むさしの手配センター「むさしの会」、5年ぶりに交流会 「問題共有し、解決を」

2024年5月16日(木) 配信

シンフォニー・モデルナで行われた

 むさしの手配センター(小原寛信社長、東京都立川市)の「むさしの会」(会長=青木由記子・よろこびの宿しん喜若女将)は5月15日(水)、「シーライン東京」のクルーズ船「シンフォニー・モデルナ」でむさしの懇親交流会を開いた。むさしの会による交流会は約5年ぶり。旅行会社と受入施設が観光業界の活性化に向けて、連携を強化した。

 小原社長は「観光業界は人材不足や物価高、団体の減少などさまざまな課題を抱えるなか、皆様で問題や悩みごとを率直に共有し、解決につなげてほしい」と呼び掛けた。

小原寛信社長

 青木会長は「コロナ禍を経て観光業界は変わってきている。これから苦楽もあるが人とのつながりを大切にして、一緒に乗り越えていきたい」と語った。

青木由記子会長

 その後、旅行会社と受入施設が自社の特徴を紹介した。むさしの会会員のオフィス亜都夢が派遣するものまね芸人あいかわい翔さんによるショーも実施した。

あいかわい翔さんによるショー

近畿日本ツーリスト、高校ダンス部大会とスポンサーシップ契約結ぶ

2024年5月16日(木) 配信

決勝大会は8月20日に東京・豊洲のガーデンシアターで

 近畿日本ツーリスト(瓜生修一社長、東京都新宿区)はこのほど、エイベックス・アライアンス&パートナーズ(丹雅彦社長、東京都港区)が主催する「DANCE CLUB CHAMPIONSHIP 第12回全国高等学校ダンス部選手権(DCC)」と大会スポンサーシップ契約を結んだ。同大会の事務局を設け、決勝大会出場校の要望に応じて会場周辺の宿泊施設を手配する。

 DCCは全国の高校ダンス部の頂点を競い合う大会で、今年で開催12回目を迎える。今年度は、全国5カ所と台湾地区で行われる地方大会が6月から開催。8月20日に東京・豊洲のガーデンシアターで行われる決勝大会には、各地域の地方大会を勝ち抜いた10校とオンライン予選を勝ち抜いた24校、昨年大会の上位3校の計37校が出場する。

 近畿日本ツーリストは長年、修学旅行をはじめとした教育旅行や部活動遠征時の交通や宿の手配など、多数の場面で学生に寄り添いながら手伝いをしてきた。2023年から部活動サポートサービスの一環として、オンラインを含めたダンス部のサポートも展開。今大会でもダンスを愛する高校生を応援し、大会の成功に寄与したい考えだ。

 宿泊予定ホテルは、ホテルヴィラフォンテーヌ東京有明、相鉄グランドフレッサ東京ベイ有明、東京ベイ有明ワシントンホテル。これら以外のホテルの対応も、大会宿泊申込事務局である近畿日本ツーリスト横浜支店が行うとしている。

三陸鉄道40周年の歩み いわて銀河プラザで開催

2024年5月16日(木) 配信

三陸鉄道が5月19日まで写真展開く

 東京・東銀座の岩手県のアンテナショップ「いわて銀河プラザ」で、今春開業40年を迎えた三陸鉄道の歴史を振り返る写真展が5月16日(木)から始まった。開催は19日(日)まで。

 会場の一角に40周年の横断幕を張り、映像のほか1984年から90年代、2000年代、東日本大震災の直後、日本一営業距離が長い第3セクターの鉄道会社になった2019年以降と、4枚のパネルにそれぞれ4枚の写真を張り、同社の歩みを紹介した。

 また、SNSフォローでオリジナルカンバッチ作成体験(16・17日)、同社オリジナル商品や沿岸名産品をオンラインショップで販売する「さんてつ屋」の出張販売会(18・19日)も行なわれる。

国内OTA4社が現況や今後の展望語る WiT2024に約400人参加

2024年5月16日(木) 配信

セッションのようす

 オンライン旅行業界の国際会議「WiT JAPAN & NORTH ASIA2024」が5月13、14日に東京都内で開かれ、約400人が参加した。今回は「ヒューマンレボリューション(人間革命)」をテーマに据えた。このなかで、毎年恒例の国内オンライン旅行会社(OTA)4社によるセッションでは、各社のトップらがコロナ後の現況や今後の展望などを語った。

 同パネルディスカッションのモデレーターを務めたベンチャーリパブリック社長の柴田啓氏は、インバウンドが好調で注目を集めるなか、「国内旅行市場は訪日市場の5倍以上ある。22兆円の大きな市場」と重要性を強調したうえで、登壇者に質問を投げかけた。 

