入社おめでとうございます。入社にあたり、新型コロナウイルスの感染拡大により旅行業はどうなるのかと不安に思った方もいるのではないでしょうか。従来と同じことをやっていては立ち行かなくなることは、コロナがあったからではありません。人工知能(AI)や IT の進歩により、リアルエージェントとして何をしなければならないのかという課題は以前から存在しており、変革を求めるタイミングが少し早まっただけなのです。
NOW ROOMの利用者は会社員や外国籍の滞在者、フリーランス、学生など。年齢層は20代が7割を占め、30代の2割と併せ、9割に達する。利用目的で多いのが、「お試しでの1人暮らし」と固定の家を持たず、さまざまな場所を転々と宿泊する「アドレスホッピング」。「リモートワーク拠点」や「上京での仮住まい」「ワーケーション」がこれに続く。
政府は感染拡大を危惧して「Go To トラベル」事業再開に及び腰であるが、地方の自治体は独自の施策で旅行・観光事業への支援を行っている。鳥取、島根の両県は共同キャンペーン「#WeLove山陰キャンペーン」を実施し、両県民が域内対象施設を利用する場合に費用を割り引く。新潟県は県民向けの「泊まっ得! にいがた県民割キャンペーン」を開始し、県内施設対象で宿泊割引を行う。