LINKED CITY参画企業に迫る③ ホテル起点のまちづくり、対話や議論の場を支援(スマートシティ企画)

2021年11月8日(月) 配信

関係人口を増やし地方創生の実現を目指す

 「LINKED CITY」構想の実現に向けて、アーキネティクス代表の吹田良平氏と十勝シティデザイン創業者の柏尾哲哉氏、スマートシティ企画取締役の石垣祥次郎の3社で、合同会社「LINKED CITY Lab」を立ち上げました。「ホテルアーバニズム(街中ホテルプロジェクト)」や、「ネイバーヘッズ(創造界隈アプリプロジェクト)」などの導入展開を支援しています。

 ホテルアーバニズムは、ホテルを起点にしたさまざまな活動作りや仲間作り、産業作りを行うことで、ホテルが人やアイデアを惹き付け、にぎわうことで街のにぎわいや活力の創出をはかる構想です。

 一方のネイバーヘッズは、議論や対話する相手をマッチングさせるスマートフォンアプリ。同アプリを通じて、共通のアイデアや問題意識を持つ者同士を情報空間上でマッチングさせ、リアルな街での対話や議論につなげるサービスを提供しています。

 これら取り組みにより、地方でも適用できるテクノロジー活用や新しい結合などを促進させ、関係人口を増やすことで、地域課題の解決や新事業などの地方創生の実現を目指します。

企業情報

TEL:0103-6869-5050

参画企業が進めるLINKED CITYの全容

【精神性の高い旅~巡礼・あなただけの心の旅〈道〉100選】-その7-江島神社&江の島大師 神仏めぐり(神奈川県藤沢市) 光きらめく3女神様参り 健康&開運ウォーキング 

2021年11月8日(月) 配信

 

 太陽の光の中を歩くことは、心身の健康の向上や、ストレスケアに良いセロトニンの分泌を促進するといわれています。北欧の人々は、冬になると白夜の影響で日照時間が少ないため、意欲の低下や、倦怠感を起こしてしまいます。冬季うつ病、季節性情動障害などと呼ばれていて、スウェーデンの人々の9割がなるとのこと。

 
 光線療法という、色の光を浴びることによって、彼らは心身の健康を取り戻しています。コロナ禍前であれば、冬の季節にスウェーデンの人々の約30万人が、海外旅行へ。太陽の光が燦々と輝いている、リゾート地へ行けば、症状を改善してしまうのです。

 

 

 今回ご紹介する、江島神社と江の島大師がある江の島は、晴れた日に歩くと、太陽の光の輝きが神々しいほどの美しさを感じます。

 
 江の島は、弁財天と五頭龍の伝説が残る島。弁財天は、元々インドの水の神様である、サラスヴァティーという神様でしたが、仏教と習合されて弁財天女とされました。海上安全、芸能上達、商売繁盛などの福徳をもたらしてくれるといわれています。

 
 江島神社は、滋賀県の竹生島にある宝厳寺・竹生島神社、広島県の大願寺・厳島神社と並ぶ、日本三大弁財天の1つ。

 

江の島大師

 江島神社に祀られている、ご祭神は3姉妹の女神様。アマテラスオオミカミ様とスサノオノミコト様が高天原で誓約(うけい)という神聖な占いを行ったときに、アマテラスオオミカミ様がスサノオノミコト様の剣を噛み砕いて噴き出した霧の中から生まれたのが、タギツヒメノミコト様、タギリヒメノミコト様、イチキシマヒメノミコト様の3姉妹の女神様。

 
 1182年に鎌倉幕府を開きつつあった源頼朝の藤原秀衡調伏のために、武士であり、真言宗の僧侶でもある文覚が弁財天を勧請し、このことが弁財天信仰としての江の島創建といわれています。江戸時代になると、江戸から近いということから、江の島弁財天詣が盛んになり、観光地として発展しました。

 
 さて、江ノ電・江ノ島駅、湘南モノレール・湘南江の島駅、小田急・片瀬江ノ島駅のいずれかの駅を下車し、澄んだ青々とした海を見渡しながら江の島弁天橋を渡ると、江の島へ到着。

