第5回全国あんこうサミット 茨城県北茨城市で1月27日開催

2019年1月23日(水)配信 

あんこう鍋(写真はイメージ)

食の祭典「第5回全国あんこうサミット」が、茨城県北茨城市で2019年1月27日(日)に開催される。全国各地のあんこう料理を堪能できるほか、あんこうの吊るし切り実演などが行われる。

冬の味覚の王様「あんこう鍋」の季節が今年も到来

昨年のあんこう吊るし切り実演のようす

 茨城県を代表する冬の味覚「あんこう鍋」。鍋の主役のあんこうは「東のあんこう 西のフグ」と並び称されるほど。とくに肝は、見た目や濃厚でクリーミーな味わいなどから「海のフォアグラ」と呼ばれている。県内では、味噌や醤油といったスタンダードなものから、水を加えずあんこうと野菜から出た水分だけで作る濃厚な味わいの「どぶ汁」など、店のこだわりが詰まった逸品が味わえる。

 独特な風貌のあんこうだが、味はもちろんのこと栄養成分が豊富な魚。淡泊な味わいの身はコラーゲンを多く含み、さらに肝には皮膚障害や風邪、貧血や高血圧にも効果的と言われるビタミンAやビタミンB2、老化や癌の原因となる過酸化脂質や活性酸素を抑えるはたらきがあるといわれるビタミンEが豊富に含まれる。寒い冬に温かい鍋で体が温まり、美味しいだけでなく身体にも嬉しい食材だ。

時期:11月~3月

主な食べられる場所:北茨城市、日立市、ひたちなか市、水戸市、大洗町

URL「観光いばらき(茨城県の観光情報ポータルサイト)」

あんこういばらき|茨城県の冬の味覚・あんこう鍋を大特集! – 観光いばらき...
http://www.ibarakiguide.jp/seasons/anko.html

「第5回全国あんこうサミット」概要

昨年の開催会場のようす

 「全国あんこうサミット」は、漁師料理である「あんこうどぶ汁」発祥の地・北茨城市で開催する。全国初のあんこう料理を持ち寄った食の祭典で、全国にあんこう料理の美味しさと素晴らしさを発信しようと、あんこうの吊るし切りやあんこう鍋の販売、各地のあんこうなどのPRが行われる。

開催日時:2019年1月27日(日) 午前10:00~午後3:00

場所:北茨城市漁業歴史資料館よう・そろー敷地内

 茨城県北茨城市関南町仁井田789

主なイベント内容:あんこうの吊るし切り、あんこう鍋の販売など

問い合わせ先:0293-43-1111(全国あんこうサミット実行委員会)

ジェットスター・ジャパン 「FUKKOツイート旅」促進へ ツアーを造成し北海道を応援

2019年1月23日(水) 配信

「FUKKOツイート旅#北海道のここがえーぞ」は、現地の魅力をツイートするだけで北海道を応援できる

ジェットスター・ジャパンはこのほど、経済産業省委託事業「FUKKOツイート旅#北海道のここがえーぞ」とコラボレーションした特別ツアーを売り出した。

 「FUKKOツイート旅#北海道のここがえーぞ」は、現地を旅行し、魅力をツイートするだけで北海道を応援できる。「#北海道のここがえーぞ」と「#えーぞ●●(地名、もの、人など)」のハッシュタグと位置情報を付けTwitterに写真を投稿することで、オンライン上に観光スポット情報を集約。最新の観光情報を発信する。

 ジェットスターは、航空券とホテルをセットにした「FUKKOツイート旅コラボプラン」と、「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の詩歩さんと行く!幻のジュエリーアイスを探す旅in 十勝」の2ツアーを造成し、同ツイート旅を促進する。

 「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサーの詩歩さんが同行する女性限定のツアーでは、ジュエリーアイスなど十勝のフォトジェニックなスポットを巡る。ジュエリーアイスは、十勝川を覆いつくす氷が太平洋に流れ出し、河口の大津海岸に打ち上げられた氷塊が太陽の光を受けて輝く自然現象。美しい光景が、人気を集めている。なお、料金やスケジュールなどは後日発表される。

