今月は国内マイル航空券減額キャンペーン登場 ANA Xが7月の「ANAにキュン!」発表

2024年7月26日(金) 配信

毎月29日は「ANAにキュン!」

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)はこのほど、毎月29日に開催している「ANAにキュン!」の7月のキャンペーン内容を発表した。29日はANA(全日本空輸)感謝の日と位置づけ、月替わりでさまざまなお得なクーポンなどを発行している。今月は人気の国内線特典航空券減額マイルキャンペーンが登場する予定だ。対象は全方面で、搭乗期間は8月1~31日まで。

 「ANAにキュン!」CP商品の販売は7月29日(月)午前零時~午後11:59まで。企画の詳細は販売と同時に公開されるが、一部事前公開された内容では、ANAトラベラーズ国内ダイナミックパッケージの秋旅行に使えるクーポンなどを用意。

 ANAトラベラーズホテルで人気のテーマパーク周辺でお得な価格やプランも設定する。

 海外ダイナミックパッケージ&オプショナルツアーは最大25万円分の割引クーポンを用意するほか、ハワイのオプショナルツアーはマイルが3倍になる。

 このほか、ANAMallやANAふるさと納税、ANAの保険などでも企画を実施する予定という。

登別温泉初のベーカリーがオープン 「adex BAKERY&CAFE」

2024年7月26日(金) 配信

15~20種類の焼き立てパンが並ぶ

 登別温泉初のベーカリーがオープン――。

 登別温泉でホテル・アウトドアツアーを展開する滝本グループは8月1日(木)、アドベンチャートラベラー向けのホテル「adex inn」(南智子社長、北海道登別市)の客室リニューアルオープンと合わせて、ホテル内に「adex BAKERY&CAFE」を開業する。

カフェはWi-Fi完備、カウンターはコンセント有り。ワーケーションにも適している

 朝から職人が焼き上げる、フランス産発酵バターと飲める温泉を使用した“温泉クロワッサン”が目玉商品の一つ。ベーコンエピ・ゴルゴンゾーラとはちみつのカンパーニュ系や、紅玉を使用したアップルパイなど15~20種類の焼き立てパンが並ぶ。営業時間は午前8時~午後10時まで。地獄谷から徒歩5分、第一滝本館の向かい。

ドイツ車4大ミュージアムとニュルブルクリンクを訪ねる ジャルパックがツアー企画

2024年7月26日(金) 配信

©Nürburgring 1927 GmbH & Co.KG.

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、JALPAKブランド誕生60周年特別企画ツアー「ドイツ車4大ミュージアムとニュルブルクリンクを訪ねる8日間」を売り出した。ツアーコンダクターと巡るドイツへの旅で、往復直行便のJALビジネスクラスまたはJALプレミアムエコノミークラスを利用する。

 ドイツが誇るベンツとポルシェ、BMW、アウディ、4つのドイツ車ミュージアムや世界最長で数多くの自動車メーカーが試験走行を行うことで有名なサーキット・ニュルブルクリンク、世界の名車プライベートコレクションなどを楽しむ。ドイツ在住の日独コーディネーターでドイツ車と日本車双方に詳しいモーターナビゲーターが同行して、各博物館で丁寧な解説を行う。

 マンハイムではカール・ベンツ記念碑の目の前のホテルに宿泊し、ミュンヘンとフランクフルトではそれぞれ2連泊し、行程に余裕を持たせた。

 出発日の設定は11月18日(月)、2025年1月27日(月)、2月17日(月)の3日間。出発地は成田空港。旅行代金は1室2人利用時1人分がプレミアムエコノミーで109万9000円、ビジネスクラスで139万9000円。

ホテルニューアワジ別邸 淡路夢泉景に淡路焼肉割烹「琥珀(こはく)」オープン

2024年7月26日(金) 配信

淡路焼肉割烹「琥珀」の店内

  ホテルニューアワジグループ(木下学社長)は7月18日(木)、「ホテルニューアワジ別邸 淡路夢泉景」(兵庫県洲本市)に淡路焼肉割烹「琥珀(こはく)」をオープンした。

 本格的な炭火グリルで味わう淡路牛をメインに、自然豊かな食の宝庫・淡路島にフォーカスした料理を味わえる割烹スタイル。地魚や島野菜などを存分に堪能できる。

「ホテルニューアワジ別邸 淡路夢泉景」の外観

 同館は、グループ18軒の中でも「和風モダンテイスト」なラグジュアリーホテルとして、部屋食を中心に、個室料亭や鍋ダイニングなど、さまざまなスタイルで料理を提供している。割烹スタイルの「琥珀」(32席)は宿泊客からの多くの要望に応えたもの。

