HIS、初夢フェア2018 第2弾

2018年1月5日(金) 配信 

記念の年に多くの企画を用意

エイチ・アイ・エス(HIS)は2018年1月3日(水)から各地区にて順次、「初夢フェア2018 第2 弾」を始めた。

 今年は、ツアーブランドである「Ciao」が誕生して30 年目、添乗員同行の旅「impresso」が誕生して20 年目を迎える記念の年。「以前からご利用いただいているお客様にも、初めてのお客様にも、心からお楽しみいただける企画を多数ご用意いたしました」(同社)。

 訪日需要が高まる近年、間際での飛行機の座席が取りづらい環境のなか、HISは年明けから開始していた「初夢フェア」を一昨年から年内開催とし、第2弾を年明けに開催している。

 17 年の3連休以上の連休が8回だったのに対し、今年は10回。より旅行に出やすい環境になっている18年に、多くの商品を提供していく方向だ。

商品一例

<首都圏版>

・成田または羽田空港発着 7 カ国18 都市8 つの世界遺産を巡る旅 世界横断26 日間 2 人で1千万円(impresso)

・成田空港発着 エティハド航空ファーストクラスで行く パリ&ドバイ8 日間 2 人で300 万円(Ciao)

・羽田空港発着 テレビ塔をお好きな色に点灯 夜のさっぽろテレビ塔展望台特別貸切 札幌2 日間 4万9800円(Ciao)

<北海道版>

・新千歳空港発着 戌年だ!衝撃のワンワンプライス!バニラエアー利用 東京2 日間 1万1千円(Ciao)

<関西版>

・関西国際空港発着 LCC 利用5 都市を巡る 地球一周9 日間 20 万円(Ciao)

・関西国際空港発着 灼熱クレーター地獄の門へようこそ ウズベキスタン・トルクメニスタン6 日間 26万9千円(Ciao)

<中部版>

・中部国際空港発着 世界遺産モン・サン・ミッシェル&ヴェルサイユ宮殿観光 初旅フランス6 日間 10 万円(impresso)

・中部国際空港発着 カプリ島や青の洞窟、アマルフィ観光 初旅南イタリア6 日間 10 万円(impresso)

<九州版>

・福岡空港発着 午前出発&午後帰り サムギョプサル食べ放題 ソウル3 日間 1万5800 円(Ciao)

※発売日など詳細は上記サイトにて確認。上記以外にも、各空港発着で商品を多数用意している。

昇龍道プロジェクト 「スマホ決済」などの決済環境整備に関するセミナーと交流会を開く

2018年1月5日(金) 配信 

昇龍道プロジェクトロゴマーク

昇龍道プロジェクト推進協議会は2018年1月31日(水)、海外におけるスマホ決済の急成長など決済環境の変化に対応するべく、「スマホ決済」などの決済環境整備をテーマとしたセミナーと交流会を開く。

 セミナー(分科会)では、キャッシュレス決済を行っている事業者などから現状の取り組みと今後の方向性を説明し質疑応答を行う。交流会ではこれら事業者も出展し、参加者相互間で自由に交流できる。

 参加希望者は、昇龍道プロジェクト推進協議会(中部運輸局観光部)まで問い合わせを。

開催日時

2018年1月31日(水)

受入環境整備分科会 午後1:00~3:00

ビジネス交流会 午後3:05~5:00

開催場所

中部運輸局(名古屋合同庁舎第一号館11階 共用大会議室)

名古屋市中区三の丸2-2-1(地下鉄名城線「市役所駅」5番出口より徒歩1分)

議題など

分科会

○訪日外国人の受入に関する最近の国の動きについて(中部運輸局)

○キャッシュレスの推進について(中部経済産業局)

○事業者による取組紹介(Alipay・WeChat Pay の取扱会社、カード会社などを予定)

交流会

キャッシュレス決済を行っている事業者などが出展し、各社からの情報提供や意見交換を自由に行える。

昇龍道プロジェクト推進協議会

 昇龍道プロジェクト推進協議会では、訪日外国人旅行者の受入環境向上のための課題とその解決策について議論する受入環境整備分科会と、参加者相互間で情報交換や意見交換を自由に行うビジネス交流会を定期的に開催している。