FUKKOツイート旅コラボプラン

内容:

特設サイトやインフルエンサーのSNSを見ながら北海道を自分で探索。インフルエンサーのおすすめスポットを巡ることができる、航空券とホテルをセットにしたシンプルプラン。

料金

日帰り(航空券+限定グッズ引換クーポン):1万3800円〜

1泊2日(航空券+ホテル宿泊セット+限定グッズ引換クーポン):1万8800円〜

宿泊エリア:札幌、小樽、登別、旭川、富良野、帯広

スケジュール:1月31日〜3月28日分を販売。

 

「つなん雪まつり」が1位に じゃらん「行ってみたい冬の絶景スポットランキング」発表

2019年1月23日(水) 配信

つなん雪まつり(イメージ)

リクルートライフスタイルの旅行情報誌「じゃらん」はこのほど、「行ってみたい冬の絶景スポットランキング」を発表した。夜空に舞う雪とスカイランタンが幻想的な「つなん雪まつり」(新潟県・津南町)が1位となった。

 「つなん雪まつり」は、国内最大規模を誇るスノーボードストレートジャンプ大会「SNOW WAVE」とスカイランタンを中心に、数多くのイベントが行われる冬の祭典。花火とともに、本祭では約2千個のスカイランタンが夜空に次々と舞う幻想的なフィナーレを迎える。今年の本祭は、3月9日(土)に開催される。

 2位は、十和田湖畔休屋特設イベント会場で行われる「十和田湖冬物語」(青森県十和田市)がランクイン。メインの雪像をはじめ、雪灯篭やライトアップされた「乙女の像」、青色LEDの光トンネルなど、冬の十和田湖畔がさまざな光に包まれる。3位には、長野県で開催される「木曽路氷雪の灯祭り」が選ばれた。中山道の宿場町や御嶽山麓の12会場に、氷の器にろうそくを灯す手作りのアイスキャンドルや雪像、氷彫が飾られる。土曜・日曜を中心に、石畳や史跡などの古い町並みが雪化粧と冬灯りで華やかな雰囲気になる。

 じゃらん編集部は、「寒さの中に心温まる景色が広がるのが、日本の冬の魅力。雪が織りなす水墨画のような世界から、雪と光の幻想的な世界まで、さまざまな表情を楽しむことができる冬絶景は、思わず写真で残したくなるおでかけスポットです」とPRする。

□じゃらん行ってみたい冬の絶景スポットランキング 概要

ランキング

 

調査方法:インターネット調査。「じゃらん」掲載スポットを中心に画像選択方式のアンケートを実施。

調査時期:2018年12月27日(木)~2019年1月7日(月)まで

対象:47都道府県在住の10代~50代男女

有効回答数:529人(MA)

 

 

 

秩父鉄道 「SLパレオエクスプレス」の冬季特別運転を実施

2019年1月23日(水) 配信 

SLパレオエクスプレス冬季運転(イメージ)

秩父鉄道(埼玉県熊谷市、大谷隆男社長)は、土曜・日曜日と祝日に運行している人気の蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」を初めて冬場の2月から3月初旬までの10日間、運行する。

 運行日は2月3、9、10、11、16、17、23、24日。3月2、3日。

 運行ダイヤと停車駅は、行きが熊谷発午前10時10分→武川発10時33分→寄居発11時→長瀞発11時37分→皆野発11時50分→秩父発午後12時15分→御花畑発12時19分→三峰口着12時50分。帰りが三峰口発午後2時3分→御花畑発2時31分→秩父発2時36分→皆野発2時55分→長瀞発3時13分→寄居発3時39分→武川発3時58分→熊谷着4時18分。

 料金は乗車区間の普通乗車券のほか、SL座席指定券(大人子供同額720円)かSL整理券(同510円)が必要。

問い合わせ:

