった。

 圧倒的な人気を博す富士山方面は、237プランを用意した。これまで東京からの日帰りプランが多かったが、宿泊してウォーキングや登山など富士山広域を周遊するアクティビティツアーを拡充した。

 19年のJTBグループキャンペーン「日本の旬 国立公園」実施にあわせて日本全国の8つの国立公園を訪れるツアーを造成。また、ハネムーンで利用する人の身内だけで過ごしたいというニーズに応えて、ダブルルームや露天風呂付き客室などを新たに追加した。

 体験プランは、従来の着物体験や寿司づくりなどのプランに加え、“クールジャパン”を体験したいといった声や日本の夜のエンターテインメントを充実させるコンテンツとして“VR(仮想現実)体験”を盛り込んだ。

 JTBが9月5日に東京都内のVR体験施設で開いた記者発表会で、同社国内仕入商品事業部訪日インバウンド企画部の大岩直美戦略統括部長は、「19年商品の売りとして、ハイテクジャパンを感じてもらえる。おすすめのコンテンツのひとつだ」とアピールした。

ANAがインバウンド向けマッチングサービス「Huber.」に出資

2018年9月7日(金) 配信

実際のガイド風景(Huber.社提供)

ANAはこのほど、インバウンドの観光客と国際交流を望む日本人をガイドとしてつなぐサービス「Huber.」を運営するHuber.(紀陸武史CEO、神奈川県鎌倉市)に出資することを発表した。ANAの社員がHuber.に参加し、異文化交流を体験し、社員の“おもてなし力”の向上をはかる。

 また、Huber.に出資する他会社と連携して、共同プロモーションの展開などを行う。さらに将来的には、ANA社員の人事研修プログラムへの追加も検討している。

 ANAは、「Huber.との協業により、日本の地域創生への貢献と、持続可能な開発目標の達成にも寄与していく」とコメントした。

株式会社Huber.社 概要

 日本を知りたい外国人観光客と、国際交流したい日本人の両者をつなぐ、訪日外国人向けのガイドマッチングサービス。サービス名にもなっている「Huber.」は「HUBになる人」という意味が込められている。人と人の出会いを創造し、国境や文化、宗教などすべての価値観の壁を超えて世界中の人々が認め合える世界を創りたいという思いのもと、17年10月17日にサービスの全国展開を開始した。

二条城二の丸御、二の丸庭園を音と光で演出

2018年9月7日(金) 配信

光と音で夜の二の丸御殿内を特別演出

二条城(京都府京都市)は9月28日(金)~12月9日(日)まで、「二条城まつり2018」を行う。

 期間中は、二の丸御殿と二の丸庭園を音と光で演出する国宝二の丸御殿夜間特別公開や、市民大茶会、京の名産品展など魅力あふれるイベントを実施。一押しは国宝二の丸御殿夜間特別公開で、関係者は「昼間は御殿内の障壁画保護のため、障子を閉めている大広間の障子を開放し、かつて将軍が眺めたであろう視点から、特別名勝・二の丸庭園を眺められます。夜の二の丸御殿に入れる貴重な機会ですので、ぜひお越し下さい」とPRする。

「二条城まつり2018」 概要

国宝・二の丸御殿夜間特別公開

将軍が眺めたであろう視点から。、二の丸庭園を鑑賞できる

内容:

 光と音で夜の二の丸御殿内を特別演出。さらに、特別名勝・二の丸庭園をライトアップし、かつて将軍が眺めた御殿からの庭園の眺望を楽しめる。

日時:9/28(金)~10/8(月・祝)。午後6:00~午後9:00

入城料:昼間と同様(一般600円中高生350円小学生200円)

※入替制のため、昼間と夜間はそれぞれ入城券が必要

市民大茶会

内容:半世紀以上続く伝統的なお茶会。本格的なお点前を楽しめる。

10/27(土) ・裏千家

11/1(木)  ・表千家

11/3(土・祝)・藪内家

※午後2:30までに会場(清流園)で受付を済ませる。

前売券:10/1(月)から二条城で発売(各流派70枚ずつ)

当日券:二条城で発売(各日30枚)

料金:2500円(茶席2席とそば席、入城料(1人分)含む)