昇龍道プロジェクトに関する問い合わせ

中部運輸局  観光部  国際観光課 tel:052-952-8005

今年は22人のガイドが新成人に

2018年1月5日(金) 配信

今年は22人が新成人として、晴れの舞台に臨んだ

はとバス(中村靖社長)は1月5日、57回目の「はとバス成人式」を行った。今年新成人を迎えたのは、北は北海道から南は鹿児島県まで1都1道11県出身の22人。当日は艶やかな晴着を纏い、明治神宮(東京都渋谷区)を参拝した。

 同社は毎年、祝日に当たる成人の日に業務多忙になるバスガイドのために、成人式を一足早く独自に行っている。一行は明治神宮に自身の思いを込めた絵馬を奉納。それぞれ「立派な社会人になる」「お客様の思い出に残るガイドになる」など、新成人としての抱負や決意を述べた。

佐世保の日本遺産を撮ろう!フォトコン開催

2018年1月5日(金) 配信

佐世保のまちに溶け込む日本遺産を写真に納める(写真は旧佐世保無線電信所)

JTB九州は2017年12月22日(金)~2018年2月13日(火)午前10:00までの期間中、「長崎県佐世保市 佐世保の日本遺産フォトコンテストを実施している。同フォトコンテストは、佐世保市の日本遺産の魅力をPRすることを目的に、同市から業務委託を受けたもので、パナソニックの写真コミュニティ「LUMIX CLUB PicMate」を使用し、パナソニックと共同で実施する。

 佐世保は1989(明治22)年に旧海軍の鎮守府が設置され、急速に発展を遂げ、日本本土最西端の地に国家プロジェクトとして当時の先端技術が集積した。100年を超えた現在も、その技術の粋を尽くした施設は街に溶け込んでいる。

三川内焼

 また、江戸時代に幕府や朝廷への献上品や御用品を作り続けた三川内焼は、御用窯として平戸藩の手厚い庇護のもと、磨かれた伝統の技は世界を魅了。400年を超えた今でも、生活の中に溶け込んでいる。

 佐世保は2つの日本遺産「鎮守府」、「三川内焼」を誇る魅力的な被写体にあふれるまち。この機会にあなたの眼で佐世保の日本遺産・魅力を切り取ってみては……。

「長崎県佐世保市 佐世保の日本遺産フォトコンテスト」概要

「応募内容」
募集テーマ:「佐世保の日本遺産」(鎮守府・三川内焼)
応募期間:2017年12月22日(金)~2018年2月13日(火)午前10:00まで。
撮影機種:撮影機種・機材など、条件は問わない。
応募資格:LUMIX CLUB PicMate会員であること。(CLUB Panasonic会員でLUMIX CLUB PicMate利用規約に同意された人)日本国内在住者。

「応募方法」

LUMIX CLUB PicMateのサービスから写真をアップロードして応募。
応募枚数:1人、5作品まで
※応募作品は同一作品が他のコンテストなどに応募していないものに限る。
※写真のタイトルもしくは説明文に「写真を撮った場所(佐世保の日本遺産名など)」を必ず明記すること。
※入賞作品は写真パネルにするため、なるべく高画質な写真の投稿が望ましい。

応募要項や審査の流れなど、詳しくは下記を参照。
 

長崎県佐世保市 佐世保の日本遺産 フォトコンテスト - LUMIX CLUB PicMate
https://lumixclub.panasonic.net/smart/contest/sasebo_1/
長崎県佐世保市 佐世保の日本遺産 フォトコンテスト - LUMIX CLUB PicMate

※対応環境:Windows:IE10以上、Chrome、Firefox/MacOS:Safari、Chrome、Firefox
※スマートフォン・タブレットにも対応。

思い出の旅行写真、募集中!

2018年1月5日(金) 配信

ジャルパックと雑誌「東京グラフティ」がコラボレーション。2月20日(火)まで、思い出の旅行写真を募集する

旅行写真をSNS(交流サイト)に投稿すれば、雑誌社が現地で再現写真を撮ってくれるかもしれない――。ジャルパックと雑誌「東京グラフティ」が実施するコラボレーション企画で、選出された2組(最優秀賞)には、再現写真の撮影を兼ねた旅行をプレゼントする。企画には、思い出の旅行写真に指定のハッシュタグを付け、InstagramかTwitterにアップすることで参加できる。