SL整理券予約状況 | 秩父鉄道
http://www.chichibu-railway.co.jp/slreservation/
秩父鉄道SL予約係が電話またはWEBにて受付しているSL整理券(自由席)の予約状況です。

観光庁、「キッズウィーク」に関連した旅行商品に利用するロゴマークを募集

2019年1月23日(水) 配信 

受け付けは2月20日まで

 

観光庁はこのほど、「キッズウィーク」に関連した旅行商品のポスターなどに使うロゴマークの募集を始めた。キッズウィークは、大人と子供が共に休みを過ごせるようにする取り組み。観光庁はキッズウィークを活用した家族旅行の促進に力を入れている。今回ロゴマークを策定することで、商品造成に拍車をかける。

 キッズウィークの取り組みは2018年度から始まった。子供の夏休みなどの長期休暇を分散化することで、休みが被らずに大人はこれに合わせて休みを取りやすくなる。一時期に集中せずに観光需要を平準化させて、雇用拡大や地域活性化も目指す。

 応募は2月20日まで受け付ける。誰でも応募することができ、個人、法人、グループいずれも可能とした。大賞作品は4月に公表する見通し。

 ロゴマーク募集に関する問い合わせは、キッズウィーク関連ロゴ応募事務局まで。メールアドレスは、kidsweek_logo@marketingservice.co.jp。

「キッズウィーク」に関連した旅行商品等に利用するロゴマークを募集します!~家...
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000385.html
2008年(平成20年)10月1日に発足した観光庁の公式ウェブサイトです。観光庁の紹介や観光立国実現のための施策などを紹介しています。

〈旬刊旅行新聞1月21日号コラム〉専任の「湯守」がいる宿 職人が大切な湯をしっかりと管理

2019年1月23日(水) 配信 

湯への愛情が強い宿に行きたい(写真はイメージ)

 
大学生のころ、東京都世田谷区下北沢のボロアパートに住んでいたことがあった。襖に仕切られた畳の部屋が3室あり、梅の絵が描かれてあった年代物の襖を取っ払えば、開放感のある大広間のような空間となった。

 
  私はこの部屋をとても気に入っていたが、一つだけ欠点があった。お風呂がなかったのだ。

 
  このため、小道を10分ほど歩いた先にある銭湯に行かねばならなかった。夜は11時30分までに番台に座ったおばあさんにお金を払わないと入浴できなかったので、アルバイトや飲み会で遅くなった日には、洗面器を小脇に抱え、駆け込んだこともあった。当時でもお風呂がない部屋は少なかった。バブル経済絶頂期でありながら、フォークソングの名曲「神田川」の世界にいたのだ。

 
 いつもはほぼ最後の客として銭湯に入っていたが、あるときあまりの退屈さに「風呂でも入るか」と思い、午後3時ごろの一番風呂に入ったことがあった。天井付近の窓から差し込む光が浴槽の湯面を輝かせていた。清潔な洗い場で体を流したあと、ゆったりと独り占めした記憶は鮮明に残っている。

¶ 

 この銭湯に通った経験は、私に少なからず影響を及ぼしている。基本的に湯の温度がとても高かった。ある日、客の誰かが水道の蛇口を回して水を入れようとすると、「浴槽のお湯をかき回すと柔らかくなるんだ」と白い短パンで手ぬぐいを額に巻いた銭湯のおやじさんが手に持った桶でぐるぐると湯をかき回した。

 
 すると、不思議なことに熱くて入れなかった浴槽に入ることができた。おやじさんは水を足そうとした客を一瞥し、「あいつは全然分かっていない。天気や時間帯、客の数などすべてを計算したうえでオレがちゃんと温度管理をしているんだ」と、私の方に向かって話し掛けるものだから、おやじさんの目を盗んで水道の蛇口を回すことが、その日以降できなくなった。

