長野・飯綱町が学生の宿泊合宿などに補助 若年層の交流人口拡大を

2024年5月10日(金) 配信

いいづなコネクトWESTグラウンド

 長野県・飯綱町(峯村勝盛町長)は昨年「飯綱町合宿等誘致事業費補助金」を創設し、町外からの宿泊を伴う学生などの合宿や研修に対し、移動のための貸切バスへの補助などを行っている。若年層の交流人口の拡大や飯綱町の魅力向上、賑わい創出、宿泊型観光の促進などが狙い。

 同町は年々暑さが厳しくなっている昨今、「夏季のスポーツには危険が伴うこともある」とし、「夏場の部活動などの熱中症対策として、飯綱町の涼しい環境での合宿を検討してほしい」と呼び掛けている。

 補助の対象は町外に所在する学校の学生で構成する団体と町内での研修を目的とする団体。条件は、町内に10人以上で宿泊し、宿泊費が1人当たり3000円以上であること。補助金額は交通費の半分で、上限は10万円。交通費は貸切バス借り上げ料、バス運行に係る燃料費・高速代が対象となる。

国内の世界自然遺産を講座&旅で訪問 阪急たびコト塾10周年記念企画(阪急交通社)

2024年5月10日(金) 配信 

知床半島イメージ

 阪急交通社(酒井淳社長)はこのほど、体験や学びの「コト」価値を講座や旅として提供する「阪急たびコト塾」の10周年を記念して、日本国内の世界自然遺産を全6回に渡って訪問する旅のシリーズを企画した。

 同シリーズは、座学の講座によって、地理、歴史、生態系、環境問題など自然遺産の理解を深めたのちに現地を訪問する。それぞれの自然遺産の価値や魅力を楽しみながら体験し、学ぶことができる。

 現在の日本国内の世界自然遺産は、「小笠原諸島」「知床」「屋久島」「白神山地」「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の5カ所。今回のシリーズ化で、約1年で6回の講座と旅で、すべての自然遺産を完結できるようになった。

 初回の小笠原諸島では、3月から東京都・新橋で講座を実施した。7~9月の旅では、父島・南島・母島の3島を訪問し、アオウミガメの生態や自然環境について学ぶ。

 2回目の知床編では、夏に講座を開き、9月に旅を実施する。現地のネイチャーガイドが同行し、フレッペの滝や知床五湖の動植物を中心とした自然探勝、羅臼の海のネイチャークルーズで、壮大な景観を楽しめる。

 「たっぷり世界遺産 知床半島と野付半島『トドワラ』をめぐる4日間」は、出発日が9月3(火)、8日(日)。発着地は羽田空港。旅行代金は、2人1室で大人1人当たり20万円。

白木の正殿が見られるのは今だけ 首里城で5月25~26日に上棟記念イベント

2024年5月10日(金) 配信

見学イメージ

 沖縄県那覇市の首里城で5月25日(土)、26日(日)に正殿復元工事上棟記念イベントが開かれる。昨年9月から正殿の柱を立て始め、現在すべての骨格が組み上がった。今後、屋根の瓦葺きや漆の塗装が始まるため、白木の首里城正殿の姿が見られるのは今だけ。

 両日は、普段は入れない工事エリアの一部、素屋根内部を特別公開する。午前9:30~午後5時まで、予約不要で見学できる。参加費は無料だが、有料区域への入場料は必要。

 このほか、体験イベントも用意する。予約が必要な「宮大工体験」は5月25日に計4回企画。木材倉庫のなかで、宮大工による解説を聞きながら、宮大工道具を使った木材加工体験を行う。各回40人で申し込みは専用フォームからの先着順。

 予約なしで体験できる「瓦葺き体験」は両日の午後9時~午後5時まで。首里城正殿に使われる瓦と同じ瓦を使って、復元する屋根の仕組みを学べる。また、同日程で「瓦文様工作体験」も実施。粘土に瓦の絵柄を刻んだ形を押して、コースターなどの小物を作成する。完成した作品は持ち帰ることができる。

