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日本初、奈良が開催地に 第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラム(観光庁)

2021年11月5日(金) 配信

第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラムの開催地に、日本で初めて奈良が選定された

 観光庁はこのほど、2022年6月13(月)~15日(水)に開かれる「第7回ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」の開催地に奈良県が選ばれたことを発表した。同フォーラムが日本で開催されるのは初めてとなる。

 開催地は、ベルギーのブルージュで開かれた第6回フォーラムで発表された。

 「ガストロノミーツーリズム」は、その土地の気候風土が生んだ食材や習慣、伝統、歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的とした旅行形態。

 国連世界観光機関(UNWTO)は、ガストロノミーツーリズムの普及のため、15年のスペインフォーラムから毎年「ガストロノミーツーリズム世界フォーラム」を開いている。官民が一堂に会し、世界での観光や食文化の理解を促進させるため、有益な情報を提供する。また、歴史的・文化的な背景が育んだ固有の食文化を、世界に向けて発信するPRの場にもなっている。

 各国の観光大使級・政府関係者や、自治体関係者、教育関係者、シェフ、観光関連事業者、出版社など、国内外から延べ1800人程度が参加する予定だ。

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