 
 青銅の鳥居をくぐり、お宿や飲食店、土産物屋が立ち並ぶ弁財天仲見世通りを通ると、朱色の鳥居もくぐり、手水舎で心身を清めてから、ご利益スポットが満載という辺津宮にご参拝。辺津宮は、水や航海の神様といわれるタギツヒメノミコト様が祀られています。本殿の向かいには、「銭洗い白龍王」が鎮座。こちらの白龍水の霊水で金銭を洗い、お賽銭箱にその小銭が入れば願いが叶うそうです。

 
 また、本殿横には、琵琶を抱えた妙音弁財天と八臂弁財天が祀られている奉安殿もありますので、そちらもご参拝しましょう。次は辺津宮から歩いて5分ほどで、絶世の美女といわれる、イチキシマヒメノミコト様が祀られている中津宮へご参拝。子孫繁栄や商売繁盛など、ご利益の高いスポット。

 
 中津宮から5~6分程度で、江の島大師へ到着。お不動様に、感謝と祈りをささげてみましょう。こちらから見渡せる、太陽の光を浴びた、海のきらめきが心を潤してくれます。

 

龍宮

 そして、江の島大師から数分程度で、タギリヒメノミコト様を祀る奥津宮へご参拝。3姉妹の1番上のお姉様であり、安らかに海を守る神様。奥津宮の隣にある龍宮は、安産・子育てのご利益があり、岩屋の真上にあたるため江島神社最大の開運スポット。龍宮のご祭神様は、龍王大神様です。北条時政はこちらで子孫繁栄祈願をされました。

 
 江の島は、とても石段が多く、足腰を鍛えるのにも最適ですし、心身の健康ウォーキングと開運もできて、充足感をチャージできます。

 

 

旅人・執筆 石井 亜由美
東洋大学国際観光学部講師、カラーセラピスト。精神性の高い観光研究部会メンバー。グリーフセラピー(悲しみのケア)や巡礼、色彩心理学などを研究。

 

「街のデッサン(247)」岡本太郎の日本文化論が未来的、パリで学んだ民族学の専門性が凄まじい

2021年11月7日(日) 配信

太郎の直感と思弁を埋蔵する著作

 狂気をいつでもはらんでいるような岡本太郎とは、NHKの若者番組で何度か対談した。HNKの第2チャンネルが教育テレビと呼ばれている時代で、確か「若い広場」という番組だった。岡本太郎と若者ら数人が、激動する時代の青年の生き方について議論した。のちの「芸術は爆発だ!」と太郎が叫んでいた印象そのままで、当然私らは彼の迫力に圧倒された。何しろ太郎の見開かれた眼がギラギラと私らを睨み付け、本人だけが爆発して会話にはならなかった。私には常軌を逸したオジサンとしか映らなかったが、あるときにその印象が180度転換した経験をした。

 1990年代、私は沖縄の古い中心都市だったコザが沖縄市となり、その中心商店街のまちづくりを何年間にも渡ってお手伝いすることになった。そのときに琉球の歴史や文化の研究を先行させたが、伊東忠太の「琉球―建築文化―」などをむさぼり読んだ。

 沖縄の本土復帰を記念した海洋博(75~76年)をプロデュースした泉真也先生は、早くから沖縄の島の文化の特異性に目を付けていたから、色々と話を伺った。泉先生は大の沖縄ファン。この小さな島は中国を始めとしたアジア諸国と日本本土の交流拠点のみならず、世界覇権争い時代のイギリス、オランダ、スペインなどの日本へのアプローチの要ともなった島であるから、世界中の文化が交差した。その根底には琉球独自の文化もあるから、世界で最も多様な伝統の織物から陶芸など手工芸品の文化創造風土を生み出した、が泉先生の持論だった。島を歩いて観て、確かに地場産品の豊饒さには感動した。

 その影響を多大に受けて、「世界文化と地場文化のアジマー(十字路)都市」などというまちづくりコンセプトを提出したが、たまたま手にした岡本太郎の著作「沖縄文化論」の本質性と先行性に仰天した。