 
  おかげで、熱い温泉にも入れるようになった。群馬県・草津温泉の湯畑の近くにある共同浴場「白旗の湯」の47度を超える湯船にも、それほど苦労せずに、首まで浸かることができるのも、ささやかな自慢だ。

 
 下北沢の銭湯のおやじさんの姿から学んだ最大のものは、銭湯のお湯の管理に情熱を持っていた職人気質だ。全身に汗をかきながら、カラン付近を小まめに洗い流し、浴槽の中に手を入れては浴槽をかき回し、桶をきちんと並べて次の客が不快な思いをしないように、常に気を配っていた。とても古い木造の銭湯だったが、清潔感はどこにも負けないほど保たれていた。

¶ 
 

 全国を旅するうちに、温泉の持つ力に圧倒され、日本各地の温泉巡りの旅に全力を注いだ時期もあったが、最近はその熱も少し冷めてしまった。温泉でのマナーが低下していると思えてきたことが大きな要因だ。日本の温泉文化を理解していない外国人旅行者が、石鹸で泡立つタオルを湯船に浸けて洗っている光景や、体も洗わずにそのまま湯船に入る日本人の高齢者などを何度も目にしてきた。 

 
 一方で、温泉に愛情を注ぐ専任の「湯守」が今も存在する温泉旅館がある。職人が大切な湯をしっかりと管理しているという意志表示である。いくら泉質自慢の温泉であろうと、目が行き届いていなければ不衛生だ。湯への愛情が強い宿に行きたいと思う。

 (編集長・増田 剛)

JTB ハワイハネムーンを対象にしたプレゼントキャンペーンを実施

2019年1月23日(水) 配信 

©WIMINI HAWAI

JTB(髙橋広行社長、東京都品川区)は1月11日(金)から、ハネムーンを予約した人を対象にした「JTBハネムーンキャンペーン」を実施している。

 同キャンペーンは、ハワイで人気のデザイナーズブランド「WIMINI HAWAII」と「JTB」がコラボレーションしたもの。ハネムーン旅行を予約した人の中から、抽選で500組に「WIMINI×JTBオリジナルテーブルウェアセット」をプレゼント。さらに、1組にはハネムーンの想い出をWIMINIイラストレーターが描いた「世界に1枚だけ!WIMINI オリジナル限定ART」がプレゼントされる。

キャンペーン概要

申込期間:2019年1月11(金)~3月31日(日)

対象出発日:2019年4月1日(月)~6月30日(日)

対象者:キャンペーン期間中に、旅行代金総額30万円以上のハネムーン旅行を予約完了した人

対象商品:ルックJTB、エースJTB、ダイナミックJTB、JTBクルーズの商品

応募方法:JTBホームページ専用サイトから

賞品:WIMINI×JTBオリジナルテーブルウェアセット(500組)WIMINIイラストレーターによる2人の想い出オリジナルアート(1組)

当選発表:厳密なる抽選のうえ、賞品の発送をもって発表にかえる

すみだ水族館、新展示「雪とクラゲ」を開催へ 動きに合わせ映像が変化

2019年1月23日(水) 配信 

2月1日から開始

すみだ水族館(東京都墨田区)は2019年2月1日(金)から2019年3月14日(木)まで、新展示「雪とクラゲ」を開くと発表した。

 壁と天井が約5千枚の鏡で囲まれた万華鏡トンネル内で映像を投影し、幻想的な空間を作り出す。人の動きに合わせて映像が変化するなど、「見るだけでなく体感して『雪とクラゲ』の世界観を楽しんでもらえる」(同館)という。

足跡が波紋になって広がる

 期間中の金曜日午後7時半からは、ボトルに入ったクラゲをじっくりと観察して食事を与える大人限定の体験プログラム「ふわふわクラゲ」を開催する。このほか、万華鏡トンネルと同じアロマが香るオリジナルコースターを作成する体験プログラム「ゆらゆらクラゲコースター」も行う。