 体験はいずれも無料。

カンドゥーが7月、東北に初開業 イオン新利府に職業体験テーマパーク

2024年5月10日(金) 配信

完成イメージ

 イオンモール新利府(宮城県・利府町)は7月19日(金)、東北初の職業体験ができるテーマパーク「カンドゥー新利府」をオープンする。約20の仕事体験(アクティビティ)を用意する予定で、子供が憧れの職を疑似体験することができる。

 仕事を体験すると疑似通貨「カッチン」を稼ぐことができ、買物に使用したり銀行に預けることもできる。

 入場料金は3~15歳が平日第1~3部が2800円、4部が3300円。大人は無料。土日・祝日は3部制で、子供は2700~3700円。大人は600~1100円。このほか、スーパーハイシーズンなど別途設定がある。0~2歳は入場無料。なお0~2歳、16歳以上はアクティビティの体験はできない。

 施設の公式ホームページは6月開設予定で、予約は7月から開始する見込み。詳細は決定次第ホームページで案内するという。

韓国観光公社、札幌で訪韓促進イベント 5月18(土)~19日(日)に

2024年5月10日(金) 配信

日本語と韓国語を織り交ぜて歌うSGさんのライブも開催する

 北海道内で韓国への旅行を促進しようと韓国観光公社は5月18日(土)~19日(日)、北海道札幌市の北3条広場アカプラで韓国の文化や観光の魅力を紹介するイベント「KOREA旅FESTIVAL2024 in HOKKAIDO~韓国への一歩~」を開催する。

 特設ステージでは、日本語と韓国語を織り交ぜて歌うシンガーソングライターでユーチューブ登録者数42万人、TikTokフォロワー85万人を持つSGさんによるスペシャルトーク&ライブや、古家正亨さんが韓国の魅力を発信しているラジオ番組の公開収録を行う。韓国からメイクアップアーティストを招き、韓国アイドルのメイクアップ方法を学べる「ビューティーステージ」も実施する。

 会場内には、最新の観光情報やツアー情報を紹介する韓国観光公社をはじめ、自治体や旅行会社、航空会社のPRブースのほか、伝統衣装「韓服」やVRによるロケ地巡りの体験ブースを設ける。グルメが楽しめるキッチンカーなども展開する。

 アンケートの回答者から抽選で日韓の往復航空券が当たる「お楽しみ抽選会」や、韓国のお菓子や記念品をプレゼントするスマートフォンを使ったデジタルスタンプラリーも行う。

5月12日から市民協賛席のWeb申し込み受付開始 「第47回隅田川花火大会」は7月27日開催

2024年5月10日(金) 配信

第47回隅田川花火大会は7月27日(土)に開催する

 東京都墨田区で行われる「第47回隅田川花火大会」(二宮徹会長、隅川花火大会実行員会)は、5月12日(金)から、市民協賛席のWeb申し込み受付を始める。

 同実行委員会は、開催にあたって市民協賛を募集する。寄附をした市民協賛者は、特別観覧席に招待される。

 台東リバーサイドスポーツセンター野球場は、1口の協賛金額が2万5000円となり、招待人数は5人。申し込み可能口数は1口で、はがき(抽選)とWeb(先着)にて申し込みを受け付ける。

 このほか、市民協賛席種は団体席含め全6種類を用意した。協賛金額は6000円~10万円。はがきによる抽選、またWeb申し込みによる先着順で受け付ける。

 花火大会は、7月27日(土)の午後7時~午後8時半に実施。会場は、第1会場が桜橋下流~言問橋上流。第2会場が駒形端下流~厩橋上流。打ち上げ玉数は、第1会場で約9350発、第2会場で1万650発。

 観客数の想定は、第1、第2会場合わせて100万人としている。

5月23日に「フルムーンナイトクルーズ」 ジョイポート淡路島が参加者募集中

2024年5月10日(金) 配信

淡路島の夜のアクティビティを楽しむ

 ジョイポート淡路島(鎌田勝義社長、兵庫県南あわじ市)が運営する「うずしおクルーズ」は5月23日(木)、「フルムーンナイトクルーズ」のモニター参加者を募集している。定員50人。昨年実施した「ナイトクルーズ」が好評だったことから、第2弾として実施するもので、淡路島の夜のアクティビティの魅力を体感してもらうことが狙い。