淡路牛をメインに海の幸も交えた割烹コース(イメージ)

 木目調をベースとした店内には細部にまで照明を施し、立体的でシャープな空間を演出。淡路牛だけでなく、アミューズ~前菜・お造り~出汁鍋など、一連の料理とともに淡路島のさまざまな地酒や、各種ワインとのペアリングも楽しむことができる。

【人事】ANA(8月1日付)

2024年7月26日(金) 配信

 

 全日本空輸(ANA)は8月1日(木)付けの管理職の人事異動を発表した。

 パリ支店支店長兼モスクワ支店支店長兼同支店空港所所長兼ウラジオストク支店支店長兼同支店空港所所長(モスクワ支店支店長兼同支店空港所所長兼ウラジオストク支店支店長兼同支店空港所所長)辻功

▽ミラノ支店支店長兼同支店空港所所長(日本政府観光局派遣)水内賀之

年間5.5回、過去最多に キャンプの「日常化」進む(オートキャンプ白書2024)

2024年7月25日(木) 配信

オートキャンプ白書2024(表紙)

 日本オートキャンプ協会(明瀬一裕会長)が7月11日(木)に発表した「オートキャンプ白書2024」によると、23年の平均キャンプ回数は前年比0.1回増の5.5回と過去最多を記録した。これは1年を通して、2カ月に一度はキャンプ場に訪れている計算となる。同協会は「キャンプが特別の機会ではなく、より日常に近い存在になっている」との見解を示した。

オンラインで発表会見を行う明瀬一裕会長

 平均キャンプ泊数では、同0.2泊減となったものの7.0泊と高い数字を保っている。一方で、オートキャンプ参加人口は同7.7%減の600万人だった。明瀬会長は「オートキャンプ人口そのものは減少する一方で、頻度と密度は高まる傾向にある」と述べ、23年のオートキャンプの動向について説明した。

同行者の上位に変化、ソロキャンプ3位に

 キャンプの同行者は、「子供連れ」が43.6%で一番多く、2位の「夫婦だけ」が25.0%。3位はこれまで「他の家族と」だったが、「1人(ソロキャンプ)」が同2.8ポイント増の19.4%と過去最高の割合に達し、3位に上昇した。

 前年に引き続き増加傾向にあるソロキャンプ人口について、明瀬会長は「ソロキャンパーは賑やかな週末を避けて、ゆっくりと過ごせる平日に訪れる傾向がある。それがオートキャンプ場の稼働率を押し上げる要因にもなり、昨年のオートキャンプ場の平均稼働率は19.6%と非常に高い水準を前年に引き続き維持できた」と言及した。

 さらに、同じキャンプ場を繰り返し訪れるリピート回数は同1.1ポイント増の4.7回となり、過去最高を記録した。明瀬会長は「冒険的な楽しみ方もオートキャンプの魅力の1つだが、行き慣れたキャンプ場でのんびり過ごす日常の延長としての楽しみ方も、徐々に定着しつつある」と伝えた。

 このような現状を踏まえ、明瀬会長は「コロナ禍が誘因となって新たにキャンプを始めた個人や家族を含め、オートキャンプが多様な階層の人々が年間を通して実践するレジャーとなった。これまで以上に、国民の生活に密着したものとなっていく」と締め括った。

9月ピークで平準化、平均利用料金5000円

 「キャンプをした月」は、近年の猛暑の影響やたき火を楽しむ人が増えたことから、23年も引き続き9月がピークで、コロナ禍前の19年より平準化が進んでいる。また、利用者がキャンプ場を予約する方法は、インターネットが59.4%、次に電話が34.0%となり、初めてインターネットが電話を上回った。

 全国キャンプ場の平均利用料金(大人2人、子供2人、1区画)では、5041円と初めて5000円を超えた。人件費、電気代のほか、運営に関わる費用の増大が要因。このため、キャンプ場の47.9%でシーズン料金を採用し、近年増加傾向にあると語った。

キャンプ用品の価格、コロナ前から微増に

 用品業界は、コロナ以前と比べて右肩上がりの傾向にある。主力であるテントの輸入金額は、22年にピークを迎えて23年は前年を大きく下回ったが、コロナ前の19年と比べて右肩上がり。コロナ禍の影響で急激な増減はあったものの、長期でみると堅調な動きと見てとれる。23年の特徴は、従来と変わらずファミリーキャンプが中心で、ソロキャンプのほか、2人用のデュオキャンプの用品購入者も目立った。日帰りでアウトドアを楽しむ「パークキャンプ」に使うクーラーボックスや、サンシェードなどの需要も増えていると述べた。

