国内宿泊施設の運営代行 サービス提供会社が相談窓口設置

2020年3月27日(金)配信

Tomarieサービスイメージ

 mode-Duo(モードデュオ、東京都渋谷区)は、新型コロナウイルス感染症による影響から、ホテル・旅館など宿泊施設の運営代行によるコスト削減相談の窓口を3月26日(木)に開設した。

 自社で提供する成果報酬型ホテル運営代行サービス「Tomarie(トマリエ)」の導入を支援する。導入時の費用を一部負担することで初期コストを抑えるとともに、人件費の圧縮や短期間での予約サイトの拡充を提案する。

ホテル運営代行サービス「トマリエ」の特徴

(1)賃貸借契約と運営受託、2つの契約形態に対応
 モードデュオがテナントとして運営代行を行う客室(もしくは1棟)を借り上げ、ホテル経営・運営を行うのが「賃貸借契約方式(リース方式)」。一方、ホテル運営に関する業務委託契約を結び、ホテル運営業務の一部(もしくは全部)をサポートするのが「運営受託方式(MC方式)」。トマリエはどちらの契約形態にも対応可能。

(2)1部屋からの運用代行が可能
 一般的なホテル運営代行サービスは、1棟あたり20~50部屋以上の運用が最低ラインだが、トマリエはコスト削減により、客室1部屋から契約可。「1部屋・1フロアから運営代行を試してみたい」といった要望にも対応している。空き物件を用途変更し、宿泊施設としてリニューアルするなどの相談も受け付けている。

(3)多言語対応可能な予約システム・24時間サポートセンター
 海外ゲストの対応に不安があるオーナーから好評なのが、多言語対応可能な予約システムと24時間のサポートセンターだ(現在、英語・日本語・中国語をサポート)。オンラインサポートチームは24時間のシフト制で待機し、ゲスト・オーナー、双方の問い合わせにもじん速に対応する。

(4)ビッグデータを元に、利益最大化のための適正価格を算出
 モードデュオが独自に解析しているビッグデータを元に、利益を最大化するための適正価格を算出する。現在運用中の宿泊予約サイト運用はオーナー側で対応しながら、新規サイトへの客室掲載と運用代行を同社に依頼することもできる。

(5)ロイヤリティは「利益金額」のシェア。高利益への貢献を約束
 ホテル運営代行費は、売り上げ金額に対するパーセンテージで算出されることが多い。これに対し、トマリエは粗利に対して事前に取り決めたパーセンテージをかけてロイヤリティ金額を算出する。利益が出ていないのに支出が発生する、ということのないモデルだ。現在トマリエで運用中の国内宿泊施設(約300室)の予約キャンセル率は、平均20%程度に止まっている。

(6)相談希望は、下のサイトの「お問い合わせ」欄で受け付けている。

mode-Duoについて

 「ITの力を『ITを必要とする人々』に届け、世界を少しずつ幸せにする。」をテーマに、ITを活用したホテル運営代行事業、保育事業などを展開中。企業主導型保育園「ぼくのひみつきち」も自社運営している。

会社名: 有限会社mode-Duo
所在地: 〒151-0041 東京都渋谷区神南1-6-5 The Hive Jinnan
設立 : 2006年4月28日
代表者: 代表取締役 尾島 康仁(おじま・やすひと)

ANAと京成電鉄が連携 航空券と特急券、シームレスに予約できるサービスへ

2020年3月27日(金) 配信

イメージ

 全日本空輸(ANA、平子裕志社長、東京都港区)と京成電鉄(小林敏也社長、千葉県市川市)は4月1日(水)、航空券を予約した際に都心と成田空港を結ぶ特急「スカイライナー」のチケットが購入しやすくなる新たなサービスを開始する。

 検索から予約・決済まで一つのサービスのように、シームレスに利用者に提供する「MaaS(Mobility as a Service)」の構築、展開により、利便性を高める。

イメージ

 航空券予約と成田空港までの空港アクセスを別々で手配する必要があった従来と変わり、「ANA空港アクセスナビ」を使うことで航空券予約完了後、便の出発・到着時間に合わせた最適な空港アクセス経路案内を提案する。表示された検索結果からスカイライナーチケットがスムーズに購入できる。

 このサービスを利用して購入できるスカイライナーチケットは、大人270円、小児150円の割引となる。

「ホテル京阪 名古屋」4月3日オープン 名古屋では初出店

2020年3月27日(金) 配信

「ホテル京阪 名古屋」外観(イメージ)

 ホテル京阪(工藤俊也社長、大阪市中央区)は4月3日(金)、愛知県名古屋市に宿泊特化型ホテル「ホテル京阪 名古屋」をオープンする。ホテル京阪チェーンでは名古屋初出店となる。

 同ホテルが出店するのは繁華街「栄・錦エリア」。地下鉄丸の内駅や久屋大通駅に近く、金融機関をはじめとする企業が集中している。名古屋駅や中部国際空港へのアクセスも抜群で、名古屋に初めて訪れる際やインバウンドでの利用に向いている。

ツインルーム(イメージ)

