世界初となる「パディントン ベア™」のテーマパークが”さがみ湖”で開業

2018年7月23日(月) 配信

パルーンを空に放ち、開業を祝う

 富士急行は「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」(神奈川県相模原市)に7月21日(土)、「パディントン ベアTM」の世界初となるテーマパーク「パディントン タウン」をオープンした。投資額は2・3億円に上る。パディントンタウンの面積は4420平方㍍で、ミニコースターや迷路など5種類のアトラクションを用意。園内にはさまざまなコスチュームを着たパディトンが子供たちを出迎える。家族向けの施設を充実することで、より集客の裾野を広げる方向だ。

 オープンを記念して行われた記念式典では、 Instagramでフォロワー数52万人を誇る大人気の双子キッズモデル「りんかちゃん&あんなちゃん」がゲストとして「パディントン タウン」に来園。パディントンと集まった約200人の客と一緒に、バルーンを空に放ち、開業を祝った。

 一方、「パディントン タウン」ではオープンを記念し、JR東日本八王子支社とのタイアップ企画である「パディントン タウン スタンプラリー」を同日から行っている。JR2駅にあるスタンプのうち異なる2駅のスタンプと、「パディントン タウン」のスタンプを集めると、「パディントン タウン」オリジナルのクリアファイルをプレゼントする。

 スタンプは、JR立川駅(西改札外)、 JR八王子駅(改札外 びゅうプラザ前)、 JR高尾駅(北口改札外)、 JR相模湖駅(改札外)、パディントン タウン(「しゅっぱつ!パディントン号」前)に設置されている。スタンプラリーの台紙は各スタンプ設置場所にあり、相模湖プレジャーフォレスト売店で景品を交換できる。スタンプラリー実施期間は9月2日(日)まで。

□パディントンベアTM

パディントン

 

 パディントン ベアTMはイギリスを代表する児童小説『くまのパディントン』から生まれたキャラクター。物語の主人公は南米ペルーから1人でイギリスにやってきた子グマ。この紳士な子グマが、ロンドンのパディントン駅でブラウン夫婦に出会い、パディントンと名付けられて家族として迎えられ、さまざまな騒動を巻き起こしながら街の人気者になっていく物語だ。

 2016年に日本で公開された映画『パディントン』は、世界中で320億円興行収入を挙げ話題となり、18年には続編映画『パディントン2』も日本で公開された。18年は、パディントン ベアTM誕生60周年にあたる記念の年でもある。

「京王プラザホテル」で月と夜景観賞を楽しむプラン

2018年7月23日(月)配信

部屋は、プレミアグランツインまたはキングを用意

KNT-CTウエブトラベルはこのほど、「日本百名月」に認定されている観月の名所「京王プラザホテル」で月と夜景観賞を楽しめる宿泊プランをインターネット限定で売り出した。

  同プランでは、本館37階以上の最上級クラブフロア「プレミアグラン」に宿泊でき、普段はリクエストを受けていない部屋の向き(東京都庁側、新宿駅側)の要望も受け付ける。また、本館45階のスカイラウンジ「オーロラ」で使えるドリンク券も付く。月をテーマにしたオリジナルカクテル「ムーニー・オ・レ」も楽しめるほか、晴天時は、東京スカイツリーと東京タワーの両方を鑑賞できる。

2013年のサントリー ザ・カクテル・オブ・ザ・イヤーを受賞した、月をテーマにしたオリジナルカクテル「ムーニー・オ・レ」(イメージ)

日本百名月とは

 日本全国の月の名所を100カ所認定し、国内外に発信、観光資源化をはかる取り組み。同プロジェクトに取り組む夜景観光コンベンション・ビューローと近畿日本ツーリストグループは、2020年の東京オリンピック開催時までに100カ所認定する考えを示している。選出にあたっては「今後鑑賞地を失う恐れがないこと」や「ブランド価値を理解し、継続的販売が可能であること」などの要件を設定している。「日本初の超高層ホテルにのぼる月」 (東京都新宿区)として登録された京王プラザホテルを含め、現在27カ所が認定されている。