ふわふわクラゲのイメージ

温泉宿泊者数増へ ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構とゆこゆこが連携協定結ぶ

2019年1月22日(火) 配信

ゆこゆこホールディングス 代表取締役副社長、執行役員の吉田周平氏(左)とONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構専務理事の小川正人氏

ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構(涌井史郎会長)とゆこゆこホールディングス(池照直樹代表、ゆこゆこ)は1月18日(金)、連携協定を締結した。ゆこゆこは4月から同機構の会員として、温泉地の知名度向上と宿泊人数の増加をはかる。

 ゆこゆこは今後、ONSEN・ガストロノミーウォーキング参加者に同社が提携する施設で使えるクーポンを発行と、オリジナル宿泊プランを造成する。同機構の個人会員組織ONSEN騎士団向けには、全国のゆこゆこ提携施設で利用できるクーポンや、オリジナル特典の付与を予定する。また、同機構が認定するPR大使「ミスONSEN騎士団」の記事を、ゆこゆこが運営する温泉旅行メディアサイト「YUKOTABI」に掲載するなど、情報発信も強化する。

 同日、ゆこゆこホールディングス本社(東京都中央区)で調印式が行われた。同機構の小川正人専務理事は、「我われのコンテンツとゆこゆこ様の取り組みは親和性がある。お互いの持つ力を合わせることが温泉地の活性化につながるので協力してほしい」とゆこゆこ社員に呼び掛けた。

 ゆこゆこマーケティング部の鈴木哲郎部長は、「温泉地との関係が深いゆこゆこならではの取り組みができる。ウォーキングのイベントに絡め、ゆこゆこの会員施設の旅館に泊まっていただけるような仕組みを作り、温泉地を盛り上げていく」と力を込めた。

経営改革断行、大きな変化を遂げる1年に JTB髙橋社長

2019年1月22日(火)配信 

2019年の旅行業界を展望するJTBの髙橋広行社長

JTB(髙橋広行社長)は1月17日(木)、東京・新宿の京王プラザホテルで2019年新春経営講演会を開いた。髙橋社長は新年のあいさつで「経営改革を断行し、大きな変化を遂げる1年とする」と述べ、グループ一体で取り組む“交流創造事業”のさらなる進化に意欲を示した。

 髙橋社長は、昨年多発した自然災害の脅威などを指摘しながら、現状を「予測不能な時代」と分析。災害への備えの重要性を強調し、「復興支援に果たす役割など踏み込んで考えていかなければならない」と語った。一方で、「予測不能であるからこそ、大きなビジネスチャンスも潜んでいる」と述べた。

 旅行市場においては、昨年6月に施行された住宅宿泊事業法(民泊新法)にも言及。「民泊を単なるビジネスではなく、『訪日外国人旅行者数や、体験消費、地域の交流人口の拡大などの呼び水になる』という観点で捉えれば意義のあること」とした。また、昨年、Airbnb(エアビーアンドビー)と統括的な連携を結んだことについては、「驚いた方もいらっしゃると思うが、旅館・ホテルの既存の領域を侵すものではなく、地域における体験旅行など新たな需要を創り出すことが目的」と説明した。

 社会問題化しているオーバーツーリズム対策では、観光客のスーツケースなどを、オンラインで簡単に宿泊施設や空港まで配送できる手ぶら観光の推進や、バス事業者と連携した「ホップオンホップオフバス」の展開により、生活と観光の足を分離することで、課題の解消に取り組んでいることも紹介した。

  10月からの消費税の増税は、「個人消費において若干の懸念材料」との見方を示し、「どのように旅行市場に影響を与えるかは、今のところ不透明。市場を冷え込まさないような仕掛けを行っていく」と強調した。米中貿易摩擦が拡大する可能性にも触れ、「近年、比較的に安定していた法人企業からの需要の変化にも注視していきたい」と述べた。

 昨年4月からスタートした新たな経営体制については、「お客様を軸とした組織再編により、事業戦略をスピードアップしていく」と語った。さまざまな業務提携なども進め、“JTBならではの価値”の創出と提供に向けた強い決意を表明した。