二条城障壁画展示収蔵館原画公開第3期

内容:二の丸御殿<黒書院>菊の間の障壁画オリジナルが見られる貴重な機会。

日時:10/4(木)~12/2(日)。午前9:00~午後4:30(入城は午後4:00まで)

料金:100円(入城料が別途必要)

漢字探検隊「お城と漢字」

内容:城内の建物と漢字のつながりを探検する。

日時:

10/6(土)。第1部、午前10:00~午後12:0。第2部午後2:00~午後4:00

定員:各部40人

参加費:1千円(入城料が別途必要)

申込先:

第56回 京都漢字探検隊「二条城で漢字と出合う」
https://ws.formzu.net/fgen/S50279150/
第1部は、定員に達しました。キャンセル待ちのみの受付とさせていただきます。

いがらしみきお×Chim↑Pomエリイ 青森で特別ツアー実施

2018年9月7日(金) 配信 

アーティストと作品画像 (c) Chim↑Pom Courtesy of the artist and MUJIN-TO

体験型ツアーを提供するcultra(カルトラ)企画プロデュース・運営事務局は2018年10月26日(金)~28日(日)、漫画家のいがらしみきおさんとアーティスト・コレクティヴChim↑Pomのエリイさんと共に、青森県の名所を巡る2泊3日のツアーを行う。

 恐山と三内丸山遺跡、六ヶ所村の3カ所を巡り、2人の独自の視点を共有し、コミュニケーションを通じて“未知の発見”を体験するツアー。同局は「業種の異なるいがらしさん、エリイさんと過ごす、またとない体験は、このプロジェクトだけが叶えられる特別なもの」とコメントした。

 旅の内容はユニークだ。初日は、恐山を自由に歩く。時間をかけながら風景を見て感じたことを、参加者は絵か文章におこす。その後、いがらしさんに、文章を書いた人には絵を、絵を描いた人には文章を付け加えてもらう。1つの作品をいがらしさんと参加者の手で作り上げていく。このほか2、3日目もさまざまな企画を用意する。

 旅行日程は10月26日~28日。旅行代金は9万8千円で、応募受付は2018年9月26日まで。集合場所は新青森、募集人数は30人。※新青森までの交通費は旅行代金に含まれない

cultra
https://www.cultra.jp/tour/014/
「ここはいったいどこなのだろう」青森で見つめ直す 文明のテーマ・パーク

クラツー・KNT関東、「お前はまだグンマを知らない」オフィシャルバスツアー売り出す

2018年9月6日(木) 配信

Ⓒ井田ヒロト・新潮社/お前はまだグンマを知らない制作委員会

近畿日本ツーリスト関東とクラブツーリズムはこのほど、テレビアニメ「お前はまだグンマを知らない」と共同でオフィシャルバスツアーを売り出した。

 「お前はまだグンマを知らない」は、今年4~6月に群馬テレビで放送されたアニメ番組で、群馬県の実態がコメディタッチで描かれた作品。今回売り出したツアーでは、群馬県内のアニメに登場する場所や、DVDの特典映像で作品に出演した声優の梶原岳人氏と笠間淳氏が実際に訪れた場所などもめぐる。また、声優2人のトークショーや、イベントも予定する。

「お前はまだグンマを知らない オフィシャルバスツアー 声優・梶原岳人・笠間淳と行く『群馬の真実』目の当たりツアー」 詳細

設定:10月20日(土)~21日(日) 1泊2日

発着地:新宿・高崎

行程:

10月20日

バスにて新宿~高崎出発→アニメに登場する伊香保、草津温泉観光→夜、声優のトークショー付きディナーと上毛かるた、アニメ上映イベント(草津温泉ホテルリゾート泊)

10月21日

プロモーションDVDに登場するポイントをめぐり、帰途へ。高崎~新宿到着

食事:朝1、昼1、夕1回付

旅行代金:4万3900円(新宿発着)、3万8900円(高崎発着)

ぶらっとさんぽして、東京を再発見 街歩きの参加者募集中

2018年9月6日(木) 配信

築地場外街歩き(イメージ)

東京都内で開かれているさまざまな「街歩きツアー」を集めて紹介し、参加者を募集するイベント「ぶらっ Tokyoさんぽ」が開かれている。

 期間は2018年10月1日(月)~11月30日(金)まで。イベントWebサイトには、東京の歴史や文化、自然、グルメなど、さまざまな魅力を個性豊かなガイドとともに訪ねるツアーが満載。秋のひととき、自分の足で歩いて、街の新たな魅力を見つけて見ては。