 

京王プラザホテル 月&夜景観賞プラン 概要

設定期間:9月30日(日)まで

宿泊料金:大人、2万4480円~(7月3日<火>時点、1泊朝食付、1室2人利用)

浅草ビューホテルが20年ぶりの新スタイルブッフェ、和洋中のシェフが“逸品”競う

2018年7月23日(月) 配信

各料理長の”逸品”に投票する参加型バイキング

 

浅草ビューホテルは、2018年8月10(金)~18日(土)の期間限定で「シェフの饗宴 グルメバイキングView1グランプリ」を開催する。サマーバイキングは20年ぶりに、昨年までのハワイアンテイストから一新した。

 全80種のメニューのなかで、目玉の料理はスペシャルブースで実演する和・洋・中の3品だ。各料理長が”逸品”として考えた。

 同バイキングは参加型企画となっており、一般利用客がこの3品から気に入った料理に投票する。抽選でグランプリとなったシェフのフルコース招待券や、ホテルメイドの焼き菓子セットなど豪華賞品が当たる。以下、3品と同ホテルおすすめのスイーツを紹介する。

フォアグラのソテーポルチーニ焼きリゾット添えバルサミコソース

 

 洋食部門は、「スカイグリルブッフェ 武蔵」の依田卓也料理長が手がける「フォアグラのソテーポルチーニ焼きリゾット添えバルサミコソース」。ハンガリーから空輸したフォアグラを、ブランデーと炎で色よく焼き上げる。

目の前であがるフランベの炎は必見

 柔らかく、刃を通すとすぐに溶けてしまうため普段なかなか見ることのできないフォアグラのカットとフランベの実演が見どころ。イタリアのバルサミコソースを煮詰めて、甘酸っぱく香り高いソースに仕上げた。

香港焼味(イメージ)

 中国料理は「中国料理 唐紅花」の葉阪豊史が「香港焼味」として鴨の燻製や自家製チャーシュー、蒸し鶏、若鶏の照り煮、豚バラ肉の窯焼きを提供。香港名物のチャイニーズバーベキューを、同ホテル独自のたれで食感にこだわって仕上げた。塊肉をその場でカットして提供する。

海鮮~鯛しゃぶ~

 日本料理部門は、「日本料理 歌留多」の牧幹也料理長の「海鮮~鯛しゃぶ~」。旬の野菜とあわせて食材本来の味を生かす。出汁にさっとくぐらせて、鯛の旨味を凝縮する。

デリシャスモンブラン

 スイーツは、同ホテル1階に店を構える「Sweet&Bakery穂乃華」で、人気ナンバーワンの和栗モンブラン「デリシャスモンブラン」がミニサイズで登場する。和三盆ロールに愛媛県産の甘みを抑えたマロンクリームを絞り、果肉入りベリーソースをトッピングした。繊細な絞り作業を間近で見ることができる。

 さらにバルーンパフォーマンスやミュージックパフォーマーの「フルドリーム」などのパフォーマンスも開かれ、小さな子供も楽しめる。

 料金は大人1人6500円で、前売りチケット購入で6千円。小学生は2700円で4~6歳の子供は700円。入替制となるため、事前の予約が必要。

スカイツリーと浅草の街を一望

 浅草ビューホテルは1985年9月に開業し、“東京一あたたかいホテル”を目指して33年目になる。17年12月には1階の全面リニューアルを行った。隅田川と平行に建てられており、眺望を強みとする。とくに隅田川花火大会の日は多くの利用客でにぎわう。

民泊予約のVacation STAYが、アゴダと連携

2018年7月23日(月) 配信

楽天系の民泊予約サイトが、シンガポールに拠点を持つOTA大手のアゴダと連携した

民泊予約サイト「Vacation STAY」とオンライン予約の「agoda(アゴダ)」がこのほど、がシステム連携を始めた。今後はアゴダでも、楽天ライフルステイが運営する「Vacation STAY」に掲載された物件を予約できる。