 「東京グラフティ」は、名も無き個人に焦点を据え続けてきたカルチャー誌。世相を浮き彫りにする尖った企画が、支持を集めてきた。今回は「JALPAKタイムスリップトラベラーキャンペーン」と題し、過去に撮られた旅行写真を募集。編集チームによる選考を経て、最優秀賞のほか、ハネムーン賞やエピソード賞(Twitter投稿のみ)、おもしろ写真賞、ハートフル写真賞を決定する。推奨するのは、10年以上前に撮影されたもの。

 必要なハッシュタグは「#タイムスリップトラベラー」と「#写真の旅行先」の2つ。最優秀賞を獲得した計2組みには、再現写真を撮影するための旅行をプレゼントする。写真は後日、「東京グラフティ」とジャルパックの誌面・広告に掲載される予定だ。最優秀賞以外の各1組みには、ジャルパックの海外旅行券(5万円分)をプレゼントするとのこと。なお、Twitterに投稿する際には、東京グラフティ公式アカウントをフォローしなくてはならない。応募詳細は下記Webサイトまで。

KNT関西、姫路城の管理運営担う

2018年1月5日(金) 配信

姫路城の来城者数が増加。白い姿は限定的(写真はイメージ)

近畿日本ツーリスト関西 姫路支店は3月1日から2021年2月28 日まで、世界文化遺産・国宝姫路城の管理運営業務を行う。

 「平成の大修理」終了後2 年半以上が経過した姫路城には、現在年間200 万人以上の人々が来城。入城者に対する「おもてなし」のさらなる向上が喫緊の課題となっている。同社は今後、姫路城内に配置するスタッフの雇用、配置、教育や来城者(来城予定者)に対する専用ホームページの制作・運営などを行う。

 今後増加が予想されるインバウンド対策としては、「多言語対応ガイド」を募集、養成し、外国人観光客対象の「姫路城ガイドツアー」を定期的に開く。「多言語対応コンシェルジュ」を姫路城内要所に配し、外国人観光客からの質問や要望などに応える仕組みを構築する。また凸版印刷と協力し、姫路城の魅力をVR コンテンツに編集。VR機器などを使い、観光客に新たな姫路城の楽しみ方を提供する。

常磐ハワイアンセンター復刻 1/15は入場料1000円

2018年1月5日(金) 配信

レトロッポップな看板を背に記念撮影を

 福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズは、「常磐ハワイアンセンター復刻ウィーク」を2018年1月15日(月)から1月21日(日)まで開催する。初日は施設入場料を一律1千円にする。

 「日本にハワイを!」という壮大な夢を掲げて1966 年にオープンしたスパリゾートハワイアンズ。運営する常磐興産は「一山一家」の精神で、それまでの炭鉱から観光へと事業の軸足を移した。東日本大震災による休業など幾多の困難も、多くの応援を得て乗り越えてきた。感謝の気持ちと、次の半世紀へ向け原点回帰し、開業日となる1月15日(月)から「常磐ハワイアンセンター復刻ウィーク」を開催する。

 期間中は、入場口の看板を「Spa Resort Hawaiians」から「ハワイアンセンター」へと掛けかえる。創業当時のキャッチフレーズ「1,000円持ってハワイに行こう!」を再現し、1月15日(月)限定で、施設入場料を一律1千円にする。常磐ハワイアンセンター復刻入場券の限定販売、オープン当時の「ハワイアンセンター」の看板復活など、中高年層には懐かしく、若年層には新鮮でレトロポップに感じられる「常磐ハワイアンセンター」の世界を演出する。

磐ハワイアンセンター復刻ウィーク」開催概要

(1)オープン当時のデザインを再現「ハワイアンセンター」の看板が復活

 中高年層には懐かしいオープン当時の「ハワイアンセンター」という入場口の看板が期間限定で復活。昭和の匂い漂うレトロポップな空間はフォトスポットとして利用できる。記念撮影にぜひ。

期  間:2018年1月15日(月)~1月21日(日)

(2)常磐ハワイアンセンター復刻入場券をプレゼント

 当時の入場券を再現した、復刻入場券を期間・数量限定で一般入場券購入者特典としてプレゼントする。この機会にしか手に入らない、レトロポップな入場券を手元にぜひ。

期  間:2018年1月15日(月)~1月21日(日)