らっ Tokyoさんぽ

実施期間:2018年10月1日(月)~11月30日(金)

概要:
 東京都内の観光協会などから募集した街歩きツアーの情報を集約し、Webサイトで紹介。参加者を募集する。

掲載ツアー数:
 歴史、文化、自然、グルメなどをテーマに約30コース。ツアーガイドが同行。

パンフレット:東京観光情報センターなどで配布中。

申込み方法:
 下のツアーイベントサイトから申込むほか、事務局では電話・FAXによる受付も行っている。

ぶらっ Tokyoさんぽ事務局:TEL 03(6748)1942 / FAX 03(4477)5049

             ※平日午前10:00~午後5:00

ジェットスター・ジャパンら、10月沖縄でランイベント開催

2018年9月6日(木) 配信

沖縄で走る楽しさを発信する

ジェットスター・ジャパンは11月10日(土)~11日(日)、ランニングコミュニティ「NBRC(New Balance Run Club)」と共同で、「沖縄旅ランイベント」を開催する。同イベントの一般参加者を、9月14日(金)から募集する。

 今年8月から低運賃のLCCの特徴を生かし、行きたい場所で「好き」を追求するライフスタイル「フライ&アクティビティ」をスタートさせた同社。沖縄で走る楽しさを発信する「沖縄旅ランイベント」では、沖縄市内のビーチや観光スポットを巡りながら、旅ランの醍醐味を実感できるコンテンツを企画。またイベント開催にあたり、ジェットスターを利用して遠方でのランニングの魅力を発信する、ジェットスター「Fly & Runアンバサダー」募集キャンペーンを実施。アンバサダーに就任すると、同イベントに関する交通費と宿泊費をジェットスターが負担する。また、走歴1年半でサブスリー(3時間未満の完走)を達成したマラソンランナー鈴木莉紗さんの講習会や、ディナーパーティー(有料オプション)など、NBRCのランニングコミュニティ会員のみが参加できるイベント企画にも参加できる。

「沖縄旅ランイベント」概要

日程:11月10日(土)、11日(日)

場所:沖縄県那覇市内

内容:

・沖縄観光も楽しむFUNラン&コンディショニングラン

・鈴木莉紗さんによるランニング講習会(NBRCランニングコミュニティ会員のみ参加可能)

・旅ランディナーパーティー (NBRCランニングコミュニティ会員の希望者のみ/有料)

・ベース走、タイムトライアル等の練習メニューを組み込んだモーニングラン

主催:NBRC、ジェットスター

ジェットスター「Fly & Runアンバサダー」募集キャンペーン概要

応募期間:~2018年9月10日(月)(日本時間)

応募資格:日本国内在住者(以下「応募資格者」)に限る。

賞品:

・ジェットスター「Fly & Runアンバサダー」への就任

・沖縄でのランニングイベントへの招待

※10日(土)の夕食と宿泊、11日(日)の朝食に関しては、ジェットスターが用意。イベント日前後の宿泊などの費用は、参加者の負担となる。遠方からの参加の場合は、東京(成田)・大阪(関西)・名古屋(中部)のいずれかの空港から沖縄までのフライト(往復)をジェットスターが提供。(自宅から、東京(成田)・大阪(関西)・名古屋(中部)のいずれかの空港までの移動に関する費用は、参加者の負担。また居住地域によって、前泊後泊が発生する可能性がある)。行程中におけるプログラム外で発生する諸費用は、参加者の負担。イベントおよびプログラムの詳細に関しては、参加者に直接連絡する。当日の様子を撮影予定で、撮影内容は、後日、主催者のウェブサイトやソーシャルメディアなどで利用する場合がありる。

当選者数:

最大5人。当選者へは、9月21日(金)までにジェットスター・ジャパンのInstagram公式アカウント(@jetstar_japan)よりダイレクトメッセージを送付。

応募方法:

・ジェットスター・ジャパンの公式Instagramアカウント「@jetstar_japan」をフォロー

・ランニングをしている写真を撮影

・以下のように指定のハッシュタグ等をつけて自身のInstagramアカウントから投稿(投稿テキストには必ずハッシュタグ「#FlyAndActivity」「#ジェットスターアンバサダー」 と「@jetstar_japan」と沖縄で走る意気込みを記載)