 冒頭、柴田氏は登壇者に今の日本の旅行市場を表している興味深い自社データの提示を求めた。 

 楽天グループコマースカンパニートラベル&モビリティ事業ヴァイスプレジデントの高野芳行氏は、

JTB、松下奈緒さんが出演 海外旅行の新CMを放送開始

2024年5月16日(木) 配信

女優・松下奈緒さん

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)は、現在実施中の「飛び出せ!夏旅」キャンペーンの一環として、女優・松下奈緒さんがさまざまな国を巡り海外旅行の魅力を伝える新CMの放送を5月11日(土)から開始した。松下さんがヨーロッパやハワイ、シンガポールを巡り、海外の美しい風景やグルメを堪能する姿を映した新CMを放送する。

 松下さんは「どこを切り取っても絵になる美しさ、何を食べても美味しい街でした。念願のブラーノ島にも行けたのは最高の思い出です。カメラ片手にまた行きたいと思ったヨーロッパの旅。今年の夏は皆さんもJTBでヨーロッパの旅を楽しんでいただきたいです」とコメントしている。

 新CMは、フォトジェニック編とグルメ編の2種類。グルメ編は5月20日(月)以降で、全国7都市(東京・名古屋・大阪・北海道・宮城・広島・福岡)にて5月31日(金)まで放送する。

夏の旅行をお得に、「飛び出せ!夏旅」キャンペーン

「飛び出せ!夏旅」キャンペーンを実施中

 現在実施中の「飛び出せ!夏旅」キャンペーンでは、抽選で3000人に5000ポイントのJTBトラベルポイントを進呈するなど、夏の旅行に嬉しいポイント満載のCPを実施している。

 このうち、パスポート取得費用サポートでは、対象となる海外旅行の申込者限定でJTBトラベルポイントを最大1万6000円分ポイントバックする。対象予約期間は4月19日(金)~9月20日(金)、対象出発期間は7月1日(月)~9月30日(月)。旅行代金1人当たり10万円以上が対象 (空港税など除く)となり、JTBトラベルメンバーかつ同メンバーのメールマガジンいずれかの購読者が対象となる。

 このほか、先着1万人にハワイツアーの朝食1回をホテルから選べる無料CPや、先着各方面1万組に海外Wi-Fiレンタル(容量無制限)が1グループに1台無料CPなどを行っている。詳細はJTBの「飛び出せ!夏旅」特設ページから。

大阪・関西万博記念 「JAL ミャクミャクJET」2号機が国際線に就航

2024年5月16日(木) 配信

JAL ミャクミャクJET

 日本航空(JAL)は6月3日(月)から、来年開かれる大阪・関西万博を記念して公式キャラクター「ミャクミャク」などを配した、オリジナルデザインの特別塗装機「JAL ミャクミャクJET」を国際線に就航する。J-AIR機材での第1弾に続く、第2弾となる。

 今回の特別機の就航で、海外の旅客にも万博の開催を周知し、大阪のみならず日本各地へ訪れてもらうきっかけを提供したい考え。就航路線は羽田―大連、上海(浦東)、ソウル(金浦)、台北(松山)、羽田・成田―ホーチミン、成田―バンコク、関西―バンコク、台北(桃園)など。期間は25年8月ごろまで。

 今後は、JAL機材での特別塗装機第3弾を計画しており、国内線を就航する予定。

「北陸3県観光PR&北陸物産販売」5月24~26日まで(あべのハルカス近鉄本店)、北陸グルメが集う能登・石川物産展も

2024年5月15日(水) 配信

「北陸3県観光PR&北陸物産販売」(イメージ)

 KNT-CTホールディングスは5月24日(金)~26日(日)までの3日間、KNT-CTパートナーズ会(KCP会)と近鉄百貨店と共同で、大阪・あべのハルカス近鉄本店で、北陸応援特別企画「北陸3県観光PR&北陸物産販売」を行う。あわせて、5月22日(水)~28日(火)まで、北陸の特産グルメが集う「がんばろう!能登・石川物産展」も実施する。

 「北陸3県観光PR&北陸物産販売」は、石川・富山・福井の北陸3県の魅力を発信し、能登半島地震を受けて深刻な影響を受けた北陸エリアへの旅行需要の早期回復と夏休みに向けた需要喚起が狙い。3県の観光PRブースが登場するほか、北陸旅行の相談ブースも設置する。このうえ、物産品の販売、購入者(税別2500円以上)を対象とした無料宿泊招待券が当たる抽選会も予定している。

 実施時間は午前10:00~午後8:00(最終日は同6:00閉場)で、あべのハルカス近鉄本店2階のウエルカムガレリアで行う。

 「がんばろう!能登・石川物産展」では、“食べて応援”をテーマに石川県の計13店が集結し、特産グルメの美味とその魅力を届ける。実施時間は午前10:00~午後8:30(最終日は同8:00閉場)で、あべのハルカス近鉄本店のウイング館地下2階イベントホールで実施する。

ひたち海浜公園でバラが見ごろ 遅咲きのバラは6月上旬まで

2024年5月15日(水) 配信

常陸ローズガーデン(2024年5月14日撮影)