内  容:一般入場券購入特典として常磐ハワイアンセンター復刻入場券をプレゼント

条  件:ご利用当日に、窓口で入場券を購入される方のみ

(3)1,000円持ってハワイに行こう!スパリゾートハワイアンズ創業記念割引プラン

 創業記念日の1月15日(月)限定で、オープン時のキャッチフレーズ「1,000円持ってハワイに行こう!」を再現。施設入場券を一律1千円にて販売する。

・期  間:2018年1月15日(月)限定

・内  容:施設入場券を一律1千円にて販売(大人、小学生、幼児共通)

・利用条件:当日窓口で入場券を購入される場合のみ適用、他の割引券との併用不可

「常磐ハワイアンセンター復刻ウィーク」開催経緯

(1)エイプリルフールで反響

いまだに「ハワイアンセンター」の名称で呼んでいる方も多い中高年層に楽しんでもらおうと、今年のエイプリルフールに企画した「スパリゾートハワイアンズが常磐ハワイアンセンターに名称を戻します!」というニュースが、配信後3日間で6万5千PVを記録した。

(2)インスタグラムで若年層を取り込む

 エイプリルフールでの反響を受け、次は若年層を取り込むべく、インスタグラムで常磐ハワイアンセンターの写真を投稿。中高年層からは「懐かしい」「よく遊びに行った」などの思い出エピソードのほか、若年層からは「おしゃれ」「カラフル」「レトロでかわいい」などの、レトロな雰囲気に新鮮さを感じるコメントが多数あった。

18年に人気が出そうな世界の旅先10都市に札幌市、ブッキング・ドットコム

2018年1月5日(金) 配信 

世界の旅先10都市を予想

ブッキング・ドットコム・ジャパン(アダム・ブラウンステイン代表)はこのほど、2018年に人気が出そうな世界の旅先10都市を発表した。

 調査[1]によると、約半数(47%)のアンケート回答者が「2018年はもっと旅行の回数を増やしたい」と答えた。旅行でどんなことをしたいかの問いには、41%の人が「歴史・文化」と「食事・グルメ」、50%が「ビーチ」を中心に楽しみたいと回答。45%が「もっと冒険心を持って旅行先を決めたい」とし、60%が「旅行先では1つでも多くのアクティビティを体験したい」と答えた。

 ※データは、ブッキング・ドットコムが17年8月に実施したオンラインアンケート調査の結果に基づく。対象者は過去1年間に少なくとも1回旅行に行き、今後1年間で1回以上旅行を計画している人。有効回答サンプルは1万8509人。対象国はイギリス、アメリカ、ブラジル、中国、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、インド、シンガポール、ロシア(各国1千人以上)、オーストラリア、アルゼンチン、ベルギー、カナダ、デンマーク、香港、クロアチア、インドネシア、日本、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、スウェーデン、タイ、台湾、(各国500人以上)

札幌(日本)

 引き続き世界の人気渡航先として人気の高い日本。これまでは、東京のにぎやかなナイトライフや風情あふれる京都の町並みを求めて多くの観光客が日本を訪れていたが、18年はその人気が札幌にシフトすることが予想されている。豊かな自然がつくりだす風景や、効能豊かな温泉、新鮮な海の幸、地元ならではの食材を使った料理、そしてバラエティに富んだレストラン。数多くの魅力あるの札幌は季節問わずこれからも観光客が増える見込み。

ブッキング・ドットコムおすすめの宿泊先:Guest House Yuyu

Guest House Yuyu

 日本の和文化を肌で感じるために、ゲストハウスや旅館が最適。とくに外国人に人気のGuest House Yuyu では自転車のレンタルが可能となっている。同社は「ここに宿泊し札幌の街を自転車でぐるりとめぐってみてはいかがでしょうか」とコメント。

ナッシュビル(アメリカ)

 ナッシュビルは、カントリーミュージックをはじめとするアメリカ音楽の聖地。一方で、家族で楽しめるアウトドア・アクティビティが多く充実している。ジョニー・キャッシュやウィリー・ネルソンなどの人気音楽スターが実際に使っていた衣装や楽器を展示している「カントリー・ミュージック殿堂博物館」は最大の見どころ。音楽ファンなら、ライブミュージックを演奏しているバーに足を運んでみたいスポット。 また、自然が好きなら、自転車に乗ってお散歩がてら市内の公園へ立ち寄ることもおすすめだ。どちらも時間を忘れるぐらい楽しいひとときを過ごせる。

おすすめの宿泊先: SoBro Guest House

SoBro Guest House

 徒歩圏内で音楽イベントを楽しむなら SoBro Guest House。ここからカントリー・ミュージック殿堂博物館まで歩いて約320㍍で、ブリヂストン・アリーナや、有名な音楽堂のライマン公会堂まで徒歩10分以内という好立地にある。