「飛鳥II」 2019年5月出発のクルーズ商品発表

2018年9月6日(木) 配信 

富士山と飛鳥II 撮影:中村 武弘

郵船クルーズ(坂本深社長、横浜市西区)はこのほど、「飛鳥II」の2019年5月出発のクルーズ商品を発表した。飛鳥IIは全長241㍍、約5㌧で、同社が運航する日本船籍最大のクルーズ客船。

 5月出発は、横浜と仙台から出港する4クルーズとなる。今回は、1泊2日で5万台の気軽なクルーズから、首都圏発で西日本の景勝地を巡ることができる豪華なクルーズまで、幅広く設定した。販売開始は18年9月27日(木)から。

横浜・仙台ゆったりワンナイトクルーズ (横浜~仙台)

日程:2019年5月20日(月)~21日(火) 1泊2日 

旅行代金:5万5千円~26万2千円

内容:横浜から仙台までの移動型ワンナイトクルーズ。2日目は午後下船のため、ゆったりと過ごせる

仙台発着 初夏の清水クルーズ (仙台~清水~終日航海日~仙台)

日程:2019年5月22日(水)~25日(土) 3泊4日

旅行代金:12万9千円~63万円

内容:3年連続となる仙台発着のクルーズ。2019年は富士を望み、開港120年を迎える清水港を訪れる。終日航海日にはテノール歌手・錦織健さんのスペシャルステージと、ToshiYoroizukaオーナーシェフのスペシャルスイーツが味わえる特別ディナーを用意

仙台発 ひたち・横浜クルーズ (仙台~常陸那珂~横浜)

日程:2019年5月25日(土)~27日(月) 2泊3日

旅行代金:9万4千円~47万2千円

内容:週末を利用した仙台から横浜までの2泊3日の移動型クルーズ。常陸那珂へ寄港し、日本三名瀑のひとつ袋田の滝を訪れるオプショナルツアーも計画している

九州 日南と高知・鳥羽クルーズ (横浜~終日航海日~油津(日南)~高知~鳥羽~東京)

日程:2019年5月27日(月)~6月1日(土) 5泊6日

旅行代金:26万円~131万円

内容:首都圏発着で西日本の景勝地を訪れるクルーズ。終日航海日にはヴィレッジ・シンガーズのスペシャルステージで懐かしの名曲を披露する。5月6日発「みちのく・函館 新緑クルーズ」と2クルーズ乗船すると北海道から九州まで訪れることができ、さらに同クルーズの旅行代金が5%割引になるお得な「ダブル乗船プラン」を設定している。ま、60歳以上は、旅行代金がお得になる「シニア割引(下船日に満60歳の方が対象)」がある

※旅行代金:2人1室利用時1人の代金。Kステート~Sロイヤルスイート

約800万電球のイルミネーションで大井競馬場を彩る 夜景評論家が全面プロデュースへ 10月7日(日)から

2018年9月6日(木) 配信

左から山口一久社長、丸々もとお氏、斉藤弘氏

東京都競馬(山口一久社長、東京都大田区)と特別区競馬組合は10月7日(日)から、大井競馬場を舞台にイルミネーションイベント「TOKYO MEGA ILLUMINATION」を開始する。

 関東最大級となる約800万個の電球を使用し、鑑賞のみならず来場者が体験しながら楽しめる「超体感型イルミネーション」をテーマとした。夜景評論家の丸々もとお氏が全面プロデュースする。

 現在、大井競馬場の売り上げの約65%はインターネットによるもので、本場の売り上げは1%ほどに留まる。いかに競馬場に足を運んでもらうかが課題だった。イルミネーションで競馬を知らない層の需要喚起をはかる。

 9月3日(月)に東京都内で開かれた記者発表会で丸々氏は「国内のさまざまなイルミネーション事業を手掛けてきたが、大掛かりで2年間もの時間をかけて準備してきた。これまで以上に気合いが入っている」とアピールした。

 競馬場内を15エリアに分けて展開する。江戸時代から明治、大正、昭和、現在まで各時代の東京の過去を表現するコーナーでは、江戸時代の牧歌的な農村風景や、昭和のレトロな横丁など、日本の美しい過去を最新の技術と演出で彩る。大井競馬場オリジナルのクラフトビールや台湾屋台をイメージした「台湾夜市」、和風カフェ「和~nagomi~」といった新店舗を加え、フードエリアも一層充実させる。