 アゴダはシンガポールを拠点とする大手OTA。2007年からブッキング・ホールディングス傘下となった。台湾や香港のほか、タイなど東南アジアエリアでの集客に強みを持つ。特徴は、ホテル施設と民泊物件、双方を掲載していること。ユーザーは価格を基準に、双方をまとめて比較検討できる。

 楽天ライフルステイはすでに昨年、途家(トゥージア)やAsiaYo.comなど、中国本土・台湾地域のプラットフォーマーとの連携を済ませていた。ブッキング・ホールディングスに属するブッキング・・ドットコムや、ホーム・アウェイ(エクスペディアグループ)ともつながりを深めている。アゴダとの連携により、インバウンドの獲得をさらに強化できるとみる。

「トラベルスクエア」立国どころか傾国に

2018年7月22日(日)配信 

スイス観光は健在(写真はイメージ)

この夏も訪日外国人客数が3千万人突破確実と業界はインバウンドの話題でかまびすしいが、翻って考えてみたい。「それで本当に国民は豊かになった実感を持てているのだろうか?」と。
 以下は、若干、憎まれ口になることを承知の上での論議になるのだが、僕はどれだけインバウンドが増えていても、それが国民一人ひとりの生活実感としての豊かさにつながらなければ「立国」と喜んではいけないという主義だ。立国というのは、それによって「国が立つ」ということだが、それは抽象的な国というより、日本国民一人ひとりが生活がよくなったなあ、と実感があって、立国したという定義だ。
 だとすると、この数年インバウンドはものすごい勢いで伸びたのは事実だけれど、国民1人当たりのGDP(国内総生産)ランキングが下がる一方。2017年は25位まで落ちた。20年前は数百万人レベルのインバウンドしかなかったけれど、GDPは世界第3位の位置を保っていたのである。もちろん、GDPだけが豊かさの尺度ではないけれど、国民が押し寄せる中国人観光客を目の前にして、それが自分の生活向上に結び付いている実感はないだろう。
 一方、1世紀以上観光立国で頑張っているスイスはというと、もう数十年、この指標でいうとベスト3の座から去ったことはない。まさに観光なくしてスイスなし、というくらいで、ここまでいかないと「立国」じゃないと思う。でも、スイスほど物価の高い国はない。数年前、チューリッヒを訪れ、ドイツ人と街中でタクシーを走らせたら、あまりにメーターがぐるぐる回るので「強風の中の風車みたいだ!」とその相方が叫んだくらいだ。ホテルも外食も高い、高い。
 それでも、スイス観光は今でも健在だ。冬のスキーリゾートは相変わらず相当早めに予約しなければならない。「高い」ことは欧州の人は百も承知、千も納得なのに、やはりスイスに行くのは、ここがそれだけの価値があるということだろう。
 景観の保全はとくに素晴らしい。個人の荷物の移動などもスムーズ、要するに「物価は高くてもいい国」、観光を付加価値の高い産業としてきちんと訴えている。
 翻って、日本は「安くてうまい国」になり過ぎていないか?
 どーんと観光客が押し寄せるのはいいけど、その「安さ」が実現できても、ホスピタリティビジネスの現場は人手不足で荒れ放題。賃金上がらずで「立国」はいかがなものか。観光客がもたらすごみ問題、落書き問題など観光公害も云々される事態も一方にある。
 いい加減、人数という量中心の思想から脱却しないと、立国どころか観光「傾国」(けいこく)になるよ、と言いたい。

(跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授 松坂 健)

 

コラムニスト紹介

松坂健氏

跡見学園女子大学観光コミュニティ学部教授 松坂 健 氏
1949年東京・浅草生まれ。1971年、74年にそれぞれ慶應義塾大学の法学部・文学部を卒業。柴田書店入社、月刊食堂副編集長を経て、84年から93年まで月刊ホテル旅館編集長。01年~03年長崎国際大学、03年~15年西武文理大学教授。16年から跡見学園女子大学教授、現職。著書に『ホスピタリティ進化論』など。ミステリ評論も継続中。