 客室は、セミダブルルーム134室、ツインルーム112室、スーペリアツインルーム12室の全259室。全室2人以上の滞在が可能な広さの部屋となっている。ドリームベッド社製のマットレスを使用したベッドでくつろぐことができる。

 レストランはホテル1階に位置する。「ホテル京阪特製カレーきしめん」や「つけてみそかけてみそ」など名古屋ならではのメニューをはじめ、和洋料理各種をバイキング形式で楽しめる。

 朝食時間以外はカフェ・ラウンジとして宿泊者以外でも利用できる。モバイル端末の充電設備のほか、コーヒーなどのドリンクをセルフサービスで提供するコーナーを設置する。

ホテル概要

名称:ホテル京阪 名古屋

所在地:愛知県名古屋市中区錦3丁目2-1

開業日:2020年4月3日(金)

規模:地上13階建て

1階:フロントロビー、レストラン

2階:ランドリーコーナー

3階~13階:客室

延床面積:約8,200平方㍍(約2,480坪)

施設:レストラン(88席)、駐車場(10台)、ランドリーコーナー、自動販売機コーナーほか

客室数:259室

チェックイン:午後3:00

チェックアウト:午前11:00

アクセス:

名古屋市営地下鉄桜通線「丸の内駅」から徒歩約4分

名古屋市営地下鉄桜通線「久屋大通駅」から徒歩約2分

名古屋市営地下鉄名城線、東山線「栄駅」から徒歩約13分

コロナ流行のなか、秘境の宿が人気 宿泊客1・5倍増達成 クアパーク長湯

2020年3月26日(木) 配信

周辺を野山に囲まれたクアパーク長湯(大分県竹田市)

 周辺に野山が広がる「秘境すぎる宿」として注目を集めるクアパーク長湯(大分県竹田市)は、新型コロナウイルスの影響が拡大するなか、3月の宿泊数が開業以来過去最高となる見通しだ。

 コロナの影響が本格化する前の1月は174人、2月は148人、そして3月は252人と、前月比約1.5倍増に達した。

クアパーク長湯 宿泊客数(人)

 施設は、1棟ごとに隔離されたコテージタイプの宿泊エリアや50㍍歩行浴をはじめとした露天の温泉プールがある温泉棟で構成されている。

 この施設構成により、新型コロナウイルス感染の条件である密閉・密室・密集の「3密」を避けられることが予約者の安心につながった。サービス業が軒並み大打撃を受けるなか、業績の好調に結び付いている。

 

宿概要

名称:クアパーク長湯

所在地:大分県竹田市直入町長湯3041-1

客室数:16室(全戸ウッドデッキ付クアホテル)

温泉:水着で入る長さ50㍍の歩行浴など

瀬戸内の多島美とサンセットビューを眺めながら、寛ぎの時間を 休暇村瀬戸内東予と休暇村讃岐五色台の客室の一部を和洋室にリニューアル 

2020年3月26日(木) 配信

休暇村讃岐五色台の和洋室

 休暇村協会(東京都台東区)はこのほど、休暇村瀬戸内東予(愛媛県西条市)と休暇村讃岐五色台(香川県坂出市)の客室の一部を和洋室にリニューアルしたと発表した。どちらも瀬戸内の多島美とサンセットビューを眺めながら、寛ぎの時間を楽しめる。

 休暇村瀬戸内東予は、美しい海岸沿いに建つ温泉リゾート。同館の和洋室の最大の魅力は、海図に記されているものだけで130を超える愛媛県に属する島々が作り出す“多島美ビュー”。設えは、時間と共に移り変わるこれらの景色を引き立て、居心地の良さも感じられるよう木を基調に、柔らかな印象でまとめている。

休暇村瀬戸内東予の和洋室

 休暇村讃岐五色台は、瀬戸大橋や瀬戸内海の島々を望む風光明媚な高台に立地する。3月26日(木)にオープンした和洋室からは、瀬戸内の多島美と瀬戸大橋が望める。日が傾き始めると、窓側のサンセットビューから瀬戸大橋の向う側に沈んでいく夕日、そしてコントラストのように現れる坂出の町とライトアップされた大橋の幻想的な夜景が楽しめる。

AI通訳機「ポケトーク」、神奈川・箱根温泉の107施設で採用

2020年3月26日(木)配信

導入先の一例

 ソースネクスト(松田憲幸社長)は3月24日(火)、AI通訳機「ポケトークS」が、神奈川県の箱根温泉旅館ホテル協同組合加盟の全107施設で利用を始めたと発表した。

© SOURCENEXT CORPORATION

 箱根温泉旅館ホテル協同組合と加盟施設が位置する箱根町は、2018年の外国人宿泊客数が前年比9.2%増の59万5740人を記録。同製品の導入で、同組合に加盟する温泉、旅館、ホテルでの外国人客の接客ツールとして利用していく。

 「ポケトーク」は、互いの言葉を話せない人同士が自国語のままで対話できるAI通訳機。55言語を音声・テキストに翻訳し、19言語をテキストのみに翻訳できる。

 最新版の「ポケトークS」では、搭載したカメラで文字を撮影すると自動で言語を認識して翻訳可能。このほか、AIを相手に会話レッスンなど名刺サイズのボディに多彩な機能を搭載する。