 特別区競馬組合副管理者の斉藤弘氏は「国はインバウンドの集客に注力しているが、日本には夜の遊びが不足している」と指摘。20年に向けて、86年から開催しているナイター競馬「トゥインクルレース」と「TOKYO MEGA ILLUMINATION」を2本柱としてナイトタイムエコノミーを推進する方針だ。

 今後は東京モノレールやはとバスといったさまざまな企業との共同企画も検討している。

10月、秋田の祭りが角館に集結! 「新・秋田の行事 in 仙北2018」開催

2018年9月6日(木)配信

2018年10月6日(土)、7日(日)に、秋田県仙北市角館町で、秋田の伝統芸能や祭りが一堂に会する催し、伝統芸能の祭典「新・秋田の行事 in 仙北2018」が開かれる。

 開催は今回で3回目。全国最多17件の国指定重要無形民俗文化財を有する秋田県を代表する伝統芸能や祭りが一堂に会し、本県の伝統文化を一度に満喫できる祭典だ。

 2016年に「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録され、前回も好評だった「角館祭りのやま行事(かくのだてまつりのやまぎょうじ)」、「土崎神明社祭の曳山行事(つちざきしんめいしゃさいのひきやまぎょうじ)」、「花輪祭の屋台行事(はなわまつりのやたいぎょうじ)」の秋田県内3行事に加え、同時に登録された青森県八戸市の「八戸三社大祭の山車行事(はちのへさんしゃたいさいのだしぎょうじ)」を彩る法霊神楽(ほうりょうかぐら)と山形県新庄市の「新庄まつりの山車行事(しんじょうまつりのやたいぎょうじ)」のまつり囃子も出演。東北の全5行事が仙北市角館に集結する。

 秋田の伝統文化を体験する「ふれあい体験ブース」や、秋田県内各地の発酵食をはじめとした「ご当地グルメコーナー」なども楽しめる。

新・秋田の行事 in 仙北2018概要

会期:2018年10月6日(土)正午-午後8:00
   2018年10月7日(日)午前10:00-午後4:00

会場:秋田県仙北市角館町
    ・角館内町エリア(角館樺細工伝承館周辺)
    ・角館外町エリア(横町・中町・立町周辺)

入場料:無料

主催:新・秋田の行事実行委員会、秋田県、仙北市

「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録された東北の5行事が集結!

角館祭りのやま行事(前回出演のようす)

 2016年に「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録された全国33件の行事のうち、秋田県内の3行事が、昨年に引き続き「新・秋田の行事」に集結する。

 地元角館で毎年9月7日~9日に開催される「角館祭りのやま行事」が興奮冷めやらぬまま10月の「新・秋田の行事」に出演するほか、「土崎神明社祭の曳山行事」と「花輪祭の屋台行事」が「角館外町エリア」を舞台に迫力あふれる演舞を繰り広げる。

 さらに今年は、青森県八戸市の「八戸三社大祭の山車行事」を彩る法霊神楽と、山形県新庄市の「新庄まつりの山車行事」のまつり囃子が出演し、「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録された東北の全5行事が集結。それぞれの祭りや行事の特徴や違いを楽しむことができる。

 この他にも、国指定重要無形民俗文化財の「秋田の竿燈」、「西馬音内の盆踊」、「根子番楽」、「本海獅子舞番楽」、「毛馬内の盆踊」に加え、秋田県と友好関係にある「タイ王国民族舞踊」など、2日間で全19団体が出演する。

演目

【2018年10月6日(土)】

<角館内町エリア(角館樺細工伝承館周辺)正午-午後4:30>

・小山田ささら(仙北市)
・毛馬内の盆踊(鹿角市)
・新庄まつり囃子(山形県新庄市)
・根子番楽(北秋田市)
・鳥海山日立舞(にかほ市)
・坂之下番楽(由利本荘市)
・タイ王国民族舞踊(タイ王国)
・法霊神楽(青森県八戸市)

<角館外町エリア(横町・中町・立町周辺)午後3:30-午後8:00>

・角館祭りのやま行事(仙北市)
・土崎神明社祭の曳山行事(秋田市)
・花輪祭の屋台行事(鹿角市)
・秋田の竿燈(秋田市)