 沖縄の本土復帰は72年。太郎はまだ軍政下にある59年の年末1月間、沖縄を周遊した。その前年の58年に「日本再発見」という著作を物にしているが、太郎を歓喜させた縄文時代の精華である「縄文土器論」(52年みずゑ)が起爆し、この本は日本の芸術風土の再発見を意図した旅の記録となった。旅の締めくくりは沖縄探訪であったが、太郎には「日本文化の原型としての琉球」が直観としてあった。この沖縄文化論の視点と文章と写真が素晴らしい。バタイユらとパリ大学でオセアニア民族を学んだ学識が噴出している。日本の観光は「文化観光」に向かうのは必至だ。太郎の思弁が未来を先取っている。

コラムニスト紹介

望月 照彦 氏

エッセイスト 望月 照彦 氏

若き時代、童話創作とコピーライターで糊口を凌ぎ、ベンチャー企業を複数起業した。その数奇な経験を評価され、先達・中村秀一郎先生に多摩大学教授に推薦される。現在、鎌倉極楽寺に、人類の未来を俯瞰する『構想博物館』を創設し運営する。人間と社会を見据える旅を重ね『旅と構想』など複数著す。

 

LINKED CITY 参画企業に迫る③ 丹後エリアの資産と出会う場「ATARIYA」(ウエダ本社)

2021年11月7日(日) 配信

ATARIYA

 人を生かした価値創出業として、企業や地域に展開するウエダ本社は、京都府・与謝野町に新たな価値創造の場を整備するプロジェクトを進行しています。

 地域に親しまれ、惜しまれながら3年前に廃業した元料亭「當里家」を、丹後地域の人、技術などの資産と、エリア外にある企業、NPO、クリエイターなどが交差する場「ATARIYA」としてリノベーションし、来年1月11日オープン(予定)致します。

 丹後エリアには、繊維産業を中心として世界に誇れる技術、素材が数多く埋もれています。

 それら資産と出会える丹後のゲートとなる「ATARIYA」を、海の京都(京都北部の5市2町)のワーケーションの場、丹後の資産と結び付く創発の場としていく会員を募集していきます。ぜひ、一緒に丹後エリアを熱く盛り上げていきましょう。

施設から徒歩すぐ(約8分)の阿蘇ベイエリア

企業情報

経営企画室

TEL:075-341-4111(代表)

参画企業が進めるLINKED CITYの全容

津田令子の「味のある街」「噴湯盛り」――奈良偲の里玉翠(静岡県・熱川温泉)

2021年11月6日(土) 配信

熱川温泉 奈良偲の里玉翠「1泊2食」2万7500円~(2人1部屋)▽ 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本39-1▽☎0557(23)2171。

 
 今年6月、3つの部屋をリニューアルした奥熱川にある「奈良偲(ならしの)の里(さと)玉翠(ぎょくすい)」で提供される名物料理「噴湯盛り~紡(つむぎ)~」が評判を呼んでいる。

 
 同館の姉妹店である玉翠館は、100年以上前の1914(大正3)年に、熱川の海岸線沿い、現在の道灌の湯付近で産声を上げた。その20年後、紆余曲折を経て熱川の坂の上、現在の駅前に移転する。海は伊豆旅行に欠かせない観光の目玉の1つだが、新天地は海岸線から離れ、宿から海を眺めることはできない場所だった。海がないのであれば、温泉と料理にこだわり抜くことを決意したという。

 
 新鮮な海の幸を使用した豪快な伊豆料理の味だけでは、他の宿との違いが出ない。「目と舌で楽しめる料理を」との願いから発案されたのが「噴湯盛り」だ。目でも楽しんでいただけるよう器や演出にもこだわった。

 
 熱川温泉の名物である温泉やぐらをモチーフにしたのが噴湯盛りと名付け意匠登録を行った。時は流れ、玉翠館はこの地区で一番の老舗となった。その姉妹店である奥熱川奈良偲の里玉翠と、伊豆高原大室の杜玉翠でも、伝統ある噴湯盛りをいただけるようになった。創業以来のこだわりである、目と舌で楽しめる料理を形にするため、新たに器作りから始めたという。

 
 「今回の噴湯盛りは、創業の地である、坂に富んだ熱川温泉の地形をイメージしております。そして、先代たちからの料理、温泉への思いを紡ぐという意味も込め、「噴湯盛り~紡(つむぎ)~と命名いたしました」と太田宗志専務はおっしゃる。「あふれ出る湯けむりは、我われにとっては先代たちの思いが、お客様にとっては、料理の中でも温泉地らしさを感じるものであってほしいと切に願っております」。お料理からあふれ出る湯けむりは話題性に富み、「新鮮で温泉地らしさがにじみ出ている」と、お客からも好評だ。

