第1回温泉塾セミナー、7月11日、都道府県会館(日本温泉協会女性部委員会 )

 日本温泉協会の女性部委員会(小口潔子委員長)は7月11日午後1時30分から、東京都千代田区永田町の都道府県会館で「第1回温泉塾セミナー」を開く。講師は日本文学研究者・東京大学大学院教授のロバートキャンベル氏で、テーマは「日本文化と温泉」。先着50人限定で、塾費は3千円。

 女性部委員会の小口委員長は「私たちが育まれ、生かされてきた大地の恵み『温泉』について改めて学びを深め、感謝の一歩を踏み出したい」とし、同じ志を持つ多くの仲間の入塾を歓迎している。

 セミナー参加、入塾の問い合わせ=日本温泉協会 電話:03(6261)2180。

日本は342件で7位、13年の国際会議開催(ICCA)

 国際会議協会(ICCA)がこのほど発表した2013年の国際会議開催統計によると、日本は342件で、世界第7位となった。

2013年国際会議開催統計

 13年に世界で開催された国際会議数は前年比4・7%増の1万1685件。1位は米国で829件、次いでドイツ722件、スペイン562件、フランス527件、イギリス525件、イタリア447件、日本342件、中国340件、ブラジル315件、オランダ302件と続く。

 日本はアジア・大洋州地域で2年連続の1位。世界順位も12年の8位から7位にランクアップした。震災前の2010年(741件・世界第2位)の半分以下だが、震災の影響による大きな落ち込みから、12年、13年と上昇基調を取り戻している。

 都市別では、東京が79件で世界第26位、京都が43件で世界第55位、大阪が20件で世界第117位、神戸が18件で世界第136位の順。アジア・大洋州地域の都市別では、175件のシンガポール(世界第6位)、125件のソウル(世界第9位)、105件の北京(世界第18位)、93件のバンコクとシドニー(世界第20位)、89件の香港(世界第23位)と比べ大きく水をあけられた。

支援機構と連携、地域活性化成功モデル構築へ(観光庁)

久保長官(左)と瀬谷社長
久保長官(左)と瀬谷社長

 観光庁は5月28日、観光を軸とする地域活性化の成功モデル構築を目指し、中小企業などの事業再生支援や、地域活性化ファンドを活用し観光産業の振興を通じた地域経済の活性化を目指す事業を支援する「地域経済活性化支援機構(REVIC)」と包括的連携協定を締結した。同庁では官民出資機構との連携協定は初となる。

 同機構の前身は「企業再生支援機構」。09年に設立され、地域経済の再建をはかるため、優れた経営資源を持ちながらも、過大な債務を負う事業者の事業再生支援を行ってきた。13年3月に、「地域経済活性化支援機構」に改組。観光ファンドの組成や投融資の判断と実行、投資に関する事業支援、各種専門家の派遣などにより、地域の再生現場の強化や地域経済活性化を支援してきた。

 同日に開いた会見で、久保成人観光庁長官は「地域の取り組みを支援する観光庁の『魅力ある観光地づくり』の施策と、REVICの地域活性化ファンドを活かした事業との連携で、大きな相乗効果が期待できる」と意義を説明。REVICの瀬谷俊雄社長は「最高のパートナーを得たので、連絡を密に実績をあげていきたい」と語った。

 当面は、(1)観光資源の磨き上げと開発、外国人への情報発信(2)観光地でスムーズに移動できる環境整備(3)宿泊産業の再生と活性化(4)優れた事業に対する表彰――などを行っていく。

今後10年の戦略発表、KTR運行で街づくりを(ウィラー20周年)

村瀬茂高代表
村瀬茂高代表

 高速バス事業などを展開するウィラーグループ(村瀬茂高代表)は5月24日、創業20周年を迎えた。前日の23日には東京都内で、報道関係者らを集めて今後10年の成長戦略について説明した。村瀬代表は5月上旬に北近畿タンゴ鉄道(KTR、京都府)の運行委託会社になったことを報告したうえで、戦略の柱の1つ「街づくりと交通」は、KTR事業を通して展開するとした。

 村瀬代表はスキーバス事業者として創業し、高速ツアーバスの展開などで利用者を拡大してきた過去20年について、第1、2期の戦略で成長してきたと振り返った。それを踏まえ、今後の10年は「第3期成長戦略」を掲げ、「価値の創造で交通の未来を変えたい」と意気込んだ。戦略の柱は「グループの組織変革」「新しい個人旅行のスタイル創造」「街づくりと交通」の3つ。

 組織改革では各会社の自立をはかり、完全に分離させる。ウィラートラベルはグループの高速バス・ウィラーエクスプレスだけではなく、他社のバスも販売し、全国のバスをつなげていくなど、各社が各業界に新しい価値を提供するリーディングカンパニーを目指す。

 新しい個人旅行のスタイル創出は、旅行で高速バスを利用する割合を現在の8・1%から20―25%まで増加させるべく、高速バスを乗り継ぐ旅行の提案などを行う。また、これまで若年層向けにサービスを提供してきたが、今後はシニアにも注力する。

 最後の柱はKTR事業の展開で、街づくりと交通の新しいビジネスモデルに挑戦する。駅を街のシンボルとし、にぎわいのある街を創出。マイカーがなくても生活できる街づくりを目指していく。運行列車のウィラートレインは15年3月の運行開始予定。当面は、現行の年間利用人員200万人の維持をはかる。