ブカレスト(ルーマニア)

 ブカレストは、市内にミュージアムや公園が存在し、モダンな建築物やトレンディなカフェが立ち並ぶおしゃれな観光地。夏はチシミジウ公園で手こぎボートに乗ってのんびりと景観を楽しみ、冬は街中のカフェで、ホッとコーヒーで温まるのもおすすめ。

おすすめの宿泊先:Diana’s Flat Bucharest

Diana’s Flat Bucharest

 この街には魅力的なアパートメントが多数あり、その1つであるDiana’s Flat Bucharest は、観光に抜群のロケーションにあり、部屋からは美しい川の眺めを堪能できる。徒歩圏内に旧市街や国民の館、チシュミジウ公園がある。

ザコパネ(ポートランド)

 雄大な自然を自分のペースで満喫するならザコパネがおすすめ。ザコパネはスキーリゾート地として有名だが、ここ数年、夏にタトリ国立公園でハイキングをする観光客が増えている。年々増加する「健康」をテーマにした旅の勢いは18年も続き、その数は前年に比べてさらに2倍近く増える見通し。自然とふれあいながら、健康をととのえるアウトドア・カルチャーを体験できる。

おすすめの宿泊先:Villa Nova

Villa Nova

 Villa Nova は、壮大な山々と自然の豊かさを体験することができるラグジュアリーの最高峰。人気のクルプフキ通りまで歩け、宿泊施設のまわりはレストランや店でにぎわっている。

台中(台湾)

 台湾は台北の印象が強いが、都会的な面とローカルな雰囲気の両方を味わうことができる台中は、現在旅行者にもっとも注目されている都市の1つ。地元産のシーフードが味わえる「富岡港」や、良質の温泉水で体の疲れを癒す「知本温泉」、シュノーケリングやハイキングなどのアウトドア・アクティビティを満喫できる「緑島郷」、そして現地の人にまじって楽しめる「台東觀光夜市」は訪れておきたい。

おすすめの宿泊先:HANA Homestay

HANA Homestay

 台中市にはアットホームなホームステイ型の宿泊施設が多い。ガイドブックには載っていない穴場スポットや見どころを宿泊先のオーナーに聞くことができ、現地ならではの体験を紹介してもらる。HANA Homestay では、おいしい朝食やモダンスタイルの部屋を提供し、街に出るために便利な自転車の貸し出しも行っている。

ブリスベン(オーストラリア)

 「オーストラリアといえば、シドニーやメルボルンを思い浮かべる人が多いですが、次にオーストラリアを旅行する機会がある際はぜひブリスベンへ行ってみてください」(同社)。18年は海を求めてビーチ旅行をする割合が半数を占めているように、ブリスベンなら「オーシャン・ビーチ」、「シルバン・ビーチ」、「レッド・ビーチ」、「ストリート・ビーチ」、「セトルメント・コーブ」の5つの有名なビーチで、海ならではのアクティビティがおすすめのポイント。

おすすめの宿泊先:Soda Apartments

Soda Apartments

 Soda Apartments はサウス・バンクにあるラグジュアリーな宿泊施設。ビーチまでは徒歩8分と好立地なうえ、建物の屋上には屋外プールがあり市内を360度見渡すことができる

ボゴタ(コロンビア)

 18年に注目が集まることが予想されているが、まだ多くの人に馴染みのないボゴダ。新しいレストランが立ち並ぶ街で、築300年の趣きあふれる家々に囲まれたブティックホテルや、個性豊かなストリートアート、ミュージアムなどを堪能できる。市内観光を楽しむなら電車を利用するのがベスト。カフェが立ち並ぶ街なかで、すっきりとした味わいのコロンビアコーヒーを味わえる。

おすすめの宿泊先:Serie 1948

Serie 1948

 Serie 1948 は、アットホームでおしゃれなB&B (ベッド・アンド・ブレックファスト)。静かなエリアに位置し、周りにはバーやレストランが充実している。この宿泊施設ではレンタル自転車、サンテラス、ガーデン、ご当地グルメやコーヒーを提供している。

ポートランド(アメリカ)