 
 湯守が丁寧に見守る源泉掛け流しの湯舟に浸かれば心が解けてゆくのがわかる。玉翠の木のぬくもりに包まれた客室にある露天風呂と、2つの大浴場で、心地のよい時間を過ごしている。

 

(トラベルキャスター)

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。

LINKED CITY参画企業に迫る③ 街を作るホテル「HOTEL NUPKA」(十勝シティデザイン)

2021年11月6日(土) 配信

HOTEL NUPKAの外観

 十勝シティデザインが北海道帯広市に開業したリノベーションホテル「HOTEL NUPKA(ホテルヌプカ)」は、食の名店が集中する中心市街地エリア内の恵まれた立地にあります。1階カフェ&BARでは、十勝産大麦100%麦芽のクラフトビール「旅のはじまりのビール」と地元食材を生かした料理が楽しめます。宿泊ゲストと地元生活者との交流の場となるイベントも定期的に開き、新しい街のにぎわいを作り出す「街を作るホテル」として、ユニークな取り組みを展開しています。

 夜には、ばんえい競走で活躍した馬が曳く馬車ツアー「馬車BAR」が街を巡り、「旅のはじまりのビール」を片手に、最高の十勝時間を堪能できます。ホテルを拠点に、昼は雄大な自然を楽しむ時間を、夜は街なかで十勝の恵みの食べ歩きを楽しめます。

 今年4月に新規開業した別館「NUPKA Hanare」は、ワーケーション滞在に最適化された「暮らしたくなるゲストルーム」。安心してテレワークできるコワーキングスペースもあり、長期滞在にも最適で、新しい暮らし方・働き方のヒントを十勝・帯広で見つけてください。

企業情報

HOTEL NUPKA

TEL:0155-20-2600

参画企業が進めるLINKED CITYの全容

NAA、五輪関係者で利用増 21年度4~9月約262万人

2021年11月5日(金) 配信

田村明比古社長。「1日当たり3500人としている入国者の上限が緩和されない限り、コロナ禍前の利用水準に戻らない」との見通しを示した。

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)が10月28日(木)に発表した2021年度上期(4~9月)の航空発着回は、前年同期比35%増の6万4544回、航空旅客数は同93%増の261万6325人となった。このうち、国際線は発着回数が同31%増の4万9526回。旅客数は同81%増の93万3863人。

 東京2020オリンピック・パラリンピックの関係者の出入国が増えたことが主な要因。

 夏には帰省やレジャーなどの需要が増えたため、国内線は発着回数が同49%増の1万5018回、旅客数は同100%増の168万2462人となった。

 田村社長は「1日当たり3500人としている入国者の上限が緩和されない限り、コロナ禍前の利用水準に戻らない」との見通しを示した。

 国際線貨物便の発着回数は同28%増の2万4945回と最高だった。旅客便の運休 で貨物スペースが減少し、臨時便が多数運航されたことや、北米などでの自動車需要の回復で、部品の輸出が増加した。

 今後については、「急な国際線旅客便の回復が見込めないため、貨物便の便数は好調を維持する」(同社)と見越す。

 同日に発表された9月の総発着回数は前年同月比30%増の1万1076回。総旅客数は同50%増の30万5641人。太平洋とアジア線でビジネス需要が増えたことが影響した。

国内線の発着改善 宣言解除で旅利用増

 10月1(金)~23日(土)までの国際線発着回数は、前年同期比44・8%増の3319回、出国旅客数は同26・7%増の4万2500人だった。

 国内線の発着回数は、同45・0%増の2016回。前々年比では同35・0%減で21年9月同期の同47・0%から改善した。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除され、旅行利用が増えた。

 田村社長は「Go Toトラベルキャンペーンの再開を待ち、航空券を買い控える消費者が増加している。国内線の本格的な回復にはGo Toが必要だ」と述べた。

日本専門新聞協会、より正確な報道へ 第74回専門新聞大会開く

2021年11月5日(金) 配信

入澤亨理事長。「時代が大きく変わろうとしている現在の潮流を見誤ることなく、協会を運営していく」と決意を述べた

 日本専門新聞協会(入澤亨理事長)は10月19日(火)、帝国ホテル(東京都千代田区)で「第74回日本専門新聞大会フェスティバル」を開いた。コロナ禍で不確かな情報が国民の混乱や分断をもたらすなか、より正確で公正に報道することを確認した。