〈観光最前線〉向田邦子さんの鹿児島

2018年7月21日(土) 配信

2018年7月4日午前6時23分

 29回目の全国女将サミットへ、大勢の皆様にお出掛けいただきありがとうございました。鹿児島でのひとときはいかがでしたか。

 鹿児島は脚本家・向田邦子さんが小学校時代の2年あまりを過ごした街だ。「東京生まれの私にとって、鹿児島はなつかしい『故郷もどき』」。そう記したエッセイ「鹿児島感傷旅行」をはじめ、20余りの作品で思い出を綴った。

 女将サミット当日の朝、会場の城山ホテル鹿児島から桜島が見られた。小学生の向田さんも体育授業の一環で、ホテルのある城山に登ったそうだ。「結局変わらないものは、人。そして生きて火を吐く桜島であった」(鹿児島感傷旅行)。大人になって再訪した折、向田さんが見た桜島。目の前の景色に重ね想像すると、大会前の緊張が少しほぐれた。

【鈴木 克範】

「ZOOM JAPON(ズーム・ジャポン)(7月号)」

2018年7月21日(土) 配信

http://zoomjapon.info
クロード編集長

〈巻頭言〉

 日仏友好160年を迎えたフランスでは、日本政府主導による複合型文化芸術事業「ジャポニスム2018―響きあう魂」が始まりました。来年2月まで、仏国内で日本にまつわる多様なイベントが予定されています。そこで今号の特集では、一般的にあまり知られていない「ジャポニスム」の発祥から、今日の変遷までを紐解きました。その他のページでは、ようやく仏語訳がでた「学問のすゝめ」や、文学ファン注目のBUNDANカフェ(東京)、そして山形のマタギなどを紹介しています。全52ページ、読み応えのある号になりました。

(編集長 クロード・ルブラン)

特集 「ジャポニスムの変容」

カミーユ・ムーラン=デュプレが描いたZOOM JAPONオリジナルイラスト

 19世紀のヨーロッパに芽生えたジャポニスム。それは、主に浮世絵の影響を受けた芸術の分野から始まり、モードや建築、文学などにも拡がった。その後、20世紀後半にはフランスで漫画ブームが起き、21世紀になると「カワイイ」が文化として認識されるまでに発展。現代のジャポニスムの誕生となる。■「JAPONISMEからJAPONISMESへ」:武蔵大学教授ブリジット小山氏を中心に、ジャポニスム研究の第一人者、ジェヌヴィエーヴ・ラカンブル氏など世界屈指の専門家の協力を得てジャポニスムの歴史を俯瞰的に紹介。■パリとジャポニスム(ガエル・リオ/プチパレ、パリ私市立美術館学芸員)■ナビ派とは(イザベル・カーン/オルセー美術館学芸員)■ラファエル・コランのオブジェ(サリマ・エラル/リヨン美術館学芸員)■クロード・モネと浮世絵(ジュヌヴィエーヴ・エトゥケン/文化・通信省・文献研究責任者)■北斎漫画の世界一のコレクター・浦上満氏にインタビュー。■日本に暮らした風刺画家ビゴー。■テーブルを飾ったジャポニスム(ロラン・ダビラス/アビランド社創業者末裔)■モネの世界を描く日本画家・平松礼二氏インタビュー。■21世紀のジャポニスム、ヨシダキミコ氏のアート(シャルレンヌ・ヴェイロン/美術史博士)■アニメに見るジャポニスム(イラン・グェン)■現代に蘇るジャポニスム、漫画家カミーユ・ムーラン=デュプレ氏インタビュー。