 「ポートランドには『KEEP PORTLAND WEIRD(ずっとヘンなままのポートランドでいよう)』というスローガンがあるように、思いっきり旅行を満喫したい人はオレゴン州最大のポートランドを訪れてみてください」(同社)。活気あるナイトライフ、フードトラックで提供される屋台グルメ、奥深いカルチャーにアウトドア・アクティビティと、エネルギッシュに楽しめるスポットが多い。また、ポートランドを回るなら自転車が便利。街中には個性豊かな醸造所がいくつも点在して、ビール好きにはたまらない都市だ。自然いっぱいの「フォレストパーク」や「バラの町」もおすすめ。

おすすめの宿泊先:9th Avenue Apartment by Stay Alfred

9th Avenue Apartment by Stay Alfred

 9th Avenue Apartment by Stay Alfred は、モダンでスタイリッシュなアパートメント。部屋からはダウンタウンの素晴らしい景色を見渡せる。アパートメントの近くにはポートランド美術館や、観光客からも有名な公園のトム・マッコール・ウォーターフロント・パークがある。

リマ(ペルー)

 18年に人気が上昇すると予想されているリマ。パラグライディング体験や青い海での波乗り体験など、さまざまなアウトドアスポーツを楽しめる環境がそろっているうえに、美食の都としても有名だ。その他にも、歴史や文化を深く学べるミュージアムがいくつも点在し、リマの新しい一面を発見することができる。

おすすめの宿泊先:The Lot Boutique Hotel

The Lot Boutique Hotel

 ビーチのすぐそばにある The Lot Boutique Hotel は、ホテルというよりも自宅のようなあたたかみのある空間。毎日魅力的な朝食を提供している。1日のはじまりに、ビーチでのんびり日光浴を楽しんだり、サーフィンをするなど思い思いの朝を過ごせる。

ハノーファー(ドイツ)

 「緑の中の都市」と絶賛されるように、ハノーファーにはヘレンハウゼン王宮庭園、マシュ湖、アイレンリーデのような自然あふれる観光スポットが街の中心地にある。

おすすめの宿泊先:Kastens Hotel Luisenhof

Kastens Hotel Luisenhof

 ハノーファーの文化を楽しんだあとは、Kastens Hotel Luisenhof のスパで贅沢にリラックスするプランがおすすめ。この宿泊施設では、高級料理やフィットネス施設が充実し、ハノーファー州立オペラ劇場までは徒歩圏内、シュプレンゲル美術館までは車で数分の好立地に位置している。

[1] 2016年9月~2017年9月の期間、ブッキング・ドットコム上で宿泊予約数が最も増えた旅先

〈旬刊旅行新聞1月1日号コラム〉変化著しい観光業界 2018年は“疾走感”溢れる1年に

2018年1月3日(水) 配信

2018年の観光業界はどのような年になるのか

 2018年は国際的に大きなスポーツイベントが開催される年だ。2―3月は韓国の平昌で冬季オリンピック・パラリンピック、6月にはサッカー・ワールドカップロシア大会が開かれる。7月には米国・サンフランシスコで7人制ラグビーのワールドカップも行われる。

 国内を見ると、明治維新から150年の節目に当たり、佐賀では「肥前佐賀幕末維新博覧会」、鹿児島では「かごしま明治維新博」なども予定されている。NHK大河ドラマは「西郷どん(せごどん)」を放映し、鹿児島をはじめ、明治維新との関わりの深い地域では、大きな盛り上がりを見せそうだ。

 本紙1面でも登場しているが、29回目を迎える「全国旅館おかみの集い」(全国女将サミット)は7月4日に、鹿児島市内の城山観光ホテルで開催が決まった。有村青子女将(指宿シーサイドホテル)と下竹原成美女将(指宿白水館)の2人の運営委員長を中心に、今後、大会テーマやプログラムを決めていく。今年多くの旅館女将が鹿児島を訪れることになるだろう。

 そのほかにも、北海道命名150年、東京タワー開業60周年、東京ディズニーリゾート開業35周年、瀬戸大橋開通30周年なども節目を迎え、全国各地で観光業界に追い風となりそうだ。

 JTBの2018年の旅行動向見通しが発表された。年末が近づくと、毎年このJTBの調査を楽しみにしている。来るべき年の観光に関わるイベントスケジュールがおおよそ網羅されているし、ゴールデンウイークや3連休など休日の日並びや、その影響についても分かりやすく予想している。観光に関するさまざまな調査が行われているが、旅行動向調査はやはり、地に根を張った旅行会社がまとめたものが信頼できる。同調査では、18年の国内旅行人数は前年比1・8%増の3億1120万人、海外旅行人数は同1・7%増の1820万人、訪日外国人旅行者数は同12・3%増の3200万人と予想。国内、海外、訪日旅行のいずれもプラスで推移するとみている。