 国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市)はこのほど、園内の「常陸ローズガーデン」のバラ約3400株が見ごろを迎えたと発表した。見ごろは5月29日ごろまで続く見込みで、遅咲きのバラは6月上旬まで楽しめると予想する。

 バラの品種は世界で約3万品種以上といわれ、8品種が原種バラとされている。このうち、ノイバラ・テリハノイバラ・ハマナスは日本を代表する原種バラ。茨城県は「ハマナス」が自生する太平洋側の南限で、同園内の「ハマナスの思い出ガーデン」では、約1600株のハマナスを植栽している。

 「ローズレリーフガーデン」は大観覧車から眺めると、大きなバラ一輪の花模様が浮かび上がって見えるデザインとなっている。バラの花模様の中心には次世代につなぐという想いが込められた「希望」という品種が植栽されており、そのほかにも濃いアプリコット色から輝くようなオレンジ色に変わる「万葉」や花弁の先が尖る「シェラザード」、「ピンクパンサー」など香りや色などバラエティーに富んだバラが楽しめる。

どらなびEXPO2024春、バス運転手を志望 東京会場に346人が来場

2024年5月15日(水) 配信

「どらなびEXPO2024春」東京会場のようす

 バス運転手専門の就職イベント「どらなびEXPO2024春」の東京開催が5月11日(土)、東京都立産業貿易センター浜松町館(東京都港区)で行われた。北海道から九州までの50社を超えるバス会社がブースを出展し、バス運転手への就職希望者346人が来場した。

 主催はバス運転手専門の求人サイト「バスドライバーnavi(どらなび)」を運営するリッツMC(中嶋美恵社長、東京都港区)で、日本バス協会・東京バス協会の後援で開催する。運転手の労働規制が強化される「2024年問題」により、乗務員の拘束時間や運転時間が改善される一方、運転手不足がさらに深刻化し、各バス会社の減便に拍車がかかっている。今後、さらに観光・移動需要が見込まれるなか、人材不足に対する解決の糸口となるように就職イベントを企画した。

出展ブースのようす

 開場前に、自由民主党の片山さつき政調会長代理が視察に訪れ、運転手不足という社会的問題に挑む現場の出展事業者に向けて、激励の言葉を贈った。開場最初の特設ステージでは、自民党バス議員連盟の武井俊輔事務局長によるビデオメッセージや、日本バス協会の稲田浩二常務理事が登壇した。それぞれ、バス運転手が地域・観光の足を守るやりがいのある仕事であるかを語り、就職希望者にエールを送った。

 会場では、積極採用中のバス会社によるブースコーナーをはじめ、移住を伴う転職を想定した行政ブース、就職相談コーナーなどを設置。特設ステージでは、現役バス運転手・人事担当者によるトークセッションや、バス業界への転職に役立つ特別講座などを行った。

現役バス運転手によるトークセッション

 なお、同EXPOの関西開催が5月25日(土)、ハービスホール(大阪市北区)で行われる。こちらも主催はリッツMCで、日本バス協会・近畿バス団体協議会が後援。

広島とハノイを結ぶ直行便の運航開始 ベトジェット

2024年5月15日(水) 配信

就航セレモニーの鏡開きのようす

 ベトナム最大の民間航空会社でLCCのベトジェットは5月12日(日)から、広島とベトナムの首都・ハノイを結ぶ直行便の就航を開始した。新路線は日本とベトナムを結ぶ8つ目の路線で、広島間では唯一の直行便。木曜と日曜日の週2往復運航する。

 同日は新規就航セレモニーを開き、ベトジェットのウェン・ドゥック・ティエン副社長が「ベトジェットは現在、ベトナムの主要都市と東京、大阪、福岡、名古屋、そして今回の広島を結ぶフライトを週116便運航している。今後ベトジェットはベトナムと日本を結ぶ路線をさらに拡充し、便利で安く、時間を節約できる旅行の選択肢を提供する」と意気込みを語った。

 広島県の湯﨑英彦知事も出席し、「広島県はベトナムへの進出企業も多く、また、多くのベトナム人が県内で生活されているなど、結びつきが深い。直行便が就航することで往来の利便性が高まり、今後、ビジネスや観光など幅広い分野での相互交流が一層活発になっていくものと期待している」と述べた。

 また広島国際空港の中村康浩社長は「ベトジェットの就航はコロナ禍以降の広島空港における初の新規路線開設となる。広島空港の国際線航空ネットワークの拡充へ向けて重要なマイルストーンになると期待している。旅行需要が高まるなか、我われはすべてのステークホルダーと協力して、広島―ハノイ間のフライトの拡大を目指す」と意気込んだ。

 なお、12月31日までは就航を記念した特別格安航空券を販売している。ベトジェット公式サイトかアプリからの購入で片道1万3990円(税・手数料込)から。