〈ZOOM・JAPON 編集部発 最新レポート〉相変わらずの熱気、ジャパン・エキスポ

ジャパン・エキスポのようす

 今年も7月上旬にパリ郊外にて、4日間で延べ20万人の漫画・アニメ・ゲーム・コスプレファンたちを動員すると言われるイベントJAPAN EXPOが開催されました。今夏は、フランス中が盛り上がるサッカーW杯と重なりましたが、会場はフランス戦もどこ吹く風、独自の熱気が健在。日本から出展する企業や自治体のブースはクオリティーが高く、イベントに花を添える役割も果たしているようです。例年通り、ZOOM JAPON誌も会場入り口など数カ所で配布。創刊当初の手配りの苦労もすっかり良い思い出となり、今では積極的にピックアップされるようになりました。

フランスの日本専門情報誌「ZOOM JAPON」への問い合わせ=電話:03(3834)2718〈旬刊旅行新聞 編集部〉

 

handy Japanの講演で3者揃い踏み 勝瀬CEO「まだまだ成長する余地ある」

2018年7月20日(金) 配信  

勝瀬氏(中央)と平林氏(左)、村上氏(右)

スマートフォンレンタルサービス「handy」を展開するhandy Japan(勝瀬博則CEO)は、7月20日(金)に東京都内で開かれたソフトバンクワールド2018で講演を行った。新たに迎えた前HIS社長の平林朗氏と、前ヤフーCMOで現LinkedIn Japan日本代表を務める村上臣氏の2人も登壇。勝瀬氏は「業界をリードしている両者を迎えられ本当に嬉しい。世界に両者のすばらしい才能を還元したい」と語った。

 登壇した平林氏は「インバウンドが急激にFIT(海外個人旅行)化している。これまでと違い、旅行会社の立ち位置が難しくなっている。ハンディは旅行時に拠点となるホテルで、旅行者にタッチできることが革新的。これまでなかったタッチポイントを持っている」と期待を込めた。

 村上氏はスマホやインターネットの普及が進んだことに触れ、「最後のミッシングピースがIoT領域となる。ハンディがこのラストワンマイルを埋めうる。お客様との接点を作っていくというのは、私もやりたかったこと」と今回就任した背景を話した。 続けて「IoT領域は、これまで人がマシンに合わせていたが、マシン側が人に歩み寄ってくる時代が、10~20年でやってくる。今後のIoT領域でのハンディの進化に期待してほしい」と意気込んだ。

 同社は7月2日にソフトバンクとの資本・業務提携契約締結に関する発表を行った。このなかで中期戦略として「Travel Agent」「Hotel IoT」「Media」の3領域に力を入れていくとした。人的資本・投資にも注力し、「Travel Agent」領域で平林氏を、「Hotel IoT」領域で村上氏を迎え入れた。残る「Media」領域も順次発表していく見通し。

 ハンディは昨年7月のサービス開始から1年ほどで、日本国内全客室の30%(24万室)ほどのシェアまで成長。東京では6割、大阪は4割の宿泊施設で導入が進む。

 訪日外国人旅行者の利用状況はアクティブユーザーが86%で、1人当たりの1日平均利用時間は1時間以上だという。ハンディ端末の持ち出し割合は7割を超え、消費者に浸透してきている。

 一方、旅行領域の先も考えている。勝瀬氏は「現在はホテルの中に入っている。これが賃貸住宅に入ったらどうか。そうなると市場が5千万室にまで増える。さらに病院やレンタカーなど、ハンディは場所に付くIoTのターミナルになる可能性もある。旅行領域はもちろんだが、ハンディは人と物と場所をつなぐシステムとして、まだまだ成長する余地がある」と展望を語った。

キャンピングトレーラー、軽キャン人気続く!(オートキャンプ白書2018)

2018年7月20日(金) 配信

最新のキャンピングカー(トレーラー)登録台数が明らかに

オートキャンプ白書2018(日本オートキャンプ協会)によると、キャンピングカー(トレーラー含む)の登録台数は10万5432台(2017年3月末)で、前年と比べ1・2%減少した。登録台数が増加した都道府県は昨年同様7つ。エンジンを持たないキャンピングトレーラーに対する人気は依然高く、こちらは3・7%増という結果に。オートキャンプに対する関心は高いものの、車検やメンテナンスを敬遠する傾向が強いようだ。構造条件を満たさない3・5ナンバー(主にバンコンタイプ)も好調。