「亀山温泉ホテル」(千葉県)がサービス料導入 鴇田社長が“想い”を発信

2024年7月25日(木) 配信

亀山温泉ホテルの鴇田英将社長

 千葉県奥房総の亀山湖に佇む温泉旅館「亀山温泉ホテル」(鴇田英将社長)は8月1日(木)から、館内飲料と追加料理に限り、サービス料(10%)を導入する。

 サービス料導入に向けて、鴇田社長は次のように語っている。

 「私は千葉県の中央部、地方の温泉地である亀山温泉に生まれ育ちました。

 サービス料の導入は、都会のホテルや、地方においてはブランド力のある事業者に限定されており、優秀なサービス『おもてなし』を提供している、名もなき地方の温泉旅館にはサービス料が導入されていないのが、今までの常識でした。

スタッフのサービス向上へと投資し、お客様に還元していく

 しかし、私はその常識を疑います。今、人手不足で疲弊する地方の温泉旅館や、私たちのような地方の名もなき宿は、決してマニュアル化されない心の籠ったサービスを提供しており、いただいたサービス料をさらなるスタッフのサービス向上へと投資し、お客様に還元していくことができると信じています。

 このアクションが、人手不足や物価の高騰で悩む、ニッポンの地方旅館や宿に連鎖して、疲弊する地方の宿の福音となれば幸いです」。

関西国際空港の環境対策学ぶ、夏休み親子特別企画

2024年7月25日(木)配信

 関西エアポート(山谷佳之社長)は8月19日(月)、20日(火)、関西国際空港開港30周年記念「夏休み特別企画 関西国際空港親子環境ツアー2024」を実施する。

 小学4~6年生の児童とその保護者を対象にしたツアーで、空港内をバスで巡り、空港での環境対策やSDGsの取り組みを学ぶ。普段は立ち入ることができない場所で、航空機の運航における環境対策の取り組みが間近で見学できるという。

 例年1日のイベントだが、30周年記念として各社協力のもと今年は2日間実施する。

 各日25組50人、計50組100人の募集。8月2日(金)正午までウェブで応募を受け付けている。応募多数の場合は抽選となる。

「アパ社長カレーのビーフカレーパン」を限定販売(8月2日~9月26日) サンマルクカフェとコラボ企画

2024年7月24日(水) 配信

アパ社長カレーのビーフカレーパン

 アパホテル(元谷芙美子社長、東京都港区)はサンマルクカフェ(鎌田滋之社長、岡山県岡山市)と初めてコラボレーションを行い、サンマルクカフェで「アパ社長カレー」を使用した「アパ社長カレーのビーフカレーパン」を限定販売する。

 石川県の金沢カレーをベースにしたオリジナルスパイスの風味と、牛肉と野菜をじっくり煮込んで引き出した自然の甘みが特徴の「アパ社長カレー」が、今回特別に用意したジューシーな牛ほほ肉とともに、サンマルクカフェらしい焼き立てで香ばしい生地のなかにたっぷりと入っている。

 販売期間は8月2日(金)~9月26日(木)まで。価格は420円(税込)。なお、店舗により取り扱いがない場合や、終売時期が異なることもある。

23年度のリネンサプライ市場規模は8・5%増の4551億円に(矢野経済研究所調べ)

2024年7月24日(水) 配信

 矢野経済研究所(水越孝社長)はこのほど、国内リネンサプライ市場に関する調査を行った。これによると、2023年度のリネンサプライ市場規模(事業者売上高ベース)は、前年度比8・5%増の4551億円と3年連続の回復となった。

 リネンサプライとは、ホテル・旅館などの宿泊施設や病院、レストラン・飲食店・アミューズメント施設などの店舗、企業、工場などにリネン類をレンタルするサービス。

 コロナ禍による行動制限は、22年度から徐々に緩和され、23年5月には感染症法上の位置づけが5類に移行。同研究所は「インバウンド需要が戻ったことによる観光業の急速な回復があり、ホテルリネンを中心に好影響を大きく受けている」と見ている。

 一方で、フードリネン(レストラン・飲食店)や、交通リネン(新幹線・特急列車・船舶・航空機向け)などの需要も回復の兆しを見せているが、人手不足や物価高、円安の影響を受けており、「これらの分野はホテルリネンほど十分に回復しているとは言えない状況」と分析する。

 なお、24年度の国内リネンサプライ市場規模は、同4・6%増の4760億円を見込む。