キットカットが切符に、三陸鉄道全線再開を記念

切符になるキットカット
切符になるキットカット

 ネスレ日本はこのほど、世界初の切符機能つき製品「キットカット ミニ 切符カット」を発売した。同商品は三陸鉄道の全線再開と開業30周年を受けて企画されたもの。外箱パッケージを三陸鉄道全線で190円区間切符として使用できる。

 発売に先立って開かれた発表会では、望月正彦・三陸鉄道社長が沿線の現状について「まだ周辺に家もなく、運行再開後も厳しい」と説明。「三陸沿岸を訪れて地域の復興に力を貸してほしい」と呼びかけ、切符カットが訪問のきっかけとなることを期待した。

 ネスレ日本は1995年の阪神淡路大震災で神戸市の本社が被災。その経験から、東日本大震災で被災した三陸鉄道を地域復興の象徴として支援し、これまでも駅舎や車両のラッピングなどを手掛けてきた。

 切符カットは希望小売価格108円(税込)。東北各地のコンビニエンスストアのほか、全国の鉄道系コンビニエンスストアで発売している。切符としての利用期間は来年5月31日まで。

ピンクリボンのお宿、新年度会員募集

 乳がん経験者に優しい宿づくりを進める「ピンクリボンのお宿ネットワーク」(事務局・旅行新聞新社)は現在、7月1日から始まる新年度会員を募集している。

リボン宿ネットのマーク
リボン宿ネットのマーク

 ピンクリボンのお宿ネットワークは、乳がんの手術を受けて回復の道を歩みながらも、術後の痕を気にして旅をあきらめてしまうという方に、もう一度旅に出かけ、心ゆくまで旅館・ホテルの入浴を楽しんでもらおうと、2012年7月に設立した。

 現在、約100の宿泊施設が加盟し、「タオルを多めに用意する」「入浴着の貸し出しを行う」「ピンクリボンデーを設ける」など、各宿が今できるところから取り組みを行っている。また、観光協会や女将会などの団体、企業等も会員募集し、ともに活動を推進する。

 7月29日には、浜松町東京會舘(東京都港区)で第3回総会を開き、総会後は講演会や交流会も予定する。また、10月には加盟施設情報をまとめた「ピンクリボンのお宿」冊子を発行予定で、全国約800カ所以上の病院などで無料配布を行う。

 問い合わせ=ピンクリボンのお宿ネットワーク事務局(旅行新聞新社) 電話:03(3834)2718。

まるごと旅情報 『2014伊豆エリア特集』 公開

まるごと旅情報 『2014伊豆エリア特集』 を公開いたしました。

第1545号掲載(2014年6月1日発行)
『2014伊豆エリア特集』の紙面がご覧いただけます。

詳細はコチラから!(弊社の『2014伊豆エリア特集』ページへリンクしています)

 
☆まるごと旅情報とは☆
弊社の「旬刊旅行新聞」にて掲載した全国の観光情報に関する特集記事をご紹介しています。
過去1年間分の紙面の一部をご覧いただける旅の情報ページです。

【プレゼント】旅行新聞×地球の歩き方「朝ごはんのおいしい宿」アンケートキャンペーン

プレゼント企画『旅行新聞×地球の歩き方「朝ごはんのおいしい宿」アンケートキャンペーン』を開始

旅行新聞×地球の歩き方「朝ごはんのおいしい宿」アンケートキャンペーンを6月末日まで実施中!
朝ごはんがおすすめの宿を推薦してギフトカード3万円分やガイドブックが当たります。

詳細はコチラから!(地球の歩き方facebook『キャンペーン』ページへリンクしています)

 
☆「朝ごはんのおいしい宿」とは☆
 旅行形態の変化に伴い、朝ごはんも宿泊客を呼び込む重要な要素になることを受け、本紙やインターネット上でアンケートを実施。本紙でいくつかの宿泊施設の自慢の朝ごはんもご紹介します。

まるごと旅情報 『沖縄特集』 公開

まるごと旅情報 『沖縄特集』 を公開いたしました。

第1544号掲載(2014年5月11・21日合併号発行)
『沖縄特集』の紙面をご覧いただけます。

詳細はコチラから!(弊社の『沖縄特集』ページへリンクしています)

 
☆まるごと旅情報とは☆
弊社の「旬刊旅行新聞」にて掲載した全国の観光情報に関する特集記事をご紹介しています。
過去1年間分の紙面の一部をご覧いただける旅の情報ページです。

【6/21・22】ご当地グルメの祭典、宮城で地元料理の祭典開催(おおさき食楽まつり)

 宮城県大崎市は6月21・22日の2日間、ご当地グルメの祭典「おおさき食楽まつり2014」を開きます。大崎をはじめ各地域を代表する料理人が集結し、仙台和牛や地元野菜をその場で調理するほか、郷土料理や特産品、限定の絶品スイーツなどを販売します。

 料理は200円からで、鳴子オリジナル地ビール「鳴子の風」や地酒、三本木「青愛」の自家米で作るおこわや野菜なども販売。岩手の北上コロッケや山形の芋煮なども出展します。ぜひこの機会に足を運んでみては。

 このほか、蕎麦打ちや笹まき作り、バターづくりなどの食の体験企画。チェンソーアートやバルーンアートの見て楽しめる企画など盛りだくさんです。

◆日時 6月21・22日 午前10時30分-午後3時 ※荒天時は中止。
◆会場 鳴子峡レストハウス特設会場(駐車場無料)
◆問い合わせ 食楽まつり実行委員会事務局 電話=0229(83)2266
◆HP:http://oosakirakuyuukai.web.fc2.com