 入澤理事長は冒頭、SNSの普及により情報伝達手段が多様化し、昨年教育現場での著作権利用が有料化されたことに触れた。そのうえで、「時代が大きく変わろうとしている現在の潮流を見誤ることなく、協会を運営していく」と決意を述べた。

 時局講演会では、ジャーナリストの後藤謙次氏が「これからの日本の政治・外交はどうなる」をテーマに登壇した。

後藤謙次氏。「新しい資本主義の具体案を早急に発表するべきだ」と述べた

 後藤氏は「岸田文雄政権は原油高による物価の上昇を抑制した場合、コロナ禍で経済的に苦しむ多くの国民に評価され、長期政権になるのではないか」と持論を展開。さらに、「国民の多くが30年以上、賃金が上昇しておらず、一部が多くの所得を得ているため、新しい資本主義の具体案を早急に発表するべきだ」と述べた。

 菅義偉前首相については「9月に行われた自民党総裁選で、1日の感染者数が4000人となり、多くの一部の国民が反発していた五輪期間中に出馬を表明した。感染状況が落ち着いた8月下旬に立候補していれば、総裁の職を続けられた」との見方を示した。

 同日に行われた第28回写真コンクールの表彰式では、976点の作品の中から20点が受賞した。併せて、同会はコロナ後の社会の変化を見つめる専門紙の使命と役割を表彰する第74回新聞週間キャッチフレーズの入選作3点を発表した。このうち、優秀作には「コロナ後の 社会読み解く 専門紙 欠かせぬ情報 確かな未来」が選ばれた。

日本初、奈良が開催地に 第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラム(観光庁)

2021年11月5日(金) 配信

第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラムの開催地に、日本で初めて奈良が選定された

 観光庁はこのほど、2022年6月13(月)~15日(水)に開かれる「第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」の開催地に奈良県が選ばれたことを発表した。同フォーラムが日本で開催されるのは初めてとなる。

 開催地は、ベルギーのブルージュで開かれた第6回フォーラムで発表された。

 「ガストロノミーツーリズム」は、その土地の気候風土が生んだ食材や習慣、伝統、歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的とした旅行形態。

 国連世界観光機関(UNWTO)は、ガストロノミーツーリズムの普及のため、15年のスペインフォーラムから毎年「ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」を開いている。官民が一堂に会し、世界での観光や食文化の理解を促進させるため、有益な情報を提供する。また、歴史的・文化的な背景が育んだ固有の食文化を、世界に向けて発信するPRの場にもなっている。

 各国の観光大使級・政府関係者や、自治体関係者、教育関係者、シェフ、観光関連事業者、出版社など、国内外から延べ1800人程度が参加する予定だ。

KNT-CT、「世界遺産カレンダー」 22年版の予約受付始める

2021年11月5日(金)配信

2022年版「近畿日本ツーリスト 世界遺産カレンダー」

 KNT-CTホールディングス(米田昭正社長、東京都新宿区)は11月1日(月)、2022年版の「近畿日本ツーリスト 世界遺産カレンダー」の予約受付を始めた。価格は1本2200円(税込)、別途送料500円(同)が必要。22年1月9日(日)まで、近畿日本ツーリスト公式ホームページで販売している。

 1996年に制作を始めた同社オリジナル「世界遺産カレンダー」は、22年版で27作目となる。当初、取引先などに配布していたものが好評を受け、これまで複数のカレンダーコンテストで上位を獲得したことから、お客から購入依頼の声が高まり、販売を開始した。

 表紙は年間カレンダーとして使用できるほか、ひと月ごとに作成された中面には、その月の世界遺産の説明や場所を示す地図が入る。貴重な建造物や遺跡などの文化遺産や、景観・自然環境などの自然遺産の四季折々に合わせた選りすぐりの写真で1年間楽しめる。

 サイズは、760ミリ×520ミリのB2判カラー13枚綴り。商品代金の入金が確認でき次第、12月上旬から順次発送する。