 兵庫県・淡路島福良港から満月が見やすい阿万沖で、プロの演奏家によるバイオリンとピアノの生演奏を楽しむクルージング。同社は「船に装備したLEDライトが照らしだす神秘的な夜の海の風景はナイトクルージングでしか味わえないイマーシブ(没入)体験ができる」とアピールする。

 出航時間は午後8時、所要時間は約90分。モニター料金は中学生以上3000円、小学生1000円、幼児は無料。ウェルカムドリンクと玉ねぎスープ、淡路牛のハンバーグサンドのサービスがある。このほか、10人限定(大人のみ)で1万円のVIP席も用意する。申し込みは公式ホームページから。

琉球紅型作品を鑑賞 JTAのクラスJヘッドレストカバー第10弾を開始

2024年5月10日(金) 配信

デザインをした紅型工房ひがしやの道家由利子氏(右)

 日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長)はこのほど、琉球紅型(びんがた)の作品が鑑賞できるクラスJヘッドレストカバーの第10弾を開始した。同取り組みは沖縄を代表する紅型職人と琉球びんがた普及伝承コンソーシアムの協力のもと、沖縄文化と技術を未来につなげる活動の一環として展開している。

 今回は、紅型工房ひがしやの道家良典氏、道家由利子氏が特別製作した紅型作品「海の音」をヘッドレストカバーとして採用した。10種類以上の貝殻がちりばめられた爽やかなデザインで、機内で沖縄の海が感じられるような仕上がりという。10月31日まで使用する予定だ。

 また、同じデザインのウォータープルーフポーチも機内販売されている。こちらの販売終了時期は未定。

青い森鉄道とまた旅くらぶ、青森県内世界遺産の遺跡巡るツアー 4月開業の大平山元遺跡の価値伝える施設も

2024年5月10日(金) 配信

ツアーのチラシ

 青い森鉄道(千葉耕悦社長、青森県青森市)とまた旅くらぶ(高木まゆみ社長、同)は5月26日(日)、世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である青森県青森市の三内丸山遺跡や小牧野遺跡のほか、4月26日(金)にオープンした大平山元遺跡の価値を伝える展示施設むーもん館などを巡るツアー「青い森鉄道に乗って行く!世界遺産 縄文遺跡めぐり」を催行する。

 同ツアーは、青森駅から出発。三内丸山遺跡を見学後、小牧野遺跡でミニチュア土器づくりを体験する。県内に所在する「北海道・北東北の縄文遺跡群」の8つの構成資産の魅力を紹介する「あおもり縄文ステーション じょもじょも」も巡る。また、お土産として三内丸山遺跡の発掘現場で土から採取された約4200年前の酵母菌「三内丸山ユメカモス」を使用したパンをプレゼントする。

 料金は大人1人8800円。申し込みは、また旅くらぶの電話やホームページなどで受け付けている。

大阪ステーションホテル7月31日開業 大阪駅西口直結の全418室

2024年5月10日(金) 配信

コーナーツインルーム(イメージ)

 ジェイアール西日本ホテル開発(伊勢正文社長、京都府京都市)は7月31日(水)、大阪府大阪市に新ホテルブランド「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection(大阪ステーションホテル、オートグラフコレクション)」を開業する。5月11日(土)午前10時から宿泊予約の受け付けを開始する。

 新ホテルはJR大阪駅西口直結で、商業施設「KITTE大阪」(同日開業)や劇場、オフィスが入る大型複合施設「JPタワー大阪」の7階、29~38階に入居する。

 客室は18タイプ全418室。最上階38階は「スペシャリティ」フロアで高価格帯の客室をそろえる。

 30階にジム・バスエリア、38階には「スペシャリティ」と各階スイートルーム宿泊者が利用できる「SPECIALTY SALON」を設置する。7階は天井高7㍍の大宴会場(742平方㍍)を含む5つの宴会場を設ける。

 ホテルのコンセプトは、1874年に開業し赤レンガの西洋式駅舎で親しまれた初代大阪駅の跡地に建つことから、「THE OSAKA TIME」とし、大阪の歴史や文化を題材にした工芸や素材で各所を作り込むという。29階に設置するフロントは、昔の駅の改札を模したアイランド型で、滞在の高揚感を高める。