出張コストの削減提案へ エアトリ、りそなカードが提携

2020年3月26日(木) 配信

イメージ

 エアトリ(柴田裕亮社長兼CFO、東京都港区)と、りそなカード(土屋隆志社長、東京都江東区)は3月25日(水)、中堅・中小企業向け法人出張予約サービスにおいて業務提携した。両社は出張コストの削減を提案していく。

 エアトリは約3200社の企業に対し、出張にかかわる直接・間接コストの圧縮が可能な出張予約サービス「エアトリBTM」を無償で提供している。

 一方、りそなカードも全国の顧客に対して、コーポレートカードを活用した業務の効率化や、コスト削減を推進している。

 りそなカードの法人取引先に対して、出張予約サービス「エアトリBTM」の導入を進めることで、新たな利益創出の機会を提案する。

「ホテル東急ステイ飛騨高山 結の湯」4月1日オープン 地域とつながる観光型ホテル

2020年3月26日(木) 配信

「東急ステイ飛騨高山 結の湯」外観イメージ

 東急ステイ(清水竜太社長、東京都渋谷区)と、東急ステイサービス(小先文三社長、東京都渋谷区)は4月1日(水)、「東急ステイ飛騨高山 結の湯」を開業する。「旅人と飛騨高山がつながるホテル」をコンセプトにした、従来とは異なる観光型ホテルとなる。

 地元のご当地料理を取り入れた夕食や、ヒノキと石造りの庭園温泉大浴場、北アルプスの絶景を望む特別室などを用意。また、内装や什器、おみやげの一部は、地域工房とのコラボレーションで制作した。高山の魅力に触れることができるホテルになっている。

高山を味わい尽くす和洋折衷ダイニング

朝食の和洋ビュッフェ

 朝食は和洋ビュッフェ形式で、朴葉味噌焼きや地元の食材を使った料理を用意する。

形式:和洋ビュッフェ

時間:午前7:00~午前10:00(LO午前9:30)

料金:1,500円(税別)

飛騨牛や郷土料理が楽しめる

 夕食では飛騨高山が誇る銘柄牛・飛騨牛や、飛騨高山の郷土料理を提供する。

形式:1品料理+和洋ハーフビュッフェ形式

時間:午後5:30~午後9:00(LO午後8:30)

料金:4,500円(税別)

ホテル概要

住所:岐阜県高山市花里町4丁目301番

アクセス:JR高山駅東口 徒歩2分

敷地面積:2097.44平方㍍

構造規模:鉄骨造 地上9階建

延床面積:9399.84平方㍍

客室数:212室

開業日:2020年4月1日(水)

「JR東日本ホテルメッツ五反田」オープン JR五反田駅に直結

2020年3月26日(木) 配信

プレミアムツインタイプの客室

 「JR東日本ホテルメッツ五反田」が3月26日(木)、東京都品川区にオープンした。JR五反田駅直結で、ビジネスや観光の拠点に便利な立地だ。1~3階にはショッピングセンター「アトレ五反田2」があり、買い物や飲食も楽しめる。

 館内は3階がタッチパネル式のセルフチェックイン機の置かれたロビー・フロント、4~10階が客室166室で構成されている。

 客室タイプはエキストラベッドを使って3人利用ができるスーペリア5室とプレミアムツイン5室に加え、2人利用のスーペリア46室とスーペリアダブル46室、プレミアムダブル14室、スタンダードツイン26室、スーペリアツイン23室、プレミアムツイン(ユニバーサル対応)1室。

 全室バスルームとトイレが分かれていて、広々とした空間で快適に入浴できる。プレミアムツインタイプの客室には、JR東日本ホテルメッツとして初めてコーヒーメーカーを用意する。

伊東市、訪日向けに観光PR動画公開 視聴回数は2100万回に

2020年3月26日(木)配信

動画は写真の大室山の雰囲気が分かるようになっている

 静岡県伊東市は3月2日(月)、2019年度の伊東市デジタルマーケティング事業で制作した訪日向け観光PR動画をアップロードした。視聴回数は2週間で2100万回を超えた。

 映像作家には、全国的に自治体の観光PR映像などを手掛ける永川優樹氏を起用。温暖な気候をはじめ、大室山などがある富士箱根伊豆国立公園を有する自然豊かな伊東市の魅力を旅行者の目線で制作し、現地の雰囲気を感じられる内容に仕上げた。YouTubeでは、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、タイ語に対応した観光サイトへのリンクを記載している。

 動画を視聴した人からは「とても美しい」や「いつか行ってみたい」などのコメントが届いているという。

永川優樹氏プロフィール

 1978年長崎県生まれ。九州大学大学院修了後、電通へ入社。地域ブランドやローカルメディアの研究開発に携わる。Yahoo! JAPAN Internet Creative Award 2011でグランプリ受賞。映文連アワード2016グランプリ受賞、観光映像大賞2015・2017ファイナリスト。