【2018年10月7日(日)】

<角館内町エリア(角館樺細工伝承館周辺)午前10:00-午後3:00>

・白岩ささら(仙北市)
・石神番楽(仙北市)
・比立内獅子踊(北秋田市)
・タイ王国民族舞踊(タイ王国)
・西馬音内の盆踊(羽後町)
・願人踊(八郎潟町)
・本海獅子舞番楽(由利本荘市)
・仁鮒ささら踊(能代市)

<角館外町エリア(横町・中町・立町周辺)午前11:30-午後4:00>

・角館祭りのやま行事(仙北市)
・土崎神明社祭の曳山行事(秋田市)
・花輪祭の屋台行事(鹿角市)
・秋田の竿燈(秋田市)
・法霊神楽(青森県八戸市)
・新庄まつり囃子(山形県新庄市)

※出演団体や演目は天候や都合により変更となる場合もある。

ふれあい体験ブース

 秋田の伝統文化を体験する「ふれあい体験ブース」では、仙北市角館の伝統的工芸品である「樺細工コースター製作体験」と六郷のカマクラ行事の「天筆書き体験」を実施する。また、「山・鉾・屋台行事」ふれあいタイムとして、「角館祭りのやま行事」、「土崎神明社祭の曳山行事」、「花輪祭の屋台行事」を武家屋敷通りの東勝楽丁会場に展示する。このほか、角館駅前では「秋田犬」が来場者を出迎える。

(1) 樺細工コースター製作体験

 開催地仙北市角館の伝統的工芸品である「樺細工(かばざいく)」の製作体験を行う。伝統工芸士の指導のもと、材料となる山桜の樹皮を貼りつけ、オリジナルのコースターを製作する仙北市ならではの体験だ。9月26日(水)まで事前に申込を受け付けるが、空き状況によっては当日の参加も可能。

体験時間:1回目 10月6日(土)午後1:30-午後3:30
     2回目 10月7日(日)午前10:00-正午
     3回目 10月7日(日)午後1:30-午後3:30

体験会場:仙北市役所角館庁舎 西側庁舎第1会議室(仙北市角館町東勝楽丁19)

体験料金:1700円(当日現金にて支払い)

参加定員:各回10人

事前申込:9月26日(水)まで(空きがある場合は当日も受付します)

申込先 :仙北市役所農山村体験デザイン室 TEL:0187-43-3353

(2) 六郷のカマクラ行事「天筆書き体験」

 国指定重要無形民俗文化財の「六郷のカマクラ行事(美郷町)」で行われる「天筆(てんぴつ)書き体験」を行う。緑、黄、赤、白、青の順に色紙をつなぎ合わせて作った細長い「天筆」に筆で願い事を書く。完成した天筆は、2019年2月11日(月)から行われる行事に奉納される。

体験時間:10月6日(土)午前11:00-午後5:00
     10月7日(日)午前10:00-午後4:00

     ※天筆が無くなり次第終了。

体験会場:仙北市役所角館庁舎前広場 特設テント(仙北市角館町東勝楽丁19)

体験料金:無料

参加定員:両日80人(先着順)

(3) 「山・鉾・屋台行事」ふれあいタイム

 「角館祭りのやま行事」、「土崎神明社祭の曳山行事」、「花輪祭の屋台行事」の山車・曳山・屋台を武家屋敷通りの東勝楽丁会場に展示する。記念撮影もできる。

体験時間:10月7日(日)午前11:30-午後0:30

体験会場:角館内町エリア 東勝楽丁会場

体験料金:無料

参加定員:特になし

(4) 秋田犬ふれあい展示

 人気の秋田犬(あきたいぬ)が、角館駅前でご来場者を出迎える。

体験時間:10月6日(土) 1回目 午前9:30-午前10:30 
           2回目 午後1:00-午後2:00

     10月7日(日) 正午-午後2:00

      (各展示時間内に20分の休憩がある)

     ※秋田犬の体調等により時間の変更や中止となる場合がある。

体験会場:角館駅前 特設テント

体験料金:無料

参加定員:特になし

ご当地グルメコーナー

 「しょっつる」など秋田県内の「発酵食」をテーマとしたグルメコーナーやご当地グルメコーナーを設ける。