 18年は観光業界の枠組みが大きく変わる年でもある。6月15日に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行される。とりわけ旅館やホテルなど宿泊施設にとっては、大きな転換期となる。民泊という新たなカテゴリーが法律によって規定され、運用される。宿泊施設の経営者が長年培ってきた宿泊業のノウハウを生かしながら、これまで掬えなかった層の受け皿になることも可能だ。伝統ある旅館を維持しながら、新しい時代の市場ニーズに適応していくことで、チャンスが生まれるかもしれない。

 民泊もそうだが、ライドシェアなど新たなビジネスモデルがやってきて、観光業界は国際化の大波に揺られている。

 決済サービスも激変するはずだ。銀行口座からアプリにチャージした電子マネーが主流になり、現金はおろか、カードレス化が急速に進むだろう。スマートフォンアプリに表示される2次元コード(QRコード)をレジ端末で読み取るだけになる。これら最先端サービスをいち早く取り入れることも大事だ。宿泊施設の客室に備える無料スマートフォン「handy」も瞬く間に普及し、標準装備へと近づいている。AI(人工知能)との共存社会も近い。

 18年の観光業界は、変化著しく疾走感溢れる1年になりそうだ。

(編集長・増田 剛)

「街のデッサン(201)」都市観光から見えてくる ワルシャワのバス停の少女国の史実 

2018年1月2日(火) 配信

バス停に立つ少女のファッションは

 街角のバス停で、本を読みながらバスを待つ少女がいる。ちょっと変わった服装をしている。質素な白いシャツに茶色のスカート、腕に赤十字の腕章。いまワルシャワでは流行のファッションなのだろうか。

 「レジリエンス」という概念が最近、社会学や心理学でよく使われている。手元にある関連の書籍を見ると、「折れないこころ」とか「復元力」という意味で使われている。ポーランドの諸都市を旅行していて、何度となくこの言葉、概念を反芻していた。

 ポーランドという国は、中欧の大国と言われているが、歴史上2度ほど地図から国名が消えた時代があった。近隣の国からの侵略を許し、国が占領されてしまったからである。悲劇的な運命を背負った国であるが、しかしその度に国民は侵略を跳ね除け、復活を果たした。ポーランドを巡ると、侵略と反撃・復興の刻印が街のいたるところで遺っている。例えば、ワルシャワ観光の目玉となっている旧市街の美しい歴史的街並みは、実は第2次大戦でドイツ軍に完膚なきまでに破壊された。私たちを感動させる建物のファサードは、破壊された街並みを完全に元の姿に市民自らが散乱した煉瓦を積み直し、再生したものである。そういった営為は、侵害され続けたポーランドの人々の復元力の源泉となった。

 第2次大戦は1939年、ナチス・ドイツ軍のポーランド侵略で始まった。1944年、ソ連赤軍の進撃作戦が効を奏し、優勢を保っていたドイツ中央軍は敗走する。赤軍はポーランド東部に進出し、ワルシャワのポーランド国内軍に武装蜂起を呼び掛けた。それに呼応して、国内軍約5万人が蜂起を開始する。これが「ワルシャワ蜂起」である。しかし、ワルシャワに駐屯する1万2千人のドイツ軍に対して国内軍は火器を欠いていた。期待していた赤軍の援軍も得られず(もともと、赤軍にその意思はなかった)、果敢に戦った国内軍は9月末に壊滅した。このとき、ヒットラーは徹底的にワルシャワを破壊したのであった。

 この日、月の10日は市民の祈りの日。ポーランド兵多数が殺害されたカティンの森事件の追悼式に向かった飛行機が墜落し、カチンスキ大統領以下96人が死亡した命日(2010年4月)。

 バス停に立つその少女を見て、ガイドのバシャさんが言った。「彼女は、実はポーランドの幾つもの歴史的悲劇を忘れない、という服装なのです。看護婦スタイルは彼女の復元への意思です。」

 

(エッセイスト 望月 照彦)

コラムニスト紹介

望月 照彦 氏

エッセイスト 望月 照彦 氏

若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。