 2017年3月末時点で、前年と比べ登録台数が増加となった都道府県は、埼玉県と千葉県、神奈川県、和歌山県、広島県、熊本県、宮崎県の7つ。昨年の統計で増加となった山梨県と大阪府、鹿児島県はマイナスに転じた。

 バンコンタイプに多い3・5ナンバー車、いわゆる軽キャンの登録台数は2120台。2006年の302台から、7倍にまで増えた。200万円前後という手ごろさも人気を後押ししている。8ナンバーの登録台数は減少しているものの、オートキャンプに対する関心の高さはまだ衰えをみせない。

 OTA(オンライン旅行会社)大手のエボラブルアジアが、エルモンテRVジャパンを子会社化し、大学生をターゲットに事業を強化しているほか、各社を一括で検索できる比較サイトも盛況。需要のさらなる創出に期待が掛かる。

東京・虎ノ門 日本の酒情報館で“夏酒”フェア 8月17日まで

2018年7月20日(金) 配信 

ライムや果実を使った日本酒カクテルやオンザロックなど提供

東京・虎ノ門にある「日本の酒情報館」は、2018年7月19日(木)~8月17日(金)の約1カ月間、日本酒の新しい風物詩“夏酒”を楽しめるフェアを開催している。夏の暑い時期でも楽しめる、季節に応じた日本酒を提供する。

 期間中、夏らしく涼やかなラベルの日本酒や、生貯蔵酒などロックにしても楽しめる日本酒を中心に14種類を取りそろえる。さらに、暑い時期に日本酒を爽やかに味わえるライムや果実を使用した、日本酒カクテルやオンザロックの飲み方など3種類を提供。新しい日本酒の風物詩としての“夏酒”を多角的に楽しめる。なお、フェア開催中に提供数や内容が若干変更する可能性もある。

見た目にも夏らしく涼やかなラベルの日本酒

夏に吟醸酒・純米吟醸酒を飲む人が8年連続で堅調に増加

 日本酒は「花見酒」「月見酒」など季節の移ろいとともに飲まれ、愛されてきた。以前は、熱や光に弱い日本酒にとって夏の流通条件を整えることが難しく、必然的に夏の出荷量も他の季節に比べて少なかったが、最近では生貯蔵酒など繊細な酒も夏に出回るようになった。さらに、日本酒の生産量が全体的に微減するなか、夏に吟醸酒・純米吟醸酒を選ぶ人は8年連続で増えている。

※1)昨年より約1,780㌔㍑増=一升瓶換算で約100万本

※2)対2010年度比 吟醸酒約1・8倍/純米吟醸酒約2倍/日本酒造組合中央会調べ

夏酒フェア開催概要

日時:2018年7月19日(木)~8月16日(金)

 午前10:00~午後6:00 ※土日、祝日除く

場所:日本の酒情報館(東京都港区西新橋1丁目6-15 日本酒造虎ノ門ビル1F)

アクセス:

 東京メトロ銀座線虎ノ門駅9番出口徒歩3分、

 都営三田線内幸町駅 A4 出口徒歩3分ほか

提供メニュー詳細

◇日本酒(100円/30㍉㍑、200円/60㍉㍑:税込)

◇日本酒カクテル(1杯200円:税込)

1)サムライロック(日本酒+ライムジュース+ミント)

2)にごりトニック(にごり酒+トニックウォーター+パイナップル)

3)かちわりロック(日本酒オンザロック)

日本酒造組合中央会について

 日本酒造組合中央会とは、酒類業組合などに関する法律に基づいた業界団体で、酒類業界の安定と健全な発展を目的とし、全国の1,729の蔵元(清酒、本格焼酎・泡盛、本みりん)が所属する。また、「國酒(こくしゅ)」といわれる日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりんについて情報発信することで、国内外に幅広く認知を向上する活動に取り組んでいる。